東京では常識!? 単身の賃貸物件では「引越しの挨拶」は不要ってホント?

日刊Sumai

2018/3/9 21:30



kou / PIXTA(ピクスタ)
新年度に向けての引っ越しシーズン到来。
物件、引っ越し業者の手配をして荷造りや諸々の手続きなど、やることはたくさんありますね。
生活の変化をもたらす「引っ越し」は暮らしのなかでも大きな出来事ですが、引っ越し作業をどこまで「やる、やらない」の線引きは人それぞれ。
たとえば、不用品の処分ひとつにしても、引っ越し代の足しにしようと買取り依頼やネットに出品する方もいれば、面倒くさいと言ってお金を払ってゴミとして処分する方。
賃貸物件の敷金を少しでも戻すために退去する家を一生懸命掃除する方、そのまま出ていく方。
それらの「線引き」には、自分のルールや価値観などが反映されますね。

ocsa / PIXTA(ピクスタ)
今回は東京都某区の単身賃貸物件で暮らす筆者が、実体験をもとに引っ越し後の近隣への挨拶のできごとについてお伝えします。

さっそく近隣へごあいさつ!果たしてその結果は…?

furuken / PIXTA(ピクスタ)
一昨年、千葉県から東京へ越してきた筆者。
引っ越し前に近隣へのご挨拶品1軒あたり400円程度の入浴剤を購入し、個別に簡易包装をして用意しました。
「食べ物やタオルをもらったことがあるけど、好みなどいろいろあるから……」と、前回の引っ越しでは洗濯用洗剤をお配りし、今回は入浴剤。
これから寒くなる季節だし、自分がもらって助かるものをモットーに選んだ品に、我ながらナイスチョイスだと思っていました。
ご挨拶は引っ越し当日から1週間程度で済ませたいと思い、両隣と真下の階の方、計3か所へ挨拶品を持って伺いました。

pu- / PIXTA(ピクスタ)
「ピンポーン」
「……」
「ピンポーン」
「……」
どのお宅も応答しません。
日を替え時間も替えて再訪。
「……」
応答しません。

EKAKI / PIXTA(ピクスタ)
筆者の住まいは単身用オートロックの物件。
外からの訪問者はエントランスで室内にモニターがあり、訪問者を特定できます。
筆者の押したドアのチャイムは入居者と判断していただけたと思いますが、残念ながらどなたも応対してくれませんでした。
暮らす街はほのぼのとした雰囲気が魅力ですが、マンション内は個人間のセキュリティーがかなり強めでした。

東京で単身の賃貸物件は「挨拶不要説」があるってホント?

Fuchsia / PIXTA(ピクスタ)
上記の話を東京23区内の単身もしくは二人暮らし用の賃貸物件に住む友人数人にしたのですが、挨拶に行った人と行かない人は半々。
驚くべきことに、挨拶に応対してもらった人はゼロです。
ある友人は「近隣への挨拶は昭和の時代に終わったよ」と大笑いされたと言います。
挨拶行く派は、用意した挨拶品にメモをつけてドアノブに掛けた、もしくはポストに押し込んだと言っていました。
「都内賃貸物件(1~2人住まい)挨拶不要」は定説のようです。
筆者は在宅だけど応対しないという反応にカルチャーショックを受けました。

引っ越しのあいさつは新居だけじゃない、別れのあいさつは忘れずに!

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
先述の挨拶品は、旧宅の近隣の方々へお配りすることができました。
旧宅では近隣さんと小さな交流があったので、不在の場合はメモをつけてドアに掛けて置くつもりでいました。
新しい生活はもちろん大切ですが、サヨナラする近隣さんへの挨拶は大切だと思います。
普段多くの言葉を交わさなくても「どうぞお元気で!」と言われると、この街を離れるのだなとしみじみ感じたものでした。

住人以上に「大家さん」や「管理人さん」への挨拶もお忘れなく!

Non+i / PIXTA(ピクスタ)
同じマンションに大家さん(オーナー)が住んでいる場合や、管理人さんがいる場合はぜひご挨拶するのをオススメします。
一度顔を合わせておくと、困りごとが起きた時、相談しやすいですよ。
挨拶品は高額なものではなく、ほんの気持ちで良いと思います。

いかがでしたか。
分譲マンションや戸建ての家は長く住むことが前提でご近所付き合いは大切。
ですが、街の変化以上に人の出入りの激しい東京の少数暮らしの挨拶は遠い昔のことなのかもしれません。
引越しを控えている皆さんは、ぜひ参考してくださいね。

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