堀口恭司、矢地祐介、浅倉カンナら初代王者・女王参戦! 今年初戦の『RIZIN.10』はGW開催

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2018/3/9 18:26


格闘技の祭典、あの『RIZIN』の初戦がゴールデンウイークに開催される。名称もナンバーシリーズが復活。5月6日(日)にマリンメッセ福岡で『RIZIN.10』として行われ、大晦日の『RIZIN.14』まで今年は計5回開催される。

RIZINのネーミングは日本古来の「雷神」と、「rising(sun)」(日の出)、そしてアルファベットの最終文字Zを用い、「最終」「究極」という意味も持たせ、「永遠に昇り続ける」「輝き続ける舞台」という願い、意思が込められている。このRIZINの新章が2018年幕を開ける。

『RIZIN.10』は、さっそくワクワクするカードを揃えてきた。山本"KID"徳郁に憧れ、そのジムのKRAZY BEEで鍛えられた堀口恭司もその一人だ。昨年末に行われた『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』のバンタム級では、2回戦のガブリエル・オリベイラ(ブラジル)を左フックで倒し、準決勝でマネル・ケイプ(アンゴラ)を相手に肩固めで一本勝ち。石渡伸太郎との決勝戦も右フックで優勝を勝ち取った。

その堀口を対戦するのは、元TPFフライ級王者のイアン・マッコール(アメリカ)だ。堀口が唯一3Rまで持ち込まれたケイプとの2回戦では、ひざ蹴りを顔面にもらい、大量出血で泣く泣くドクターストップ。優勝候補だっただけにマッコールも不完全燃焼の敗戦となった。

そのマッコールは「堀口のようなハイレベルな選手と試合ができ、モチベーションも高くなっている。(年末は)本当の力を見せられていないから、今回の試合で本当の僕を見せたい」とコメント。ある意味、マッコールの“出直し戦”となるのが今回の堀口戦で、いやがおうにもこの一戦は見ごたえのあるバトルになるだろう。

さらに、朝倉海と対戦するマネル・ケイプは、とにかく“お騒がせマン”だ。マッコールとの公開計量日にちょっかいを出して乱闘寸前になったり、そのマッコール戦終了後もリング上で挑発したりと、その言動は“アンゴラの暴走王”というあだ名のとおり。対する朝倉は前田日明がプロデュースする総合格闘技「ジ・アウトサイダー」から昨年末、RIZINに初めて参戦。才賀紀左衛門との壮絶な殴り合いを2Rで制し、持ち前のスピード感溢れるパンチングでその名を世に広めた。

こうなると、暴れん坊のケイプを朝倉が持ち前のパンチで仕留められるかが見どころで、一瞬も目を離せない緊迫のバトルとなるだろう。

また、RIZINで4連勝を続ける矢地祐介とディエゴ・ヌネス(ブラジル)との一戦も注目カードだ。ヌネスは「日本のファンがファイターたちに見せるリスペクトは世界一。それに応えるためにどんな姿になっても戦い続けるサムライの姿を見せたい」と日本にシンパシーを覚えるファイターのひとり。あのキモ強い北岡悟や、PRIDEのリジェンドファイター・五味隆典を倒した矢地の実力は本物。ヌネスはこの矢地を倒して一躍スターダムに登りたいと思っているはずで、今からこのバトルの行く末を確かめたいところだ。

女子に目を移すと昨年末、絶対女王の名をほしいままにしていたRENAを決勝で仕留め、初代RIZIN女王の座を獲得した浅倉カンナとメリッサ・カラジャニス(カナダ)の一戦も目が離せない。一躍、時の人となった浅倉の女王としての第一戦目となるこの試合は、彼女にとって絶対に負けられないバトルになる。もちろん、下馬評では浅倉有利は揺るがないが、カラジャニスもKOTC(キング・オブ・ザ・ケイジ)で戦いを重ねてきたファイター。スタンド・グラウンド両面で戦えるとあって、特に寝技を得意とする浅倉とのマウントの取り合いを見てみたい。

3月8日の記者会見で、急きょ追加発表されたのがアンテ・デリア(クロアチア)vsリカルド・プラセル(ブラジル)戦だ。デリアはあのミルコ・クロコップが「こいつは規格外」と太鼓判を押すほどの逸材。しかし、2011年のプロデビューから6戦全勝後は、ヨーロッパで活躍するも怪我のため長期離脱を余儀なくされた。今回の『RIZIN.10』は2年半ぶりとあって“試合勘”が戻るのかがカギとなる。

対するプラセルは身長2メートルという長い手足でここまで無傷の9連勝、そしてフィニッシュ率100%という実績を引っ提げての参戦だ。直近の試合では『Aspera FC』(ブラジル)のヘビー級タイトルを奪取し、自信満々でデリアと対戦する。ブラジル人らしく、絡みついたら離さない寝技が最大の武器というプラセル。加えてキックボクシングで培った打撃、スピードのあるタックルなどもこなす万能型選手で、まさにヘビーなバトルが繰り広げられるのは必至だ。格闘好きならメモリアルになる一戦になる予感がぷんぷんと臭っている。

その他、ウェイリー・ジャンvs村田夏南子戦や、石井一成vs栄井大進戦など魅力のバトルが満載。今年の初戦となる『RIZIN.10』を見逃したら、後悔することになるのは間違いない。年々、いや日々進化を続けるRIZINのファイターたちの新たな成長を見届ける最初の大会は必見だ。

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