同調は危険!「ママ友の悪口」への大人な対処法は?【第64話マンガ連載:鈴木さんちの子育て通信】

ウレぴあ総研

2018/3/9 11:00

皆さんこんにちは、Chaccoです!

仲の良いママ友から、別のママ友の悪口を言われたとき、みなさんはどうしていますか?

「えーひどいね!」と同調する? 「へ~、そうなんだ~」と流す?

以前『ママ友ランチのジレンマ』でも登場したママ友のA子さん。

今も月イチくらいでお茶をして、互いの近況報告や育児の悩み事、おすすめのお出かけスポットの話などでおおいに盛り上がる仲です。

しかし先日、行きつけのカフェで、A子さんは「もうちょっと聞いてよChaccoママ~!」と眉間にしわを寄せながら話し始めたのです。

A子さん「今さぁ、保育園の新年度の役員決めをしなきゃいけないじゃん?なのにB美さんが今回パスしたいって言ってきてさぁ~!パート勤めで時間ある筈なのにズルくな~い!?」

ワタシはA子さんの口から初めて誰かの悪口が出たことに驚きました。

しかもそれが同じ保育園に通うB美さんの話なので反応に困ります。

ワタシ「ちょ、ちょっと待って…それ本人から聞いたの~!?」

A子さん「うん。B美さんから直接LINEで言われた!(語気強め)」

ワタシ「えええええええっ」

■波風を立てない為には、どう反応するのが正解?

ただの噂だったらよかったのに、思いのほかガチな内容に冷や汗が止まりません。

この場合『それはひどいね!ワタシもB美さんズルいと思うわー!』とA子さんに同調するべきなのか?ワタシ自身はそんなこと1ミリも思ってもいないのに!?

今後のお付き合いも視野にいれたら『B美さんにも何か事情があったんじゃないかな?急に仕事が増えたとか…』とB美さんを擁護するべき?でもそしたらA子さんに嫌われるかも!?

うおぉぉ、A子さんと仲のイイ状態をキープしつつB美さんの悪口を言わない方法は何かないのか!?

そもそもA子さんがワタシと全く面識のない、今後会うことも一生ないであろう他人の悪口を言ってたなら「うっわぁー、超ズルいじゃんその人!マジありえなーい!」と何の躊躇もなく同調していました。

別にワタシだって誰かの悪口くらい言うし、共通の敵を作ることでスッキリすることもある。

もしくはA子さんがワタシにとってどうでもいい人であったら「へ~、そうなんだ~。」「いやぁ~、A子さん大変じゃ~ん!」とソレっぽく相槌を打ってやり過ごすことも出来ます。

つかずはなれず、敵にも味方にもならない距離感で、保育園生活を円滑に進めるためのお付き合いに徹します。

■小手先の対応は危険!

しかし、今回は大事な人が大事な人の悪口を言うというややハードめの内容なので、こういった小手先のテクニックを使うと、A子さんに『なんかテキトーにあしらわれてるな~』って速攻でバレます。顔に出やすいワタシはきっと秒速でバレます。

そしたら嫌われてA子さんとママ友で居られなくなる。もうA子さんとお茶しながらキャッキャウフフできなくなる。保育園に行きづらくなるし、小学校・中学校まで気まずくなるかもしれない。

そんなのはゼッタイ嫌だー!

ワタシは珈琲をすすりながら覚悟を決めました。

『ここはひたすら誠心誠意A子さんと向き合うしかない…!』

そしてワタシはあえて質問には答えず、逆にこちらからA子さんに質問してみました。

ワタシ「ち、ちなみにA子さんは新年度の役員は何をするの?」

その瞬間ギンッと目が光ったA子さん。

A子さん「それが聞いてよ、一番大変なクラス委員になるかもしれないのー!」

その言葉を聞いて、A子さんがB美さんをズルいと言った意味が分かりました。

恐る恐る質問をかぶせてみました。

ワタシ「えぇ~待って!A子さん今は育休中だけど来年度からバリバリ仕事復帰する予定でしょ!?」

さらにギギギンッ!と目が光るA子さん。

A子さん「いやもう、久しぶりの仕事でチョー心配なの~!すでに産休育休で同僚たちには迷惑かけたから復帰したら早上がりもできないし…そうするとお迎えも6時くらいになるし…あぁ~子どもが可哀相だーとか考えると夜もあんま寝れなくて…マジ最近全然疲れとれないんだぁ…」

気付くとB美さんのことはどこか遠くへ行き、話の内容はA子さんがストレス過多だという現状にシフトしていきます。ということはB美さんはただのキッカケで根っこはA子さん自身の問題?

■相手が求めているのは、同調ではない!?

その後もマシンガンのようにズドドドーー!とA子さんの口からあふれ出す最近のストレスの数々。

職場復帰したら以前よりも責任のあるポストに就くからプレッシャーを感じてること、

旦那が土日に仕事で毎週末ワンオペ育児であること、

近所に住むじぃじ・ばぁばはまだまだ仕事が忙しく育児を頼めないこと、

たまに襲うめまいの症状が治療してもあまり改善しないこと、

最近あまり楽しみが無く、とりたてて趣味がないこと…などなど。

決して明るい内容ではないのですが、とくとくと話しているA子さんの表情は次第に明るくなっていきます。本当はコレが一番しゃべりたかったかのような表情でイキイキしだしたのです。

A子さん「は~~っ、なんか喋ったらスッキリしたぁぁ~~Chaccoママ有難うねぇ~!」

A子さんは憑き物が取れたように清々しい顔でニッコリ笑っていました。

そうか!これはワタシにもよくある『ただ話を聞いて欲しいモード』だったのかー!

内心ずっとビクビクしていたワタシは謎が解けてイッキに放心状態…。

しかし今までの軽いお付き合いじゃ知りえなかったA子さんのことを沢山聞けて一層A子さんを好きになりました。

■ポイントは「旦那」になる事

ワタシがしたことはいたってシンプルなことですが、

感覚的には『普段、旦那がワタシにしてくれてること』を参考にしていた気がします。

相手を信頼して過剰なリアクションや嘘の意見は言わない。

ちゃんと理解するために否定も肯定もせず冷静に話を聞く。

うまく答えられない質問には無理して答えなくていい。

相手の目を見て丁寧に受け答えをする。

なので、今後もA子さんがもししんどくなって誰かの悪口などをこぼしたときは、

『ワタシは今A子さんの旦那だ!』と思って、その時間だけ仮の旦那さんになろうと思います。

コレが果たして他のママ友にも効果があるのかどうかは、関係の深さや付き合い方で変わってくると思いますが、やはり仲良くしたい人には精神誠意、実直に対応するしかない。

それを『八方美人』『いい子ちゃんぶってる』と受け取られたらもうそれはもうしょうがないことで。

やはり学生の頃とは違う大人の付き合いなんだから、無理に合わせることもしなくていいし、過度に嫌うこともしなくていいのが楽じゃないかと思います。

ちなみにA子さんはその後B美さんの悪口は一切言わず、保育園でもフツーに話かけていました。

あの時、つられてB美さんの悪口を言わなくて本当に良かったです…(笑)

つづく

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