プロ直伝!まだまだ冷える冬終盤に、ほっと温まるちょい足し家電

SUUMOジャーナル

2018/3/8 08:00

プロ直伝!まだまだ冷える冬終盤に、ほっと温まるちょい足し家電
春らしい日も増えてきた今日このごろ。といっても寒い日は真冬並みの気温ですが、もう春も目の前に迫っているのに、本格的な暖房器具を買い足すのは抵抗があります。そこで、寒暖差の激しいこの季節を乗り切るために、プロおすすめのちょい足し家電を聞いてきました。機能説明やおすすめ度はもちろん、「人間に例えたらどんな性格?」なんて、ちょっと無茶な質問にも答えてもらいました。

エントリーNo.01 暖房家電の王道をゆく!-ヤマダ電機LABI

最初に突撃したのは「ヤマダ電機 LABI 新宿東口館」の家電アドバイザー高野陽平さん。2017年の終盤から2018年初頭にかけて冷え込みが激しかったことを受け、暖房家電の人気が急上昇。取材に伺った2月初旬には、既に多くの暖房機器が完売、或いは在庫僅少という状態でした。そんななかでも、まだまだ冷える冬の朝晩を乗り切るために、おすすめのちょい足し家電をばっちり紹介してもらいました。
※2018年2月6日・取材時点の情報です

高野さん イチオシは送風・温風兼用のファンヒーター「dyson Pure Hot+Cool link HP03」です。面倒な設定をしなくても、オートモードが搭載されているので、空気の状態を見て風量を自動調節してくれます。また空気清浄器の機能も果たし、高い密閉性を持つ360°グラスHEPAフィルターで花粉やバクテリア、ウイルスだけでなくPM0.1レベルの微細な粒子や有害なガスまで除去してくれます。空気を清浄にしながら、温風も涼風も使い分けができるので、季節を選ばずに活躍する家電ですね。

年間を通して利用できる多機能家電なので、空気清浄器や扇風機、ストーブなどの置場・収納場所にお困りの方、ワンルームなどコンパクトな部屋にお住まいの方におすすめです。アプリと連動したスケジュール機能も備え、運転予約も可能なので、仕事中にペットを家に残しているという方にもぴったりです。

どんな状況でも暖かく、或いは涼しく、自分にとって快適な環境づくりをサポートしてくれるので、もしこの家電が人間だったら人助けの上手な人じゃないかなと思います。
高野さんイチオシのファンヒーター(写真撮影/宮崎 林太郎)
高野さんイチオシのファンヒーター(写真撮影/宮崎 林太郎)
「LABI新宿東口館」店頭価格:59,800円(税抜)/LABI新宿東口館提供データより筆者作成
「LABI新宿東口館」店頭価格:59,800円(税抜)/LABI新宿東口館提供データより筆者作成

高野さん 続いて紹介したいのが「コロナ 遠赤外線ヒーター〈コアヒート〉 DH-1217R」です。省エネセンサーを搭載し、無駄な電気代を節約してくれるので、補助暖房家電にぴったり。遠赤外線による輻射熱が直接当たったものから暖めてくれるので、離れていても温かく、タテ・ヨコ・上下と向きや角度を好みで変えられるので、シチュエーションによる使い分けも可能です。

省エネセンサーによる電気代カットや、輻射熱によって広範囲を暖めてくれることから、エアコンが付けられないお部屋にお住まいの方や、冬場の電気代が気になる方におすすめです。マイコン制御(電源を入れると一時的に設定温度より高温で起動する機能)で素早く暖めてくれるので、着替えの間など短時間だけ利用したいという方は重宝すると思います。

もし人間だったら、自分以外にも熱を届けていくので、周りの人たちも巻き込んで行動ができるのような熱血漢を想像しますね。
「ヤマダ電機オリジナルカラーのゴールドもあります」と高野さん(写真撮影/宮崎 林太郎)
「ヤマダ電機オリジナルカラーのゴールドもあります」と高野さん(写真撮影/宮崎 林太郎)
「LABI新宿東口館」店頭価格:22,100円(税抜)/LABI新宿東口館提供データより筆者作成
「LABI新宿東口館」店頭価格:22,100円(税抜)/LABI新宿東口館提供データより筆者作成

高野さん 最後にご紹介するのは「d-design ハイブリッド式加湿器 DKHS-3521 NWD/DWD」です。背の高いタワー型なので、高い位置からのミスト噴射でエアコンとの併用でも効率よく加湿することができます。超音波+ヒーターのハイブリッド式なので、蒸気が高温になりすぎず、しかし加湿ミストの殺菌効果が見込める温度までは上昇するため、衛生的かつ安心してご使用いただけます。アロマにも対応しているので、お好みの香りによるリフレッシュも可能です。

縦長で接地面積が小さいため、省スペースにもなり、コンパクトな部屋にお住まいの方にも便利です。スタイリッシュなデザイン家電なので、広い部屋にお住まいでも、インテリアとしてお気に召される方もいらっしゃるかと思います。家電までおしゃれにこだわる方にはこの商品をおすすめしたいですね。

この家電はエアコンなど他の器具との相性も良く、サポートに向いているので、優しい性格の人物を思い浮かべました。
木目調デザインの商品は明るめと暗めの2色(写真撮影/宮崎 林太郎)
木目調デザインの商品は明るめと暗めの2色(写真撮影/宮崎 林太郎)
「LABI新宿東口館」店頭価格:16,100円(税抜)/LABI新宿東口館提供データより筆者作成
「LABI新宿東口館」店頭価格:16,100円(税抜)/LABI新宿東口館提供データより筆者作成
エントリーNo.02 主役の暖房を引き立てる!-ヨドバシカメラ

続いて向かったのはヨドバシカメラ新宿西口本店マルチメディア館。こちらでもファンヒーターやオイルヒーターなど、オーソドックスな暖房家電は人気のため、やはり完売している商品も多いそうです。そんななか、家電コンシェルジェの仲田大樹さんが、ちょっと目線を変えた暖房のサポート家電を案内してくれました。
※2018年2月7日・取材時点の情報です

仲田さん 暖房の補助家電として一番のおすすめは「象印 布団乾燥機 RF-AC-20-WA」です。こちらは暖房器具ではありませんが、布団乾燥機能だけでなく、布団のあたため機能が搭載されている点が大変便利です。アタッチメントを取り付けるなどの手間が必要なく、折りたたまれているノズルを開いて、送風口を布団に差し込むだけで布団全体に熱がしっかりと行き届くので、取り回しが非常にラクな点が特に人気を呼んでいます。送風口を部屋に向けて使えば、ちょっとした補助暖房としても利用できますよ。

「夜、寒くてなかなか寝付けない」「部屋は暖かいけど冬の布団は寒くて入るのに勇気がいる」といった方々にぴったりです。使い方も送風口を布団の中に入れてスイッチを入れるだけなので、機械の操作が苦手という方にも是非おすすめしたいですね。布団全体をしっかり暖める「しっかり」コースと、時間がないときにうれしい「お急ぎ」コースの使い分けもできるので、仕事や家事、子育てに忙しい方にも重宝すると思います。

操作も簡単で、布団を暖め心身ともにリラックスできる状態をつくってくれるので、もし人間だったら「気の合う友人」のような存在ではないでしょうか。一緒にいるとほっとして、いなくなると物足りない、そんな家電だと思います。
仲田さんによる布団乾燥の実演(写真撮影/宮崎 林太郎)
仲田さんによる布団乾燥の実演(写真撮影/宮崎 林太郎)
「ヨドバシカメラ新宿西口本店」店頭価格:14,080円(税抜)/ヨドバシカメラ新宿西口本店提供データより筆者作成
「ヨドバシカメラ新宿西口本店」店頭価格:14,080円(税抜)/ヨドバシカメラ新宿西口本店提供データより筆者作成

仲田さん 次におすすめしたいのが「コイズミ 電気肩ひざ掛け KDH5067」です。こちらは暖房器具のなかでは、電気代が非常に安価(※)です。腰から下を暖めてくれる「ひざ掛け」としてだけでなく、腕を通すための穴が付いているので、肩から羽織ってカーディガンのような使い方もできます。電源を入れなくても、羽織るだけで暖かいので、春先のちょっとした冷え込み対策にも便利です。

エアコンだけでは足下が少し寒い、電気ストーブを近くに置くのは怖いし熱すぎるといった方にぜひ試してほしい商品です。エアコンなどの暖房器具による乾燥が苦手、という方にもおすすめです。

人物に例えるとしたら、省エネで身体を優しく暖めてくれる、まるで自分をよく気遣ってくれる恋人のような存在だと思います。
※1時間当たりの電気料金:約1.4円(1kW/h 27円)。同社の遠赤電気ストーブは約16.2円/出典:小泉成器株式会社ホームページより
電気肩ひざ掛けを羽織る仲田さん(写真撮影/宮崎 林太郎)
電気肩ひざ掛けを羽織る仲田さん(写真撮影/宮崎 林太郎)
「ヨドバシカメラ新宿西口本店」店頭価格:6,640円(税抜)/ヨドバシカメラ新宿西口本店提供データより筆者作成
「ヨドバシカメラ新宿西口本店」店頭価格:6,640円(税抜)/ヨドバシカメラ新宿西口本店提供データより筆者作成

仲田さん 最後にご案内するのは「ゼンケン 窓下ヒーター ZK-91」です。窓の下に置くことで、窓から入ってくる冷気をシャットアウト、結露も防止してくれるので、お家のコンディションを整えてくれる家電です。うっかり素手で触れてしまったり、カーテンが揺れても安全な設計なのもうれしいポイントです。

「窓から入ってくる冷気が気になる」「外の光を取り込みたいけれど、カーテンを開けると寒い」という方におすすめです。一軒家にお住まいの方を中心に人気の商品です。

冬場でも冷気を気にせずカーテンを開けて部屋を明るくでき、結露によるカビの発生も抑制できるので、もし人間だったら、明るく陽気な性格をしているのではないでしょうか。一緒にいると周りもつられて陽気になる、そんな存在だと思います。
細長く場所を取らない窓下ヒーター(写真撮影/宮崎 林太郎)
細長く場所を取らない窓下ヒーター(写真撮影/宮崎 林太郎)
「ヨドバシカメラ新宿西口本店」店頭価格:13,500円(税抜)/ヨドバシカメラ新宿西口本店提供データより筆者作成
「ヨドバシカメラ新宿西口本店」店頭価格:13,500円(税抜)/ヨドバシカメラ新宿西口本店提供データより筆者作成
エントリーNo.03 暖房じゃなくてもぽかぽか?-ビックカメラ

次に待ち構えるのはビックカメラ新宿西口店。どこへ行っても暖房家電は売れ行き好調で在庫は僅か、これはそろそろネタも尽きたかなと思いきや、「暖房器具じゃなくても暖まればOKですよね?」と変化球が待っていました。家電コーナー担当の池田祐記さんに案内をお願いしました。
※2018年2月7日・取材時点の情報です

池田さん 暖房器具に頼らなくても、身体を暖める効果が期待できる家電はあります。そこでまずご紹介したいのが「フジ医療器 フットマッサージャー〈モミーナエアー〉 KC-210」。足首からふくらはぎにかけてをすっぽりと覆い、大型のカフ式エアーバッグがおおわれた部分全体を「しぼりもみ」することで血行を促進します。足の甲側にもエアバッグが搭載され、上から押さえつけながら足裏をローラーでしっかり揉みほぐしてくれます。さらに足裏にはヒーターが搭載されているため、冬場に冷えやすい足元から、身体をぽかぽかに暖めてくれます。

足の冷えに悩んでいる冷え性などの方、立ち仕事で足が疲れている方などにイチオシです。空気圧によって包み込むようにマッサージしてくれるので、痛いのが苦手な方でも安心ですよ。

もしこの「モミーナエアー」が人間だったら、3つの自動コースや5段階の強弱調整が搭載されていることから「聞き上手の提案上手」な性格をしているのではないかと思います。
池田さんによる実演。一度はまると抜け出せない心地よさ(写真撮影/宮崎 林太郎)
池田さんによる実演。一度はまると抜け出せない心地よさ(写真撮影/宮崎 林太郎)
「ビックカメラ新宿西口店」店頭価格:35,630円(税抜)/ビックカメラ新宿西口店提供データより筆者作成
「ビックカメラ新宿西口店」店頭価格:35,630円(税抜)/ビックカメラ新宿西口店提供データより筆者作成

池田さん 続いてのおすすめ家電はビックカメラグループのオリジナル商品「日立 布団乾燥機 HFK-BK500」です。最大の特徴は簡単に着脱できる布団乾燥アタッチメントを使うことで、上下左右前後に万遍なく温風が広がるため、エアーマットや袋なしで布団を乾燥させることができる点です。就寝前に布団を暖めておけば、ほかほかの布団で心地よく休むことができます。外に布団を干しづらい花粉の季節や、湿気が多い夏場でも活躍できるので、冬終盤でも一考の余地ありではないでしょうか。

寝室が寒かったり、体の冷えで寝つきが悪くて悩んでいる方、毎日ふかふかの布団で眠りたいという方におすすめです。靴乾燥用のアタッチメントも付属しているので、外で遊びまわるのが好きなお子さんがいるご家族にも便利なアイテムです。

1台で布団乾燥・靴乾燥・ダニ対策など多数の要望を叶えてくれるので、もしも人間だったら、きっと才能豊かな「マルチプレーヤー」として活躍するのではないでしょうか。
池田さんが手に持つのが布団用のアタッチメント(写真撮影/宮崎 林太郎)
池田さんが手に持つのが布団用のアタッチメント(写真撮影/宮崎 林太郎)
「ビックカメラ新宿西口店」店頭価格:11,800円(税抜)/ビックカメラ新宿西口店提供データより筆者作成
「ビックカメラ新宿西口店」店頭価格:11,800円(税抜)/ビックカメラ新宿西口店提供データより筆者作成

池田さん 最後のおすすめアイテムは「アテックス〈ルルドプレミム マッサージクッション ダブルもみ〉 AX -HCL188」です。こちらはクッションの片面にもみ玉を搭載したマッサージ器です。もみ玉にヒーターがついているため、あったか気持ち良いもみ心地に癒されます。椅子に置いて腰に当てるだけでなく、足や肩の上に置いていろいろな部位をもみほぐすことができます。

カバーを閉めればパッと見普通のクッションですので、インテリアにこだわる方にぴったりです。冷えからくる体の疲れに悩んでいる方にもおすすめですが、敬老の日などのプレゼントとしても人気の商品です。

人間に例えるなら、見た目も性能もバッチリな、まさに「才色兼備」な家電といえるのではないでしょうか。
ヒーターの温度はひと肌くらいと池田さん(写真撮影/宮崎 林太郎)
ヒーターの温度はひと肌くらいと池田さん(写真撮影/宮崎 林太郎)
「ビックカメラ新宿西口店」店頭価格:9,800円(税抜)/ビックカメラ新宿西口店提供データより筆者作成
「ビックカメラ新宿西口店」店頭価格:9,800円(税抜)/ビックカメラ新宿西口店提供データより筆者作成
EXTRA INTERVIEW 漫画家・西山 優里子さんの冬家電チョイス

女性向けとしては珍しい家電をテーマにした漫画「家電の女(講談社)」の作者・西山 優里子さんに、冬のちょい足し家電についてお話を伺うべく、ご自宅兼仕事場に突撃しました。案内されたのは仕事部屋の隣室。そこにはセットされたこたつが。促されるままこたつに入り、なんとそのまま取材スタートです。
「家電の女」全4巻(C)西山優里子/講談社(画像提供/講談社)
「家電の女」全4巻(C)西山優里子/講談社(画像提供/講談社)

――早速ですが、ここまで紹介した9点のおすすめ家電で、気になる商品はありますか?

西山さん どれも面白いのですが、素直に欲しいと思った順だと一番は「象印の布団乾燥機」です。以前、温風で袋を膨らませるタイプを持っていたのですが、取り回しが面倒くさくて結局2回くらいしか使いませんでした。その点、ぱっと開いて布団に挟むだけというのは簡単でいいですね。ホースが飛び出ていて、いかにも乾燥機ですという存在感があった昔のものと違って、部屋に置いておいても気にならないコンパクトな見た目も気に入りました。

「家電の女」にも布団乾燥機が登場しているのですが、そのときは昭和の古い型のものだったので「あなたのために布団を暖めておきましたよ」という、おじいさんでした。懐で草履を暖めた豊臣秀吉の逸話のイメージですね。今回の象印だったら、お布団を暖めてふかふかにしてくれる機能に焦点を当てて、ちょっと太めの優しいおじさんがキャラクターかなと思います。

2番目は「ハイブリッド式加湿器」です。個人的にも、スタッフの健康を考えても加湿器は必需品ですが、背が低い加湿器だと水蒸気が足元ばかりで顔の高さまで届かないので、机の上に置いて使ったりしていたんです。その点、水蒸気の噴射口が高い位置にあるのは良いですね。背が高くて見た目にもおしゃれなので、噴水広場にたたずむギリシア彫刻のようなキャラクターを想像しました。

もうひとつ気になっているのが「フットマッサージャー」です。座り仕事をしていると足がむくむので、仕事机の下に置いておきたいくらい。丸みがあって、かわいらしいフォルムも惹かれます。もうちょい足しと言わず、一年中使えそうですよね。

――因みに愛用している暖房家電は有りますか?

西山さん 今座っているこたつは、週刊少年マガジンで連載していたころから20年近く使っています。当時はまだ狭いアパートにスタッフ7~8人で仕事をしていたので、コンパクトサイズじゃないと入らなかったんですよ。今の家を建てると決まったときに、スタッフの要望もあって、仕事部屋の隣にシート状の畳を敷いて、こたつを置くスペースをつくったんです。ここで休憩したり、食事をしたり、編集さんと打ち合わせをしたりしています。こたつに入るともう動けなくなって、大抵寝るので仕事にはよくないかもしれませんね。

――こたつは「家電の女」でもキーキャラクターとして出てきますね。

西山さん 「家電の女」のストーリーは毎回、掲載される季節に合わせて考えていたんですが、こたつの話は編集さんと「こたつは良いよね。でも最近あまり見ないね」という何気ない会話から生まれました。日常の何気ない会話や気づきが話の根幹になることがほとんどなので、とても大切にしています。私は以前、海外に住んでいたこともあり、フランスなどは特に寒いですし、ウォシュレットがウケたんだから、こたつも海外に持っていったら絶対ウケるのに、というのが持論なんです。自室にもミニこたつを置いているくらいです。

実は仕事机の下にも足置きこたつを置いているんですよ。こちらも最近あまり見かけなくなった型式なので、そろそろ20年選手です。上に足を置いて、膝にブランケットをかけて仕事をしていると、ブランケットの内側に熱が溜まってとても暖かいんですよ。冬は足元が冷えるので、エアコンより床暖房や電気カーペットなど、下から暖めてくれる家電が欲しくなりますね。
西山さん愛用の足置きこたつ(写真撮影/宮崎 林太郎)
西山さん愛用の足置きこたつ(写真撮影/宮崎 林太郎)

――最後に「家電の女」について裏話などあれば教えてください

西山さん 家電が人間になるという現実離れした内容ですが、「家電の女」に登場する家電はすべて実在のものを描くという点にこだわっていました。実際の商品をメーカーさんから借りたりしていました。日本のメーカーに比べると、外資系は権利関係の調整が煩雑で、商品イメージに対するこだわりが強いので、キャラクター設定にも要望が入ったりと大変でしたね。

思い出深いといえば「家電の女」は初めてサイン会を行った作品でもあるんです。イベントなどの依頼は編集ストップをかけるくらい、週刊少年マガジンで連載をしていたころ(1990年代~2000年代前半)は忙しかったので。「家電の女」がきっかけで、女性向け雑誌で家電コラムを書いたこともあるんですよ。

今日は久々に家電の話ができて楽しかったです。

※「家電の女」全4巻は各電子書店にて配信中(書店でのコミックスの入手は困難です)

暖房家電も店頭からどんどん姿を消していく時期ですが、朝晩はまだまだ冷えますよね。そんなとき、部屋ではなく自分の体を直接あたためてくれる家電や、多機能で1年中使える家電に注目すると、冬終盤だけでなく春先まで快適に過ごせそうです。家電を選ぶとき、その性格まで考えると、相性ピッタリの子が見つかるかもしれませんね。
●取材協力
・株式会社ヤマダ電機「LABI新宿東口店」
・株式会社ヨドバシカメラ「ヨドバシカメラ新宿西口本店」
・株式会社ビックカメラ「ビックカメラ新宿西口店」
・株式会社講談社
・西山 優里子氏

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