「野島脚本はやっぱりすごい!」 『彼氏をローンで買いました』主演の真野恵里菜に迫る

しらべぇ

2018/3/8 11:00


(©ニュースサイトしらべぇ)

元ハロー! プロジェクトのメンバーで、現在は女優として活躍する真野恵里菜(26)が、9日よりdTV・FODで配信が始まるドラマ『彼氏をローンで買いました』に主演する。

脚本は、『101回目のプロポーズ』や『高校教師』などを手掛けた野島伸司氏(54)。なんとも衝撃的なタイトルだが、野島氏がこの枠のドラマを手がけるのは2作目で、前作も『パパ活』という新しい男女関係を描いた作品だった。

■さまざまな女性の生き方を描く


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真野が演じる飯島多恵は、26歳の受付嬢。久松郁実、小野ゆり子演じる2人とともに、きらびやかな会社の顔として働きながら、素敵な男性を見つけて専業主婦になることを夢見ている。

結婚して退職した憧れの先輩・麗華(長谷川京子)が、多恵に「ローン彼氏」の存在を教えてくれることになる。

真野:麗華さんは、ある程度いろんなことを経験された、憧れの大人の女性。離婚してからいろいろあるのですが、「逆に、生き様がかっこいいな」と思いました。

受付嬢の3人は、働いていながらも「専業主婦になりたい」と夢見ていて、「専業主婦になるためにはこれをしなさい、これをしちゃダメ」っていうのが徹底しているんですね。

恋愛に生きていて、スキがない女子ってすごいな、と思いました。私は、そういう気持ちで仕事したことはないですが、明確な目標があってちょっとかっこよくもあります。

■「いい恋愛しよ」と思える作品


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恋に生きる多恵が、繰り返す失敗も見どころだという。

真野:「恋愛はこうするべき」「エリート彼氏を捕まえるためにはこうあるべき」と信じている多恵が、いっぱい失敗する姿を笑ってほしいです。

他にも、彼氏が他の女の子と歩いているの見つけて「妹だよ」って言われたとか、「こんな境遇、私もあったな」っていうシチュエーションもあると思います。

ドラマで見ていただいて、「今だから笑って話せる」みたいになっていただけたら嬉しいですし、最終的には「自分もいい恋愛しよ!」って思ってもらえたらと思っています。

■揺れる気持ちのリアル感


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タイプが異なる男性の間で、気持ちが揺れるストーリーは、視聴者を楽しませてくれそうだ。

真野:多恵は、ローン彼氏としてジュン(横浜流星)を買うんですけど、本命彼氏を捕まえるために猫をかぶっている自分がいつの間にかにストレスを抱えていて、そのストレスをローン彼氏にぶつけるんです。

「本音でぶつかり合える異性がいるんだったら、そっちのほうがいいのに」とも思いますけど、でも、「専業主婦になりたい」という理想があるから、エリート彼氏も諦められず、気持ちが揺れ動いていきます。

生きていくために自分には何が必要か、というリアルな揺れ動きをハラハラしながら見てもらえたら嬉しいです。

■非現実的な設定が魅力


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題名にもなっているが、「彼氏をローンで買う」というあり得ない設定。しかし、それこそが単なる恋愛ドラマではく、魅力的な作品に仕立てている。

真野:「ローンで彼氏なんて買わないでしょ」って思いますよね(笑) 月々39,800円の借金を肩代わりするんですけど、実際には知らない人の借金を代わりに払うなんて、絶対あり得ないです。

でも、そんな理解できないシチュエーションこそが、この作品の笑えるポイントになっているんです。結婚がテーマの物語はどうしてもリアル感が出てしまいがちですが、これはリアルなドラマではなくフィクションなので。

この不思議な設定によって、主人公の多恵はいろんなことに気づいていきます。「自分の夢だけじゃやっていけない」「本音をぶつけられる人って大事だな」などなど。

結末はローン彼氏のジュンを選ぶのか、エリート彼氏の俊平を選ぶのか、視聴者のみなさんもきっとハラハラすると思います。私も初めて台本を読んだときに、結末にちょっと驚いた部分もあったりして…。

■女性が負担する恋愛もあり?


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今回のドラマは、女性が男性の「ローンを肩代わり」という設定だが、ネットではしばしば「デートでのおごり・おごられ」くらいでも議論を呼ぶ。

最近、若い世代では「割り勘派」も増えているというが…

真野:私自身は、男性におごっていただくのは好きじゃないんですよ。1回おごられてしまうと、次にご飯に行きたいときに、「おごられたいからと思われたら嫌だな」と考えてしまって。

割り勘でも全然いいですし、ちょっとでも出したいと思っちゃいますね。そう考えている女性は、最近多いと思います。

もしお支払いしていただいたとしたら、違う日に、「こないだのお礼です」ってお菓子をあげるとか…してもらってばっかりなのはむず痒くて、自分の中でダメなんですよ。大事なところは男の人に頑張ってほしいけど、普段はその都度でいいのかなって思います。

■野島脚本は「やっぱりすごい」


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真野が野島氏の脚本を演じるのは、2回目。ドラマとしては初になる。

真野:野島さんの脚本は、6年ほど前に、『ウサニ』という舞台を溝端淳平さん、平野綾さんと一緒に演じさせていただいたのが初めてで、それ以来だったので、映像作品でご一緒させていただけるのは、本当に嬉しいです。

「離婚率が増えている原因は何か」とか「保育園にすぐ入れない問題」など、現代を象徴するシーンやセリフが入っていたりするところが、野島さんらしいなと思いましたね。

ドキッとするワードが入っているので、さらっと流れていくセリフでも大事に演じなければと思います。

あと、さすが野島さんと感じたのは、20代なかばの女の子が、カフェとか女子トイレでメイクを直しながら延々とおしゃべりするシーン。

台本で5、6ページもあったのですが、会話のテンポ感にもかなりリアリティがあって、「野島さんは、今の女の子たちの心を見透かしているんだ!」って、びっくりしました。やっぱりすごい方だな、と。

■横浜流星との相性もバッチリ


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ローン彼氏のジュンを演じた横浜とは、撮影中も稽古でも息が合ったコンビだったようだ。

真野:ジュン役の横浜流星くんは、私とはちょっと年が離れているんですけど、小動物っぽいというか子犬みたいな雰囲気があって、キャストが発表されたとき、「確かにジュンぽいな」と思いました(笑)

お芝居に対してすごく真っ直ぐな方で、悩んだこととかも、いろいろ伝えてくれるです。あと、セリフを合わせたいときに、「このシーン、セリフ合わせしよう」って言わなくても、控室で私がぽそぽそってセリフを言うと、それについてきてくれるんですよ。お互いに自然とセリフの確認ができていました。

多恵とジュンって、ローンで買ったという関係のわりには距離の近づき方が早いんですよ。その演じ方が難しいな、と思ったんですけど、ピタッとすぐにハマったというか。

逆に監督から、「ジュンがちょっと彼氏っぽくなっているから、ローンで買ったっぽい『子分感』を出して」って言われたくらいです(笑)。

■配信ドラマは自由度が高い


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真野:配信ドラマは、脚本や表現の自由度も高いと思います。テレビだとなかなかリアルタイムで見られない方でも、スマホで見たいときに好きな場所で見られるのもいいですよね。

dTV☓FOD共同製作ドラマ『彼氏をローンで買いました』は、9日から配信がスタートする。

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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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