欅坂46 6thシングル『ガラスを割れ!』の衝撃

dwango.jp news

2018/2/24 00:00

欅坂46が、6thシングル『ガラスを割れ!』を公開した。ジャケットはカラースモークの中でメンバーが学校を舞台として「強さ」を表現し、一見するとアイドルのシングルには見えず洋楽のロックアルバムのようだ。

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楽曲は、ギターのリフからメロディライン、イントロから聞かれるキャッチーな掛け声など、90年代に大ヒットを飛ばした相川七瀬などのガールズロックの流れを匂わせ、アイドルソングとしては異質。
つまりは、MVを見ると映像にも楽曲にも違和感を非常に感じる作品になっているのだ。
欅坂46はシングルに付随するカップリング楽曲では、王道なアイドルソングも披露しているが、シングル楽曲に関しては一貫して「今までにないアイドルソング」を追求し続けている。
また歌詞は「大人への反抗」や「何者にも縛られない少女たち」を連想させ、自由とは程遠い存在の「アイドル」が歌う楽曲としては「不協和音」を響かせ続けている。この違和感が、欅坂46というアイドルグループを孤高の存在とし人気を高めている要因になっていて、今回の「ガラスを割れ!」ではその違和感が最高潮に達しているように思える。
「ガラスを割れ!」では、センターとして欅坂46の「シングル楽曲」でのイメージや存在感を示してきた平手友梨奈が特に目立つ楽曲となっている。平手の活動に関しては、近年のアイドルの基本的な活動となっている握手会やSNS、ブログの更新などが少ないこと、また憑依型とも言われるその圧倒的なパフォーマンスがアイドル離れしていることで賛否両論がファンの間でも起こっている。これは、かつて前田敦子や指原莉乃、生駒里奈が受けてきた賛否両論とは違い、「アイドル」と「パフォーマー」の間で揺れ動く平手友梨奈という存在に対して、ファンも思考回路がついていけていない状況の中で起こっているものだと推測される。
その平手が、最大限に個性を発揮できているのが、この『ガラスを割れ!』であり、MV冒頭のブラウン管の古いテレビを蹴り飛ばす場面は鳥肌が立つほどの存在感を見せる。
デビュー曲である『サイレントマジョリティー』から示し続けた革新的なシングルは、6枚目の『ガラスを割れ!』で新しいアイドルの形を見せた。欅坂46は、またアイドルとして新たな境地に立つことになるだろう。
(芸能ライター/高橋瑠羽)

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