ついに5%台! 視聴率大爆死の『トドメの接吻』、山崎賢人に“救い”はあるのか……?

日刊サイゾー

2018/2/18 12:00


 12日放送の第6話の視聴率は、なんと、5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1.4ポイントの大幅ダウン。初の5%台を記録してしまいました。同時間帯には、NHK総合で9日から開幕した平昌冬季オリンピックの「フリースタイル・女子モーグル決勝」の中継と、「デイリーハイライト」が放送されていたため、その影響を受けたとも考えられますが、元々が“アレ”なだけに、余計に視聴率の低さが目立つ結果に。

ドラマも折り返し地点を過ぎ、残り4話。まぁ確かに、序盤はイケメン俳優・山崎賢人くんや新田真剣佑がキスをしまくる、ただの“ファン媚びドラマ”かと思いましたけど、回を重ねるごとにストーリーが面白くなっているので、なんだか残念です。

前回(参照記事)、美尊ちゃん(新木優子)と尊氏(新田真剣佑)の婚約披露パーティーをぶち壊すかのように、参加者たちが見ている前で堂々と美尊ちゃんとキスをしてみせた旺太郎(山崎賢人)。ブチ切れ寸前の尊氏&尊氏の忠犬・布袋(宮沢氷魚)に何かされないか心配ですが、果たして……。

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■クズ(尊氏)の親は、やっぱりクズ



尊氏の叔父である郡次(小市慢太郎)から奪ったテープに映っていた少年は尊氏であり、12年前の海難事故が起きた原因を作ったのは、尊氏だったことに気がついた旺太郎。結局テープは尊氏によって焼かれてしまいましたが、どこかにコピーがあるはずだと、テープの捜索を開始します。

興信所の根津(岡田義徳)によれば、並樹グループの前社長・尊(山田明郷)が息子である尊氏の罪を隠蔽するために、クルーズ船の運営会社に手を回したそう。根津からの情報を頼りに、服役後に姿を消した父・旺(光石研)がいるであろう香港を訪れた旺太郎は、父の仕事仲間から、父もテープのコピーを探していたこと、父を貶めるよう嘘の証言をしたのが、クルーズ船の運営会社に務めていた長谷部くん(佐野勇斗)の父だったという情報を掴みました。

旺太郎は電話越しに「尊氏と一緒にお前の親父も潰してやる」だの「もしテープのコピーを見つけられなかったら、お前に地獄を見せてやる」だのと長谷部くんを脅迫。しかし、旺太郎が帰国すると、なんと長谷部が死んだとのニュースが! なぜ彼は死んだのか、死の原因を探り長谷部を助けるべく(内心は長谷部が見つけていたテープのコピーを手にするべく)、旺太郎は宰子とキスをするのですが、過去にタイムリープしても結局、長谷部くんは死んでしまいました。

2度目のタイムリープで、長谷部くんが死ぬ前に会っていたのが尊氏だということがわかったものの、旺太郎の努力もむなしく、何度タイムリープしても長谷部くんは死んでしまうのです。

■健気すぎる宰子が完全に「恋する乙女」



前回、旺太郎と美尊ちゃんがキスしているところを見てしまった宰子は、いくら契約を結んだからといって、旺太郎が美尊ちゃんに本気なら「キスしたら悪い」と、旺太郎を気遣ってみせます。

ほかにも、旺太郎に「この間(唇が)がガサガサしてたぞ」と言われたのを気にして、「今、ガサガサ……」と拒否したり(「キス」は嫌じゃない様子)、旺太郎からの香港土産に目を輝かせたり。

さらには、ストリートミュージシャンの春海(菅田将暉)から、旺太郎がキス女のことを「不気味で陰気な女」と言っていたと聞いてしょぼくれたり、夜な夜な鏡の前で笑顔の練習&赤いリップを手にメイクを研究したり……いや~、もう完全に「恋する乙女」状態です。

“恋をすると女の子は綺麗になる”とはよく言いますが、宰子もまさにソレ。回を追うごとにどんどん可愛くなっています。そんな乙女モード全開の宰子に「こんなこと話して自慢できんの宰子だけだからさぁ」とかヘラヘラ笑顔を向ける旺太郎。無自覚ツンデレほど、破壊力が強いことを彼は知らないのでしょうか? そんな2人を見ているからこそ、今話では、悲しく、切ないシーンがありました。

■旺太郎のつらい過去とすれ違う2人



どうすれば長谷部の死を食い止めることができるのか、宰子の部屋で計画を練っていたとき、彼女が弟・光太の靴を持っていることに気がついた旺太郎。沈黙の末、2人はようやくお互いが12年前にあの船で出会った少年・少女だったことに気が付きました。

自分だけが助かってしまったと自分を責めて生きてきた宰子は、「生きてた……あなたは生きててくれた……よかった……」と涙ぐみますが、「お前を助けたばっかりに」「あのときお前を助けたりしなかったら(光太は助かったかもしれない)……」と、旺太郎は彼女を激しく責めます。

“海難事故を起こした船長の遺族”として世間から冷たい視線を浴びせられながらも、父が負った3億円もの事故の賠償金を支払うため、仕方なくホストの道を選び、がむしゃらに働いてきた旺太郎。散々つらい目に遭ってきたこれまでの間、「よかった」なんて思った瞬間は一度もありませんでした。

「俺たちが出会ったのは偶然じゃなかった」「お前は光太に命をもらったんだよ」「償え」

旺太郎に「幸せになっていい」と言われたことで、自分を縛っていた過去から抜け出して前を向き、旺太郎にも恋心のようなものも抱き始めていた宰子にとって、この旺太郎の言葉は、あまりにも残酷です。皮肉なことに、過去が繋がったことで、2人の間に大きな隔たりが生まれてしまいました。

春海が言った「何度も同じ時間を繰り替えすと、元の出来事が抵抗して自分に振りかかってくる」という言葉から旺太郎の身を心配する宰子は必死に抵抗しますが、男の力に敵うはずも無く、無理やりキスされてしまいます。

前回(参照記事)は、まるでお互いの想いが通じあったかのような、ベストキスシーンを見せてくれた2人ですが、今話ではうってかわって、『ドメキス』始まって以来の一番悲しいキスシーンでした。このとき、裏で春海こと菅田くんが歌う主題歌「さよならエレジー」がBGMとして流れるのですが、これがまたイイ。そのまま過去へと時間が遡り、春海がアコギを抱えて路上で歌うシーンへと繋がるのですが、ニクイ演出でした。

■そしてネタバレ通り、「旺太郎、死す」!?



タイムリープした先で目を覚まし、涙をポロポロ流す宰子。一方、長谷部くんの上着のポケットに入っていた馬のエサから、彼は並樹乗馬倶楽部で死んだと推理する旺太郎は、やりきれない思いを押し殺すようにして拳をギュッと握り、長谷部くんがいるであろう並樹乗馬倶楽部に急ぎます。

そして案の定、そこには長谷部くんと揉み合う黒ずくめの男が。旺太郎が助けに入りますが、ハンマーを片手に殴りかかってくる男に対抗できません。そこに、宰子が駆けつけ男の前に立ちはだかりますが、彼女をかばった旺太郎が犠牲に。男はテープを奪い去っていきました。

頭から血を流し、呼びかけにも応じない旺太郎に宰子はキスをしますが、何も起こりません。「戻ろうよ? ねぇ……お願い……」と、涙を流しながら何度もキスをしますがタイムリープすることはできず、長谷部の「もう………死んでるよ」という言葉に泣き崩れます。

2人を襲ったのは、並樹乗馬倶楽部の部員で尊氏ラブの忠犬・布袋でした。いくら尊氏ラブだからって、主のために殺しまでする布袋もヤバいですし、布袋からの報告の電話に、「そこまでしてくれなくても良かったのに……そう、ありがとう」と満面の笑みを浮かべる尊氏もいよいよヤバい気がします。“ブラック”どころの話ではありません。

そういえば、旺太郎が2度目のタイムリープをしたとき、「これで本当のお開きだよ」と意味深な言葉を残していました。もしかして、長谷部くんの上着に馬のエサを仕込んでわざと旺太郎に気付かせて、乗馬倶楽部におびきよせたの? なんて、深読みしすぎでしょうか……?

おそらく7話では、宰子が他の誰かとキスをして旺太郎を助けるでしょう。その相手は一体誰なのか……。きっと、旺太郎が殺されるところを見ており、自分自身も襲われた長谷部くんでしょう。宰子とキスをすれば、長谷部くんは未来の出来事を知ったまま過去に戻ることができる。つまり、乗馬倶楽部で自分と旺太郎が襲われることを旺太郎に話せば、2人ともそれを回避できるし、全てを仕組んだ尊氏を2人で追い詰めることが可能になります。間違っていたらごめんなさい。

ともあれ、宰子の奮闘ぶりに期待しつつ、今夜の放送に備えたいと思います。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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