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「左利きグッズ」推進のメリット、ゼブラは反響受けSNSで“少数意見”参考に

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 2月10日は「左利きグッズの日」。“0(レ)2(フ)10(ト)”と読むことにかけて、日本記念日協会に正式に認定されている。

「左利きグッズの日」を制定したのは、神奈川県相模原市にある文具店「菊屋浦上商事」の浦上裕生社長。『原宿アベニュー』(AbemaTV)は浦上社長に話を聞いた。

菊屋浦上商事では左利き用グッズコーナーを設け、ハサミやカッターなどの文房具からおたまなどの調理器具、急須など100点以上を揃えている。その理由について浦上社長は「昔からうちは文房具屋なのでハサミとかカッターは売っていた。20年くらい前に左利きのサークルみたいなものがあって、おたまだとか鎌だとか急須に困っていると言われて、じゃあ左利きグッズコーナーとして色々なものを全部置いちゃえばいいじゃんということで始めた」と説明する。

 また、浦上社長は2017年2月から「レフティー21プロジェクト」を発足し活動を始めた。「メーカーさんと一緒に『こんな商品あったらいいな』という要望を出して作ってもらったり、『これって左利きが使いやすいんじゃないの』という商品をどんな形で広めていくかということをメーカーさんと協業してやっている」という。

では、メーカー側にとって左利きグッズのプロジェクトへ参加することはどのようなメリットがあるのか。参加社の1社、文具メーカーのゼブラ株式会社・広報室の鈴木由佳さんは「2016年の2月に『サラサドライ』という新しいボールペンを出したところ、予想より多くの左利きの方から使いやすいという声を頂いた。そこで左利きの方にももっと商品を知ってもらえたら良いのではないかと思った」と参加の経緯を話す。

 「サラサドライ」は通常のジェルインクボールペンに比べ速乾性があることを特徴とした商品。左利きの人にとって手が汚れないという点が受け、通常ボールペンは年間100万本売り上げればヒット商品というなか、「サラサドライ」は2年で累計600万本を売り上げた。

このような経験から左利きの需要も強く意識し始めたという。また、ゼブラでは新商品を発売した後にSNSで商品名を検索。SNSを使い始めたことで少数派の意見も簡単に拾えるようになり、商品を考えるうえで参考にしているそうだ。

さらに、東京・町田に左利きの人にも優しい店が新しくオープンする。2月下旬にオープン予定のスープカレー専門店「中川家」。店長の中川博光さんが「お客様の利き手によってカレーのスプーンを変えられる形をとっている」と話すように、カレーやご飯をすくう部分の向きが利き手に合ったスプーンを使って食事を楽しむことができる。中川さん自身は右利きだが、食事の際に左利きの人が抱えるストレスを解消したいと思いスプーンを選べるスタイルにしたという。

 なお、菊屋浦上商事の浦上社長によると「日本は世界と比べて左利きの人口が少ないが、左利きグッズはたくさんある」といい、「日本人は少数派のことも考えていることをアピールしたい」と話した。

(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)

▼ 次回『原宿アベニュー』は2月17日(土)12時から!「AbemaNews」チャンネルにて放送

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