「レジェンド」の独創的で高度なテクノロジーには唯一無二の価値がある

IGNITE

2018/2/14 07:00


ホンダのフラッグシップサルーン「レジェンド」がマイナーチェンジを受け、2月9日に発売された。



ここ最近のホンダといえば、2017年の登録車ランキングで金メダルを獲得した「N-BOX」や、国内で“復活”を果たした「シビック」がホットだが、このレジェンドにもキラリと光るホンダらしさが注入されている。

2015年に発売された現行レジェンドは5世代目。今回のマイナーチェンジでは内外装デザインを一新するとともに、ハンドリング性能と上質な乗り心地をさらに磨き上げた。



そもそもレジェンドがライバル車(たとえばトヨタ・クラウンマジェスタや日産フーガ、ジャーマン3)に対してもっとも異なり、もっとも強い個性となるのが、その並外れたコーナリング性能だ。ボディサイズは全長5,030×全幅1,890×全高1,480mmの大型サルーンながら、大小さまざまなコーナーを驚くほどのライントレース性で俊敏に駆けぬけていく。



それを実現したのが、3モーターハイブリッドシステム「スポーツハイブリッド SH-AWD」や、ブレーキ制御によって運動性能を高める「アジャイルハンドリングアシスト」といった先進テクノロジーだ。

スポーツハイブリッド SH-AWDとは、車体前部に3.5リッターV6直噴i-VTECエンジンと高性能モーターを内蔵した7速DCT、車体後部に2つのモーターを内蔵したTMU(ツインモーターユニット)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたホンダ独自のシステムのこと。



これを端的に表現すると、状況に応じて駆動方式やEVモードなどを使い分けたり、四輪の駆動力を自在に制御(トルクベクタリング)することによってクルマを曲がりやすい状態にする。加えて、たとえば減速時は四輪すべてのタイヤでエネルギーを回生するなど、16.8km/Lという好燃費にもつなげている。

メーター内やヘッドアップディスプレイにはいま四輪がどのように動いているか確認できるモードもあるが、これはかなり簡略化したもので、実際には目で追えないほどのスピーディかつ緻密な制御が行われている。



今回の改良ではボディー骨格の接着剤塗布範囲を拡大することで剛性感を高め、ダンパー特性などのシャシーセッティングも変更。スポーツハイブリッド SH-AWDの制御もさらに熟成させて、ドライバーズカーとしての価値を高めているという。



また、安全運転支援システム「ホンダ センシング」にトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)をホンダ車として初採用。このシステムでは、0km/hから約65km/hまでの速度域で、アクセル・ブレーキ・ステアリングを自動制御してくれる。

価格は707万4,000円と高額だが、内外装の上質感や充実の装備はフラッグシップサルーンに相応しく、何よりその走りには唯一無二の魅力がある。

(zlatan)

画像元:ホンダ技研工業

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