<元琴欧州・鳴戸勝紀親方インタビュー>相撲の未来にとって“スー女”は「本当にありがたい」

ブルガリア出身で甘いマスク、現役時代は大関・琴欧洲として人気を集めた鳴戸勝紀親方が、2017年に最も注目されたアメブロに贈られる「BLOG of the year 2017」で<優秀賞 オフィシャル部門>を受賞した。鳴戸親方のブログ(https://ameblo.jp/kotooshu-naruto/)は、ひらがな多めで綴られ、「かわいくて癒される」とSNSを中心に話題に。鳴戸部屋の土俵が見える畳の上で、テックインサイトが鳴戸親方にインタビューを実施した。さすがは元力士、2mを超す長身には圧倒されるが、にこやかに迎えてくれた鳴戸親方に、これからの相撲界に期待することも聞いてみた。

■このトロフィー、めちゃかわいい!

―まずは受賞おめでとうございます。受賞を聞いたときの心境はいかがでしたか?

鳴戸勝紀親方(以下、鳴戸):驚きましたね。まさか私がブログで賞をもらうと思ったことはなかったですね。(キャラクターをかたどった)このトロフィーめちゃかわいい。部屋ではなく自分の家に飾りたいですね。子供たちも喜びますね。でも子供たち(6歳と3歳)が壊さないかなと心配もある。子供は誰でもやんちゃだから。

■ブログを始めたのは、相撲のことをもっと広めたいから

―2008年からブログを始めた親方ですが(アメブロでは2016年9月から)、始めたきっかけは何ですか?

鳴戸:その頃は現役の琴欧州でしたが、テレビの相撲取っている以外はどんなことをやっているかみんな知りたがっていたので、ブログをやったら巡業先とか写真撮って見せることができるな、もっと相撲のことを広めたいと思って始めました。その頃は(相撲関係者で)やっている人も少なかったですね。昔はガラケーで写真を撮ってメールで送ってパソコンを開いてつけていたけど、今は写真も綺麗になってスマートフォンで出来るのでブログをアップするのも楽ですね。

―ブログをつけていて良かったことは何ですか?

鳴戸:日本語の勉強になる(笑)。

―ひらがな多めで書かれるところも好評ですが、最近は漢字も増えてきたように思います。

鳴戸:いや、そこまでではないですね。「国技館」とか当たり前の漢字だけです。

―2月2日のブログでは幼稚園で豆まきのイベントをする様子が綴られていましたね。

鳴戸:何か出来事があったときに写真と一緒に載せています。なかなか文章だけでは載せられない。写真がないと面白くないですね。

■親方業はめちゃくちゃ忙しい!

―今、お弟子さん4人を抱える親方になられて、現役時代と一番違うところは何ですか?

鳴戸:めちゃくちゃ忙しくなった。現役のときは自分のことだけ考えていれば良かったですね。今は師匠であり、マネージャーであり、経営のことも、みんなのご飯をどうするとか、東京だけじゃないから地方場所のことやパーティーの場所やお土産は何にするとか、めちゃくちゃ忙しいですね。全部やらないといけない。現役時代は楽ですよ。稽古してご飯食べて休めばいい、それだけですよ。親方や女将さんがどれだけ部屋を支えてくれているとか現役ではなかなか分からないことですね。

―現役時代と食事の量はどのぐらい変わりましたか? こちらの部屋の食事は、いつもヨーグルトがついているようですね(笑)。

鳴戸:ありがたいことですね。ヨーグルトと牛乳をたくさんいただいています。弟子と同じものを食べますが、でも量は違います。現役の半分もないですね。もっと少ないですよ。

■「スー女」は本当にありがたい

―今、相撲好きの女子のことを「スー女」と言ったり、相撲はとても人気があります。

鳴戸:本当にありがたいことですね。若いファンが増えないと相撲は未来がないです。

■相撲にも大きなモニターでリプレイして判定できる機能を

―これからの相撲界に期待することは何ですか?

鳴戸:本場所で一番話題になっているのが、どこかにモニターをつけて、見過ごしたときにリプレイできないかという声が多い。国技館に観に来ている方からも声が増えているので、このあたりは考えなければいけないですね。みんな「何かできないかな」と話しています。他のスポーツは、取り入れていて、大きなモニターでリプレイしてお客さんも観ることができますね。

―私も国技館で相撲を見たことがあります。遠くの席だったのですが、とても迫力がありました。皆さんに生で相撲を見て欲しいですか?

鳴戸:生で見て欲しいですね。遠い席でも伝わってきますよ。テレビで見るのとは全然違います。ただ今、相撲人気が上がって、皆さん「チケットが欲しい」って言ってますね。国技館の中でもちゃんこを食べるとか、写真撮ったりといろいろなイベントがあるので、見に来られる方も楽しみが増えたと思いますね。

■弟子が強くなったら一番嬉しい

―親方にとって今年はどのような年になって欲しいですか?

鳴戸:弟子が増えて、みんな番付が上がることですね。何が嬉しいって、弟子が強くなっていくことですね。弟子が強くなったら一番ですね。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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