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生活防衛のための投資術【1】フツーの暮らしができなくなる!?

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若者の未来は厳しいっていうけど、頑張って成果を出してフツーの暮らしでいいと思えば大丈夫じゃない? と思っていませんか。はたして本当にそうなのでしょうか。

ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士・キャリアコンサルタント(国家資格)などの資格をもち、幅広くコンサルタント業務を行っている日野秀規さんに、マンガを交えつつお話をお聞きしました。

2つの数字とわたしたちの未来

まず、下のグラフを見てみましょう。
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18年の間に、労働者の実質年収=生活実感年収が、56.8万円も下がっています。1日にすると約1500円、ということは、昼の398円弁当を中華の60分1000円ランチバイキングに、夜の並ラーメンを特製+ミニチャーシュー丼にすることができた、そんなわたしたちの権利が失われたわけです。

ただ、この数字には背景があります。高齢化の進行や、家計の共働き化によるパートタイム労働者の増加も影響しているからです。ですので、この数字の通り、皆に等しく影響が及んでいるわけではありません。

そこで、もう1つの数字を見てみたいと思います。下のグラフを見てください。
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比較的正規就業が多いと思われる働き盛りの年代でも、より一層年収の低下が大きくなっていました。なんと、年75万~90万円、月にすると6~7万円の収入減です! 一般的に、平均年収は少数の高年収者に引っ張られるので、実際には多数層の年収(中央値)はもっと低くなります。つまり、相当に広い範囲でおそらく給与収入の停滞が起こっているのです。生活実感も苦しくなって当然です。

以前の世代にできたことが、できなくなる!?

そのなかで、『昨年より少しでも多く給料をとりたい』と思えば、求められる努力は以前よりも格段に大きくなっていることは想像に難くないでしょう。一生懸命働いていればスキルがついて向上する。それが努力だろう? と思っても、全員が向上すれば誰かしらが脱落していく。それはもしかして……? 平均年収が落ち込むというのはこういうことです。

そしてもうひとつ、平均年収が減ることの大きな意味として『前の世代にできたことが、できなくなる』ということがあります。

子どもは2~3人ほしいな。車を買い、家を買い、年に一度は家族旅行、子どもは全員大学まで出さないと。65歳の退職までには住宅ローンを払い終え、老後は少々の蓄えと年金で、ぜいたくはしなくても楽しく暮らしていけたらいいな。

そんな、団塊の世代(昭和22~24年生まれ)まではかろうじてできた生活設計は、わたしたちの世代では、一部の勝ち組のキラキラインスタ映え生活になってしまいました。子どもができ家を買うまではフツーですが、50代になって「あれ……老後、どうする?」と冷や汗をかくのです。

未来はデフレ脱却にかかっている

2つのグラフが始まっている1997年は、実は象徴的な年です。というのも、この年に消費税の増税(3%→5%)が行われ、これを直接の契機として、翌年からデフレ(継続的な物価の下落)が始まったからです。

デフレに陥ると、デフレ現象自体が原因となり、さらなるデフレを呼びます(デフレスパイラル)。デフレがわたしたちの生活に直接的な打撃を与えてきたこと、そのこと自体でさらにデフレが増幅・継続することがわかると思います。未来はデフレ脱却にかかっているといっても過言ではありません。
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政府は財政支出の拡大や、デフレに対抗する金融政策が打ち出してきましたが、いまだデフレ脱却には至っていません。さらに、非正規雇用の増加など、暗い話ばかりが目立ちますが、周囲を見渡してみれば、昔に比べて、私たちの生活は基本的には向上しています。つまり、給料や手元のお金が増えるしくみを作れれば、未来を展望することができるということになりますよね?

そのためには、ひとつは仕事を頑張ること。そしてもうひとつは手元のお金を適切に活用すること。その手段が、投資なのです。

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この謎の犬は、ペットショップで売れ残っていたジャックラッセルテリア。実は投資界の偉人、ジャック・ボーグルを信望する投資のスペシャリスト犬だった!? そして薄給で働く飼い主サブローに、引き取ってくれた恩返しをするべく、投資を一からレクチャーしていくのです。口癖は「ぶれずにやり抜け」

(出典:『マンガでわかる最強の投資術』

(編集 M)

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