中国で警察に眼鏡越しで見られたら…それは検問チェックされているのかも!

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Image: China News via Wall Street Journal

スマートグラスの爆発的普及へ…?

スマートウォッチのブームの前に、まず「やってくる」なんてヒット予測まで出ていたスマートグラス。でも結局、プライバシーの問題などもあってか、あまり普及にはいたりませんでしたよね。Google Glassとか、いまでは懐かしいな~。

ところが、中国ではこれから続々とスマートグラスの活躍が期待されているのです。1年で最大のお祭りとなる旧正月(春節)を前にして、河南省鄭州市の鉄道ターミナルには、まるでGoogle Glassそっくりなスマートグラスをかけた警察官の姿が目立つようになりました。そんな彼らは、駅にやってくる人を眺めて次々と顔認証のIDチェックを実施中! 違法な旅行者の取り締まりに一役買っているとのことですよ。

北京のLLVision Technologyが供給しているとされる同スマートグラスは、眼鏡越しに写った人の顔をスキャンし、わずか数秒で登録データベースの人物情報と照合可能とされています。今年の旧正月に合わせて、中国各地へ帰省などで鉄道旅行する人の延べ人数は、3億8900万人に上るとの見通しが発表されており、この時期のセキュリティ強化に新スマートグラスの活躍が期待されているんだとか。これまで人力で何時間もかかっていた200人分のIDチェックも、わずか数分で完了するスピードアップにつながると評価されているようですね。

あくまでも、ID登録を免れようとする旅行者や犯罪者の検挙目的のためだけに使われているとのことですが、中国のことですから、これを政府に批判的な人々の締め付けにフル活用するつもりでは?という懸念も高まっているそうです。次に中国で警察官に眼鏡越しで見つめられたら、それはスマートグラスで検問を受けていると覚悟しておいたほうがよさそうですよね。

Image: China News via Wall Street Journal
Source: Wall Street Journal, Sixth One

Sidney Fussell - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

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