ジュノンボーイから映画初主演 新人俳優・阪本一樹が須賀健太から学んだこととは

しらべぇ

2018/2/12 16:00


(©ニュースサイトしらべぇ)

第28回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でフォトジェニック賞を受賞し、ホリプロからデビューした俳優・阪本一樹(19)。

事務所には、妻夫木聡(37)や藤原竜也(35)、今「視聴率男」としてドラマに引っ張りだこの竹内涼真(24)など、錚々たる先輩が揃うが、3月24日には映画初出演にして初主演を果たした映画『サイモン&タダタカシ』が公開される。

しらべぇ編集部は、主演映画の公開を前に本人に単独取材を行った。 

■「モデル志望」でコンテストに


意外にも、コンテストに応募した当初は俳優志望ではなく、モデルに憧れていたという。

阪本:『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』にエントリーした時は、雑誌に載りたいと思っていました。『JUNON』出身の菅田将暉さんや山﨑賢人さん、福士蒼汰さんが周りでも人気で、憧れていました。

当時は、「演技したい」とはあまり思っていなかったです。自分が演技をしている姿が想像できなくて。

■監督との稽古が自信に


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いきなりの映画主演が決まり、阪本本人も動揺が大きかったようだ。

阪本:台本を頂いたときに、須賀健太さんとダブル主演ということがわかったんです。やること全てが初めてだったので「まずは台本を覚えなきゃ」といっぱいいっぱいでした。演技のことまで頭が回らない状態で。

主演と言われて、すごく不安だったし、「本当に映画を完成させることができるのか…」と思うくらいでした。ただ、クランクイン前に監督に稽古をつけてもらったんです。初めてなんだし、そこで学んだことを現場で出すだけだと考えました。

もし、その稽古がなかったら現場で焦ってしまったと思いますが、おかげで落ち着いて撮影に臨むことができました。

■難しい役どころをどう演じたか


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『サイモン&タダタカシ』は、男子高校生の叶わない恋と友情を描いた作品だ。タダタカシ(須田健太)の親友でありながら恋しく思うサイモン(阪本)の設定は、映画初主演の俳優にはいきなりの難役と言っていい。

阪本:サイモンはタカシのことが「恋愛感情として好き」なんですけど、親友としての仲の良さも表現しないと…という部分が難しかったです。たとえば学校のシーンは、「ライクな気持ち」で演じて、ふとした瞬間に「ラブな気持ち」を切り替えることを大事にしました。

撮影中に面白かったのは、「鼻血の出るシーン」で血のりを大量に顔にかけられたこと。初めての体験だったので印象に残ってます。

あと、「爆破シーン」の規模が凄くて、「やっぱり映画だな」と思いました。音も凄かったし、爆風も届くくらいだったので。須賀さんと一緒に告白の歌を演奏するシーンがあって、待ち時間に合わせて練習するのも楽しかったです。

■先輩・須賀健太から学んだこと


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子役時代から活躍する須賀からは、演技や仕事への向き合い方で、勉強になることが多かったという。

阪本:須賀さんに、 「カットがかかるまで演技を続けなさい」と言われたのは、よく覚えています。ベテランなのに気遣いも細やかで、誰からも好かれるようなオーラが出ていました。カメラが回っていないときも、須賀さんは輝いていました。

サイモンとタカシが、川沿いに行くまで2人で会話してるシーンで、須賀さんに「仲のいい2人を演じられたんじゃない?」と言っていただいて、嬉しかったです。

「サイモンが最後、ずっと言えなかった思いをタカシに伝えるシーンは、男性でも女性でも、片思いをしたことがある人なら共感していただけると思います」と語る阪本。注目したい。

■俳優・阪本一樹としてのこれから




演技の世界に飛び込んでから、生活にもさまざまな変化が。

阪本:「1人で何役も演じる落語は、演技の勉強になる」と言われて、落語の小話をいくつか覚えて、練習しています。

あと、以前にくらべて人間観察するようになりました。電車とかカフェとかで「自分と年齢の近い人は、どういう話をしているんだろう」と。たとえば今後、勉強のできる役のオファーがあったら、「あのとき見た人がどう動いていただろう?」ってイメージできると思うんです。

今は、モデルも格好いいですが、俳優は楽しいです。オーディションに行くたびに「演技は難しいな」と思いますが。

「若さを活かして高校生役もやりたいけれど、小さいときに祖父が見ていた時代劇にも興味がある」と語る19歳。3月24日公開の初主演作を楽しみに待ちたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト 取材協力/阪本一樹

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