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アイホケ南北合同チームに“隙間風” 14日の日本戦を前に…

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 平昌冬季五輪アイスホッケー女子の韓国と北朝鮮の合同チームが、14日の日本戦を前に改めて“不協和音”を露呈した。

 10日夜の初戦は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹の金与正・党第1副部長と文在寅大統領らが観戦する中、スイスに0―8で大敗。試合後の会見で、北朝鮮の選手は合同チームの意義を強調したが、韓国の選手はそっけない反応。南北融和を演出しようとする文氏の「太陽政策」と現場レベルの温度差は著しい。

 会見したのは、9日の開会式で共に聖火を手に登場した韓国の朴ジョンアと北朝鮮のチョン・スヒョン。チョンは「裂かれた2つより、1つが強い」と合同チームの意義について語ったが、朴は「北朝鮮の選手が来ることで、出場できなくなる韓国選手が出る面もある」と本音を吐露。金与正氏らが観戦する中で戦ったことへの感想を、チョンは「最高の栄誉」としたが、朴は「特別なことはない」と言ってのけた。

 開会式では共に聖火台への階段を上った2人。朴は「意外と階段が長くて大変だった」と冗談めかしたが、チョンはすかさず「大変という感じは全然なかった」と笑みもなく答えた。

 試合を盛り上げるはずの北朝鮮美女軍団も周囲に構わず独自の応援を続け、韓国の観客がしらける場面もあった。突如として、謎の美男子の仮面を一斉に着けたり、ステージで韓国の歌やダンスが披露される間も大合唱を続けるなど空気の読めない応援に韓国の観客からは失笑が漏れた。

 合同チームを巡っては、北朝鮮の選手の加入で韓国の選手の出場機会が減少し、韓国の20~30代の若年層からは文氏のあからさまな五輪の政治利用だとして批判の声も上がっている。

 コリア・レポートの辺真一編集長は「今年に入って合同チームの話が持ち上がったように伝えられているが、開会式の演出などを見ると韓国政府が用意周到に準備していた可能性がある。ただ、現場の声を全く無視したもので、政府の押しつけに多くの人が嫌気が差している」と指摘。文氏は「南北一つで競技すること自体が歴史の名場面となる」としているが、パフォーマンス重視の政策が行き過ぎると違う形で歴史に名を残すことになるかもしれない。

 ≪少なくとも3人北選手ベンチに≫アイスホッケー女子の通常の登録人数は1チーム23人だが合同チームは特例で韓国の23人に北朝鮮の12人を加えた35人にする「特別待遇」を国際オリンピック委員会(IOC)に求めて認められた。だが、ベンチ入りは他チームと同じ22人。北の選手を少なくとも3人ベンチ入りさせることが決まっている。

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