双子女子、腹話術師、女将… 9本の「Music Video」、意外な歌詞の共通点とは?

2月1日に9本の「Music Video」が一斉に公開された。これらの動画は元気な双子の女の子が登場したかと思えば、割烹の女将や腹話術師が出演したりと、1本ごとに異なり関連性はないように思える。しかし、実は共通点がある。9本とも歌詞が“あるもの”から出来ているのだ。

NTT西日本が公開した「文例の森」シリーズの「Music Video」全9本は、歌詞がすべて電報に使用される文例そのものなのである。電報と言えば、以前は手紙では間に合わない緊急を要する事柄や、冠婚葬祭にまつわるメッセージを伝えるものだった。だが今回の動画を見ると、今やいろいろな利用シーンを想定しているようだ。そして文面もありきたりの文言ではなく、バリエーションに富んでいるのを感じさせる。

たとえば、双子の姉妹が登場し、結婚式を挙げる親友へ歌い踊る動画は「●●へ 結婚おめでとう~!参加できないのが本当に残念…。きっと~素敵な式なんだろうな~(*‘▽`*)イェイイェイ!♪幸せいっぱいの●●を思うと~、うらやましさでちょっとだけ妬けてき~ます~くぅぅ~(><;)次は~私の~番~だからねっ(笑)!」というもの。今どきの電報には顔文字も登場するのだ。とてもカジュアルで送ってくれた友だちの顔まで浮かんできそうな文面だ。

また同じ結婚祝いの文例でも、別の動画では「レモンのようにフレッシュで、ビールのようにコクがあり、ジュースのように甘い家庭を、二人で仲良くつくってください。末ながくお幸せに。」という歌詞だ。男性が路上で堂々と歌い上げ、男の熱い友情を感じさせる。

他にも出産、昇進、敬老の日、励まし、お誘いなど、さまざまな用途の電報文例が歌詞になり、曲にのせて、感動、ユーモア、シュールなものなどいろいろな人間ドラマを想像させる。そして各動画の最後には文例番号と文字数に応じた料金、「人生、イロイロ。文例、イロイロ。」のキャッチコピーが表示される。

インターネット電報D-MAILの「文例の森」特設サイト(http://www.ntt-west.co.jp/dmail/pickup/bunrei_mori/)では、結婚式や出産、お悔やみといった定番のものから、鮎が釣れたときやスイミングスクールへのお誘いなどのニッチなシーンまで、多種多様で個性的な文例を約2,000件用意している。バレンタインデー用には「スキ!」というたった3文字の文例も掲載されているが、メールやアプリで簡単にメッセージを送れる今だからこそ、電報でこんなシンプルな告白が届いたら、もらった人はドキッとしてしまいそうだ。

(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

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