スズキ 新型「スペーシア 車いす移動車」を設定して発売

オートプルーブ

2018/2/11 08:00

スズキは、スズキ福祉車両ウィズシリーズに、昨年12月に全面改良した広い室内空間の新型「スペーシア」をベースにした新型「スペーシア 車いす移動車」を設定し、2018年2月9日より発売する。

新型スペーシア 車いす移動車は、車いすでのスムーズな乗り降りを可能とするため、ワンアクションで簡単に開閉できる、テールゲート一体型スロープを採用しているのが大きな特徴だ。また車いすでの乗り降りをアシストする電動ウインチと、ワイヤレスリモコンを全車に標準装備。電動ウインチはベルトを素早く引き出せるフリーモード付とし、介助者の負担を軽減している。

ベース車同様、室内の広さや使い勝手の良さもセールスポイントだ。ゆとりある頭上や足元・後方空間を実現した、広々とした車いすスペースが確保されている。

ハイブリッド G リヤシート付車、ハイブリッド X リヤシート付車では、折りたたみ式のリヤシートにより、後席スペースは4名乗車時でもベース車同等となる。またハイブリッド X リヤシート付車では、室内の空気を効率よく循環させるスリムサーキュレーターや、後席ロールサンシェードを採用するなど、後席の快適性向上も図られている。

安全装備も充実している。ユーザーの安心・安全な運転を支援するスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用。単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシストを標準装備した。

さらに車いす乗員用の3点式シートベルトと、手すりを標準装備。車いすを固定ベルトでしっかり4点固定でき、走行時の安定感を確保している。

パワーユニットについては、ISG(モーター機能付発電機)の高出力化とリチウムイオンバッテリーを大容量化したマイルドハイブリッドを搭載した。モーターによるクリープ走行と、幅広い速度域でエンジンをモーターがアシストすることで燃料消費を抑制し、優れた環境性能を実現した。

減速して車速が約10km/h以下になり、アクセルもブレーキも踏んでいない時や、アイドリングストップ後の停車からの発進時には、最長10秒間のモーターによるクリープ走行が可能なほか、発進から約100km/hまでの加速時には、ISGがエンジンの出力をアシストする。さらにパワーモードを選択すると、エンジン・CVTの制御変更に加えて、ISGによるモーターアシストをトルクアップし、力強い加速力を発揮するようになっている。

この新型スペーシア 車いす移動車は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「セーフティ・サポートカー」の「サポカーS ワイド」に該当。自動ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する。

また今回のスペーシア 車いす移動車の発売と同時に、「エブリイワゴン 車いす移動車」に、左側スライドドアの開閉に連動して作動し、リヤステップとの段差を少なくすることで乗り降りがスムーズに行なえる電動オートステップ装着車が、新たにメーカーオプション設定されるようになった。

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