X JAPAN・Toshl “洗脳騒動”今も語り続ける理由「本当に申し訳ない…」

X JAPANのボーカリストToshlが2月9日放送のバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演、銀座の母として知られる占い師・横田淑惠さんを訪ねた。彼は著書『洗脳~地獄の12年からの生還~』(2014年7月発売)で綴ったように、セミナーを主宰する男にマインドコントロールされた過去がある。

今回は銀座の母に「人に騙されたり誘惑されやすいので、またトラブルに巻き込まれないか」との趣旨で相談した。番組では2014年8月22日に『中居正広の金曜日のスマたちへ SP』で「Toshlの洗脳騒動」を特集したこともあり、その際の再現VTRをまじえて一連の出来事を振り返った。

Toshlが洗脳によりX JAPANを脱退して解散に追い込み、財産も失ってしまう過程は凄惨だ。やがて2006年10月、X JAPAN再結成の話をもちかけてきた人物から「契約金3億円、1億5千万は先に渡せる」と聞いたセミナー主宰の男がToshlに再結成を命じる。それまで「X JAPANは悪の権化」と言っていた男の変わりように、Toshlは「結局は金じゃないか」と初めて不信感を抱く。それを機に警察や周囲の助けもあって、苦労の末に団体から逃げ出し12年間に及ぶ洗脳生活から解かれる。

彼は2014年に番組のインタビューで、団体の広告塔として多くの被害者を出してしまったことを「命令されてやっていたとはいえ 僕は実行犯ですから」「人生を取り戻せないほどの被害に遭わせてしまい、本当に申し訳ないという言葉だけですね」と詫びており、バラエティに出演した理由を「自分と同じような被害に遭われる方がいないように…謝罪の意味も込めて真実を伝えられたら」と話した。

その後もいろいろなメディアで「洗脳騒動」に触れており、今回の『金スマ』でも「またトラブルに巻き込まれないか」との不安がつきまとうことを率直に明かしている。「洗脳」の怖さを伝え続けるのが自分の役割だと考えているかのようだ。

1月31日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に洗脳評論家として出演した佐藤典雅氏は「9歳から34歳まで25年間の洗脳生活を経験した」という。彼は母親がある宗教団体に入っていたことから家族で洗脳されたが、テレビでオウム真理教が取り上げられているのを見て「この人たち洗脳されてるな」「マインドコントロールって怖いな」と思ったそうだ。

つまり「洗脳」されている時は自分はまともで、周囲が間違っていると信じ込んでしまう。Toshlはそれを体験しているだけに、テレビを通じてその怖さを知らせ続けるつもりだろう。

ちなみに、1月12日放送のバラエティ番組『ダウンタウンなう』で“本音でハシゴ酒”に出演したYOSHIKIは、2007年にX JAPANを再結成した際「Toshlの洗脳が完全に解けているとは思わなかったが、バンドをやることで癒えるのではないかと考えた」という。彼の広い心がToshlを救ったことも忘れてはならない。

画像は『Toshl 2018年2月9日付Instagram「#中居正広 の #金曜日 の #スマイル #たちへ #銀座の母 #スペシャル」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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