【平昌冬季五輪】韓国メディアが北朝鮮選手の“一挙手一投足”に過敏反応「コーラ飲んだ!」「K-POP歌った!」

日刊サイゾー

2018/2/10 16:00


 平昌冬季五輪に参加する北朝鮮選手団の入村式が8日、江陵(カンヌン)選手村で行われた。女子アイスホッケー選手12人のほか、フィギュア、ショートトラック、クロスカントリーなどに出場する計22人の選手と、24人の役員らが出席。韓国国内はもちろん、数多くの海外メディアが詰めかけた。

入村式では、五輪旗と北朝鮮国旗が掲げられた。興味深いのは、北朝鮮の国旗がボランティアを務める民間の韓国人によって掲げられたことである。ほかの国の国旗を掲げる場合、韓国軍の儀仗隊によって国旗掲揚が行われるが、北朝鮮国旗に限っては異例の対応を取ったのだ。「聯合ニュース」は、その理由について「“主敵”である北朝鮮の国旗に対し、韓国の軍人が敬意を示すのは適切ではないという指摘が国内であった」と、伝えている。

何はともあれ、国旗が掲揚される瞬間には、女子フィギュアスケートのリョム・テオクなど北朝鮮選手らが感極まって静かに涙を流す一幕も。韓国メディアはその姿を写真付きで報じている。

北朝鮮選手団が江陵入りした直後の2月2日、高さ3階分ほどの“超大型”北朝鮮国旗を江陵選手村のバルコニーから掲げた時も、「各国選手団が掲げた国旗の中で、最も大きい」「存在感を放っている」などと韓国メディアは大きく騒いだ。

その報道を受けたネット民は、先月北朝鮮・馬息嶺(マシンリョン)スキー場で行われた南北合同練習の際、韓国選手らが自国の国旗(太極旗)を一切使用できなかったことや、女子アイスホッケー南北合同チーム「コリア」のユニフォームが「なんとなく北朝鮮国旗っぽい」ことを挙げて「フェアじゃない」と怒りをぶつけている。

韓国では、北朝鮮選手らが「(北朝鮮が毛嫌いする)資本主義の象徴であるコカ・コーラを飲んでいた」「マクドナルドでコーヒーを飲む姿が目撃された」などと、彼らの一挙手一投足を物珍しそうに報じている。

ところが、当の選手らは、そんなことは全く気にしていない様子だ。

「News1」の報道によると、6日に南北合同チームの練習を終えた女子アイスホッケー北朝鮮選手の一人は、取材陣のいる公の場でK-POPガールズグループ「Red Velvet」の楽曲「Ice Cream Cake」を口ずさんでいたという。練習で汗を流した北朝鮮選手が、通りかかった韓国選手に「(ここは風が吹いていて)涼しいよね?」と気さくに話しかける場面も。取材陣はそれを聞いて、驚きを隠せなかったという。

南北の選手が会話を交わしたり、一緒に写真を撮ったりすることは今や珍しいニュースでもないが、北朝鮮選手が公の場でK-POPを口ずさんだというのは前代未聞。関係者はこう言っている。

「十分あり得る話ですね。実際のところ、合同チームのロッカールームでは、流行のK-POPが流れています。最近人気の防弾少年団とか。北朝鮮選手も、K-POPに自然と接することができる環境ですので」

何かと熱い視線が注がれる北朝鮮選手団。歴史に刻まれるはずの本大会で、どんな活躍を見せてくれるのか、注目していきたい。
(文=S-KOREA編集部)

●参考記事
・「私たちは卵で岩を割れる」「元帥様に金メダルを」平昌五輪、限られた北朝鮮コメントの注目点
http://s-korea.jp/archives/27978?zo=1
・過去にはドタキャン、乱闘事件にボイコットも…北朝鮮の美女軍団は平昌に来るのか?
http://s-korea.jp/archives/26409?zo=1

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