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苦手な友達、いつまでガマンするの?いらない縁を見分ける方法

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「パラパラめくるだけでズバッと縁切りできる本」。そんなバカな、と思いつつ本書をパラパラしてみたら、不要な縁がこぼれ落ちる気がしてきました。

著者のシャラン氏は、約20年にわたりメンタルに関する相談を受けてきたといいます。国立病院勤務やデザイン会社勤務といった経歴を生かし、本書にはご自身が描いたコミカルなイラスト入り。厳しめな指摘にも、ついクスッと笑ってしまいます。

◆苦手な人ともどんどんつながってしまう時代

世間は相変わらずSNSが花盛り。簡単に縁がつながるのは利点ですが、縁の仕分けができないのが難点です。

しかし、薄くつながっているとはいえ縁は縁。切るとなるとためらってしまうのが人の情け。本書にも「そうは言っても、苦手な人とも付き合っていく必要があるし」とか「そうは言っても、自分が成長するためにも、いろいろと努力しなければ」など、言い訳の代表例が掲載されています。縁切りは、「そうは言っても」の禁止から始まるのです。

そうは言ってもひとりぼっちはキツイよ、とくじけそうになった私に、「一度断ち切ったとしても、もしそれが本当に必要な縁なら、今以上に良好な関係でより強固に結び直される」と、本書が背中を押してくれました。

◆必要な縁、そうでない縁が分かるようになる方法

不要な縁があれば、必要な縁もあるわけで、その見極めはズバリ自分の本音。情報過多の世の中で、自分の本音がどこにあるのかわからなくなっている人もたくさんいます。まずは、日々の小さなことから自分に「本当はどうしたい?」と語りかけてみてはいかがでしょう。

これは私も常々実践しているのですが、例えば起床後に「朝食は何が食べたい?」と自分に尋ねてみます。冷蔵庫に食パンがあるけれどご飯が食べたい気分。だったら、即座にご飯を炊く。みんなが日替わりランチを頼む中で、ひとりだけ別のメニューにしたっていい。小さな本音に従っていくと、大きな本音も明確になってきます。本音が見えたら、人付き合いの快と不快も感じられますよね。

「あなたが困った人たちだと思う人との縁は、ズバズバ切っちゃってください!」と本書がガッツリ後押ししてきます。そうは言っても(←これ禁止でした…)、友達削除のボタンがタップできないあなた。なんと「縁切りを実行してみた結果、人生が良い方向に動き出した人が多数」というデータがあるそうです。いきなり10人20人と縁切りするのは勇気が要りますから、自分の本音をしっかり聞いたうえで、お試しでひとりかふたり、縁切りしてみるのもいいかも。

◆苦手な「場所」との縁切りもときには大切

縁切りは人だけに留まりません。意外な盲点が「空間」だそうです。

「長年そこで過ごすうちに、あなたの人格に空間の意識が侵食してきちゃってたら、どうする?」と本書に問われ、私はブラック企業に勤務していた過去を思い出しました。当時は生活のためにしかたなく働いていましたが、明らかに人相が悪かったです。

恐いのは、空間に慣れ過ぎて、あたりまえの意識が植え付けられること。「空間については一度きちんと見直す必要がある」と本書が忠告するように、人は環境に左右されてしまうのです。あなたの生活が淀んでいるのはあなたのせいではなく、空間のせいかもしれません。

以上、外側に対する縁切りをご紹介しました。最後に少しだけ内側の縁切り、つまり自分自身との縁切りについてのエッセンスを紹介しましょう。

これは「変化を邪魔する意識とのズバッと縁切り」で、「変化したい自分としたくない自分が無意識下で綱引きしている」状態からの脱却のススメ。これも先に述べたように自分の本音がクリアになれば、何らかの解決策が見出せそうですが…「そうは言っても」と結局、悩んだり考えたりしてしまう。だったら「『考えすぎ』と、ズバッと縁切りして」と本書。考え込んでしまう前にまず一歩、いいえ0.1歩でも行動すれば変化が起こるのです。悩んで考えているのは、変わりたい証拠ですよね。

本書は、最初のページからパラパラするもよし、適当にパラパラして目についた文章とイラストを心に焼きつけてもよし。

明日からきっと、目の前の景色がみずみずしくなりますよ。

<TEXT/森美樹>


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