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持参しないともったいない!「母子手帳」に記入して欲しいこと

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photo by It Mama

みなさん母子手帳(※)を活用していますか?

妊娠・出産・発育の経過がぎゅっとつまっている素晴らしい母子手帳ですが、筆者はときどき未記入や持参しない方と出会います。

実はこれは、とてももったいないことなのです。

助産師である筆者は何をもったいないと思うのか、なぜ記入して持参したほうがいいのかについてご紹介します。

(※母子手帳の正式名称は、「母子健康手帳」です。)


▼母子手帳の記入欄はこんなにたくさん!


母子手帳のなかには、ママがどんな人か知ってもらえるように、家族構成から病気の既往歴、ママのお仕事や妊娠前の身長体重、さらには家族の連絡先や住宅事情を書く欄もあります。

また、妊娠が分かった時からの経過、ママがどんな気持ちで過ごしていたのか。

そして、どんな出産だったか、出血は多かったのか。

赤ちゃんはどんな状態で生まれたのかや、授乳について。

歩き始めたのはいつごろで、予防接種はどこで何を受けたのか。

医療機関によっては、どんな検査を受けたかなども記載してあり、1冊に必要な情報がぎゅっと詰まっています。

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▼母子手帳は日本だけの文化?


こんな素晴らしい母子手帳が始まったのは、戦前の1942年ごろのこと。

当時は物資配給が優先されるための目的で配布されたそうです。
そのため、このころの母子手帳はシンプルで、数ページだけのペラペラ冊子でした。

そして、「妊娠したら誰もが持っている」のは、実は世界中で日本だけ。

パレスチナやインドネシアでも配布されるようになりましたが、全員なのは世界で日本だけなのだそうです。(※1)

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▼母子手帳を持参してほしい理由

photo by It Mama

医師や助産師など医療関係者は、母子手帳のなかの必要な情報をピックアップしながらアセスメントしています。

チェックしているのは分娩経過や発育状態だけではありません。

たとえば、助産師に母乳の相談をする場合、「母乳指導に熱心な産院だったのか」「どのような授乳指導を受けていたのか」は知りたい情報です。

筆者の場合は以下の点などをチェックして推測しています。

・出産の記録ページに助産師名が載っているか

・赤ちゃんの退院時の体重は、生まれた時よりも増えているか

しかしときに、「覚えているから、母子手帳は持ち歩かない」と考えている方もいます。

これって実はもったいないことなのです。

それは、「知りたい情報」と、「答えたほうがいいと感じている情報」は一致していないこともあるし、ちらっと見れば得られる情報を「○○でしたか?」「この時は?」と聞いていくには何倍もの時間がかかってしまうから。

また、ママ自身が記入する欄(「家族の名前」「妊娠前の体重」「結婚年齢」「職業」など)が未記入なときももどかしくなります。

確認するために、「どんな漢字を書くのですか?」「ここに書いてもらえますか?」「ご主人は何歳ですか?」と確認しないといけないのですから。

限られた時間なのに、確認に多くの時間を割くのはもったいない! もどかしい!

決して、確認の労力を惜しんでいるわけではなく、「確認する時間があれば、もっとお話しできるのに!」と思うのです。

限られた時間で専門職から妊娠期のママの身体やお腹の赤ちゃんに関する有益なアドバイスを得るために、ちゃんと記入して持参し、大いに活用してくださいね。

【参考・画像】
※1 森田 せつ子『母子健康手帳 ―今昔-』 健康文化 26号2000年2 月発行
※ It Mama撮影

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