これぞ老害! 路線バス車内で若い女性に対する暴行傷害事件発生「心臓病だ! 席を譲れ!」

日刊サイゾー

2018/2/9 18:00


 中国で、路線バスの座席をめぐる乗客同士のトラブルが頻発している。

「新浪新聞」(1月11日付)によると、今月10日午後2時頃、遼寧省瀋陽市のバス車内で、若い女性が3名の男女に顔面を殴られ、流血するという事件が発生した。

この日、街で母親と買い物をしていた朱さんは、帰宅するために路線バスに乗車した。その約10分後、別の停留所から老人を含む男女4人が乗車してきた。するとその中の女が突然、朱さんに向かって「うちのおじいさんは心臓が悪いの! 席譲りなさい!」と、強い口調で迫ったという。

朱さんはしぶしぶ立ち上がって席を譲ったが、女は「席を譲るのが気に食わないのか!」と叫び、突然、朱さんの顔面をビンタしたのだ。朱さんがあっけにとられていると、今度は男2人が朱さんを張り倒し、彼女は頭部を強打。さらに、心臓病を患い、立っていられないはずの老人までもが殴りかかってきたのだった。朱さんは鼻血を出し、左手からも出血するケガを負った。

朱さんに暴行を働いた男女は、警察に対し「先に手を出してきたのはあっちだ!」と容疑を頑として認めず、謝罪をするつもりもないと言い張ったが、現場を目撃していた乗客の一人がメディアの取材に対し、「大の大人が集団で女の子1人を殴りまくって、本当にかわいそうだった。先に手を出したのは、明らかにあの老人を連れた4人組だったし、防犯カメラの映像を見れば、それは明らかだ」と、朱さんに非がないことを証言。その後、現場には朱さんの父親も駆け付け一触即発の事態となったが、警察は朱さんへの暴行の容疑で、この男女グループを逮捕した。

実は中国では、こうした座席トラブルが暴行事件へと発展する事件が頻発している。昨年9月には、70代くらいの老人が電車で子どもに席を譲るように迫り、子どもが体調が悪いことを理由に断ったところ、突然殴りかかる映像が動画サイトにアップされ、「老害による暴行事件」として大きな非難が寄せられることとなった。

日本以上の超高齢社会を迎えている中国、今後もこうした事件が続発するかもしれない。
(文=青山大樹)

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