無礼講を信じた?  忘年会で上司の頭にビールをかけた男が停職処分

しらべぇ

2018/2/9 19:00


(Top Photo Group/Top Photo Group/Thinkstock)

会社主催の飲み会には、顔を合わせたくない上司や同僚も参加するだけに、適当な理由をつけて欠席する人もいるのでは。一方で「不仲を解消するチャンス」ととらえ、嫌いな人とじっくり会話し、打ち解けるケースも。

しかし、話がこじれて喧嘩になると、酒が入っているだけにトラブルに発展、楽しい会が台無しになってしまう。そんな最悪な飲み会が、大阪で発生した。

■上司に頭からビールをかける


トラブルを起こしたのは、大阪市の西淀川区区役所に勤務する54歳の男性。昨年12月、市内の居酒屋で開かれた同役所の忘年会で、人事評価担当の上司に対して頭からビールをかけたのだ。事態を重く見た大阪市は後日聞き取り調査を実施。

これに対して男性は「酒を注いで回ろうとしたときにぶつかったためでわざとではない」と弁明。

あくまでもビールがかかってしまったのは、「偶然」であると主張しているよう。それが事実だとすると、かつてのドリフターズのコントのようにも思えてしまうのだが…。

■参加者に主張を否定される


苦しい主張は参加者によって否定される。複数の目撃者が「その様子は意図的だった」と証言したのだ。

また、男は人事評価について日頃から不満を持っており、被害男性との面談中に突然部屋を飛び出したうえ火災報知器を鳴らし、3ヶ月の減給処分中だったことも発覚。

大阪市は反省態度や過去の経緯などを考慮し、男性を停職処分に。なお現在のところ「故意性を否定」しているとのことで、詳しい動機は不明。

やはり、「鬱憤晴らし」だったのだろうか?

■処分の甘さを指摘する声も


驚きのニュースに、ネット民から様々な意見が

「ビールじゃ憤りを水に流せない」

「民間なら即クビ。処分が甘すぎるのでは」

「無礼講といわれたのだろうが、そんなものはない」

「おれも上司に頭からビールをかけてみたい。その勇気はある意味すごい」

「人事評価は正しかったってことかな」

「気持ちはわかるけれど、やっていはいけない行為。クビにすべきだ」

一般企業でこのような行為にでれば「解雇」される可能性もあるだけに、「停職」処分では甘いと考える人もいるようだ。

■「無礼講」を信じた?


ネット民からささやかれたのが、上司から言われた「今日は無礼講」の言葉を信じて暴挙にでてしまったのではないか…という説。人にビールをかけるのはありえないが、「無礼講」を信じて失礼な行動を取ってしまう人は少なくない。

しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,328名に「飲み会での『無礼講』」について調査したところ、全体の69.7%が「ウソだと思う」と回答。

(©ニュースサイトしらべぇ)

さらに性年代別で見ると、ある程度社会人経験を積んだ30代から60代は「ウソ」と考えている人が6割を超え、60代男性は8割にのぼっている。

無礼講発言があったとしても、その行動や言動には注意したいものだ。

・合わせて読みたい→【無礼講は嘘】忘年会「上司の仕事話」にイラッとする割合は…

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の男女1,328名(有効回答数)

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