地味にブーム来たる。バックトゥーザブローチ!つけてる?ブローチ。

OTONA SALONE

2018/2/9 15:32



ブローチ。リングやピアス、ネックレスなどアクセサリーの種類はたくさんあるけれども、ブローチってとりわけ懐かしい響き。

子ども時代のお出かけの時、ジャンパースカートやワンピースの胸元に母親につけてもらったような懐かしいイメージが湧いてきます。ブローチは、たぶん私の人生において、初めて手元にやってきたアクセサリー。小さくてかわいいものを身につけることで訪れる「あれ? なんかうれしい」「あれ? なんか上がる」あの高揚感を伴う気持ちを初めて教えてくれたのが、ブローチでした。

今でも初めてのブローチの作りはよく覚えている。軽い紙粘土みたいなもので手作りされた、ソバカスのある女の子の顔のブローチ。顔や髪の毛は絵の具で塗ってある。「あいちゃんかわいいのつけてるね」と大人に褒められたことも忘れない。小さくてかわいいものを身につけたら、なんかうれしくて、人にも褒められた。今となっては財布の紐を緩ませる、危険な成功体験が刻まれたこの瞬間。

でもその後の10代20代は、ブローチはほとんどつけなかった。流行ってもいなくて、あまり売っていなかったし、若い頃ってTシャツとかカットソーとかピタピタしたカジュアルなものを着ますでしょう。ブローチってああいうものには合わないんですよね。性格上も性質上も。デザインにもよるけれど、ブローチはクラシカルなイメージを持つものが多いから、特にアメリカンなカジュアルには合いにくいし、薄手の生地には重すぎてきれいにつけられないし穴もあくしね。

その頃、洋服の学校に通っていた私が何かの用事で読んだ服飾の本に「パーティーの際には、会話の糸口になるような話題性のあるブローチを胸元につけると良いでしょう」と書いてあって、わーそれすごくおばさんぽい! と思ったのを覚えています。

と昔を振り返ってみましたが、ここに来てですよ。この2~3年、ブローチが地味に流行っている! 大流行とは言えないけれども、確実に出回っている量が増えている。よって必然的に選択肢も増えている状況。

私の周りにはジュエリー作家さんが多いのですが、以前ブローチは作っていなかったけれど最近は作っているという人が結構いるし、実際に街中でも多く見かけます。

かつての雑貨屋さんも、ライフスタイルショップと言われるような形態が定番化し、食器の隣なんかにブローチなどのちょっとしたアクセサリーを置いているところが増えた。それにiichiやCreemaなどのハンドメイド販売サイトが出現&大ヒットして、作家さんの間口が富士の裾野のように広がったことも関係しているかもしれない(余談ですが、その中にはミナペルフォネン風味のものがとても多く、見るにつけその絶大なる影響力を感じずにはおれない)。

かくいう私もコスチュームジュエリーっぽいブローチをちょくちょく使っています。古着屋さんやアンティークショップで購入することが多く、コートにつけたりワンピースの首元につけたり。バッグにもポーチにもつける。こちらはそのブローチの一部。小さくてかわいいものはいくつになってもやめられません。

そして先日、40代の同世代女子4~5人で集まり、パーティー的な家飲み会をした際にそれは起きました。
なんと出席者全員の胸元に、なにかしらのちっこいブローチがついていたんですよ(私含む)!! ニットにちょこん。羽織りものにちょこん。ジャケットにちょこん。あの時読んだ「パーティーの際には」のくだりがまざまざと蘇る!

これまたみんな、話題性のある季節感のあるやつだったり、ひと語りできるデザインのやつだったりで、泣けるやら笑えるやら。それぞれのブローチは、おおいに会話の糸口になりましたわ。はっはっは。

【もっと読むなら!】

#40歳からのおしゃれ論( https://otonasalone.jp/tags/40歳からのおしゃれ論 )

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