小池徹平&加藤和樹「最高の革命を!」『1789 -バスティーユの恋人たち-』製作発表


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2018年4月から7月にかけて東京、大阪、福岡の3都市で上演されるミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』の製作発表が、2月7日(水)都内にて行われ、ロナン役の小池徹平と加藤和樹(Wキャスト)、オランプ役の神田沙也加と夢咲ねね(Wキャスト)、マリー・アントワネット役の凰稀かなめと龍真咲(Wキャスト)をはじめ、ロベスピエール役・三浦涼介、ダントン役・上原理生、デムーラン役・渡辺大輔、そして潤色と演出の小池修一郎の10名が登壇した。

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本作は『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』など話題作を次々と世に送り出してきたプロデューサー、ドーヴ・アチアとアルベール・コーエンの手によって、2012年の開幕と同時に絶大な好評を得てメガヒットを記録したフランス発ロックミュージカル。2016年の東京・帝国劇場での東宝版初演も大きな反響を呼んだ人気作だ。

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製作発表はライブハウスにて行われ、約4,000人の応募の中から抽選で選ばれた200人の観客が見守る中、劇中歌である「全てを賭けて」「自由と平等」「この愛の先に」「サ・イラ・モナムール」の4曲が、ライブ仕立ての演出で歌われた。劇中では見ることができないような動きや表情に、観客は大盛り上がり。

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演出の小池修一郎はそのパフォーマンスを見て「このメンバーなら前回とはまた違った新たな熱を生み出せるな、と感じました。今一度、日本人がイメージするフランス革命と、フランス人のイメージするフランス革命の接点を洗い直しながら作っていきたいと思います。よりパワフルになった『1789』を期待してください」と熱い思いを言葉に乗せた。

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情熱に満ちた「この愛の先に」「サ・イラ・モナムール」を歌い上げた小池徹平は「久しぶりに共演者の顔を見て(初演の時を)とても懐かしく思いました」と笑顔を浮かべた。そして、前回に引き続き加藤とWキャストということで、初演当時を振り返り「和樹(加藤)と共演するのは初めてだったので、距離感はもちろん、どうやってWキャストを務めるのか悩みました。でも彼は、出演者の芝居をよく見ているバランスの取れた方なので、本当に助けられた思い出があります。今回も心配してないですし、絆をさらに深めていきたいです」とカンパニー内の雰囲気の良さを語った。

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小池に信頼を置かれている加藤は「本作は、ナンバーの中に踊りがたくさんあって、徹平ちゃん(小池)やダンサーさんに補習してもらいながら悪戦苦闘したんです。なので、今回はよりダンスの精度をあげて、見栄えがいいものを提供できれば」と意気込んだ。

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神田は「初演は、女性役がほとんど宝塚歌劇団出身の方ということで、女性らしい所作や振る舞いなど、盗めるものは盗もうと目を皿にしていました」と前回の経験を述べ「今回はそれを活かして、さらに自分の動きを第三者の視点で見ていければと思います」と、練習にストイックな彼女らしいコメントを残した。

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神田と同役を演じる夢咲は、前回が初めてのWキャスト経験となったため「2日空いて公演をしたりすると、(台詞や動きなど)大丈夫かなと、ドキドキしながらやっていました。今回は自分に余裕をもってがんばりたいです」と、今回の目標を掲げた。

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「全て賭けて」で、それぞれのマリー・アントワネット像を披露した龍と凰稀。龍は、宝塚歌劇団の月組時代にもロナン役として出演した過去があり「出演者の皆さんは、初演のころを振り返って懐かしいとおっしゃっているのですが、私も違う意味で懐かしいです(笑)」と微笑み、今回が女性役初挑戦となることに向けて「なにはともあれ、女性に見えるよう努めます」と冗談めかして観客の笑いを誘った。

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前回、同役で女優デビューを果たした凰稀も「以下同文ですね(笑)」と続き、「ポップな音楽だからこそ、中身の芝居はしっかり深めていきたいと思います」と、さらに身を引き締めて稽古に励むことを誓っていた。

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革命家3人組の一人であり、ロナンとフランス市民を導くことになるロベスピエール。オーディションによって同役を勝ち取った三浦は「実は、母から『いつか帝劇に立って欲しい』ということをずっと言われていて」と、母親の願いが果たされたことを明かした。

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上原は「この作品って、新しいフランスの夜明けの瞬間を描いた作品なんだろうなと思っています。そこを掘り下げて、焦点を当ててやっていきたいです」と作品をアピール。

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渡辺は「自分たちもすごく大変なのですが、アンサンブルの人たちが一番大変なんじゃないかなと思っていて。何十回も着替えて、踊っては、はけて・・・。作品の世界観が広がるそういう部分にも注目していただければ」と見どころを語った。

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製作発表の最後は、小池が「今日の製作発表の雰囲気で感じてもらったとおり、仲のいいカンパニーです。コミュニケーションが取りやすいですし、作品に対して同じ方向を向きやすくて。この空気を、新キャストの方を含めて高めていき、最高の革命を起こしたいと思います」と意気込み、加藤が「この作品に対しての小池先生の思いや演出の意図をもう一度皆で考えて、生まれ変わった『1789』をお届けしたいと思います」と観客に呼びかけ、締めくくった。

ミュージカル『1789―バスティーユの恋人たちー』は、4月9日(月)から5月12日(土)まで、東京・帝国劇場にて上演される。その後、大阪と福岡を巡演。日程の詳細は、以下のとおり。

【東京公演】4月9日(月)~5月12日(土) 帝国劇場
【大阪公演】6月2日(土)~6月25日(月) 新歌舞伎座
【福岡公演】7月3日(火)~7月30日(月) 博多座

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

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