肉の日に食べたい! 幻の和牛「土佐あかうし」が唯一無二のおいしさ

しらべぇ

2018/2/9 10:30


(©ニュースサイトしらべぇ)

赤身肉の人気が急騰している中、高知県には「土佐あかうし」なる超レアな和牛が存在する。全国に黒毛和牛は約160万頭いるのに対して、土佐あかうしはたったの約2,000頭。圧倒的に数が少ないのだ。

しらべぇ取材班は、高知の「あかうし王子」とも呼ばれている高知県畜産振興課チーフで獣医師の公文喜一氏に話を聞くことに。

■サシ至上主義から赤身肉への広がり


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「霜降りが人気になったのはここ20年くらいの話。牛肉が輸入されやすくなり、国産と外国産を差別化するために、『サシの入りやすい黒毛和牛の特徴をもっと伸ばしていこう』ということになった。

生産者の努力で、本当にすごい霜降りが入る高級ブランド牛が各地で作られるようになったんです」

と熱く語る公文氏。確かに、牛肉は霜降り肉がおいしくて高価…といったイメージが強い。

しかし近年では、健康志向が強まり、赤身肉ブームがきている。その中で注目されているのが、ほどよいサシが入りヘルシーで、うま味もしっかり感じられる「土佐あかうし」なのだ。

「霜降り肉はちょっとヘビー…」と感じる人でも、土佐あかうしは小サシが多く、かき氷のように口どけがよいため食べやすいんだとか。

■ひと口で二度おいしい!


土佐あかうしはサシ由来の香りを鼻で感じることができ、噛めば噛むほど赤身由来のうま味が口の中に広がる、ひと口で二度おいしい和牛なのだ。

「赤肉サミット」で一流シェフが手がけた土佐あかうし料理を紹介しよう。

(1)土佐あかうし藁の燻製


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高知県で藁焼きといえばカツオが有名だが、土佐あかうしの藁焼きも絶品。シンプルな調理法なので肉本来のうま味を感じやすく、ほんのり香る藁が食欲をそそる。

(2)フィレ肉の幽庵焼き


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フィレの柔らかさと味わいが最大限に生かされている一品。料理人が長時間炭火に付きっきりで調理しているそうで、その繊細な仕事がうま味をさらに引き立てている。

(3)シンシンのバッテラ


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牛肉は、どうしても冷めると脂ギトギトになるイメージが。しかし、土佐あかうしは冷めても嫌な脂を一切感じない特性があるんだとか。そのため、冷たいお寿司でもおいしいくいただける。

さすがは一流シェフ! 家ではできない「肉の旨みを最大限に引き出した」料理の数々に、記者もあかうしの虜になりそうだ。

■毎月29日は肉の日!


しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,387名に「肉の日」について調査したところ、「毎月29日に肉を食べたくなる」と回答した人は全体の約2割。毎月ある記念日のため、意識している人は少ないようだ。

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「味覚は人それぞれだから、みんなが赤身のほうがおいしい! と言う必要はない。サシが入った肉も、それはそれでおいしい。おいしい肉を食べ比べ、その中で土佐あかうしファンも増えてくれたら嬉しいな」

と優しい笑みで話す公文氏。肉の日は、食べ比べで「好みの牛」を探してみては。

・合わせて読みたい→霜降りから赤身の短角牛まで!肉バカ研究家が「お取り寄せ肉」の最適解を検証

(取材・文/しらべぇ編集部・鎌田 真悠子 取材協力/高知県畜産振興課)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1,387名(有効回答数)

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