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小人症のシングルマザー 「子供の遅刻が多い」と罰金刑に直面し反論(英)

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イギリスでは学校に通う子供たちが無断欠席をしたり遅刻率が高いと罰金が科せられる。このほど障がいを抱えながらもできるだけ普通の生活をしようと心がけているひとりの母親が、息子の通う学校から「遅刻が多すぎる」として、裁判所への呼出し命令を受けてしまった。罰金を支払わなければならない事態に直面し、母親は「不公平だ」と英メディアに訴えている。

英ロンドン東部イルフォードに暮らすミッシェル・ハリスさん(32歳)は、身長が107cmほどの小人症である。しかも「偽性軟骨無形成症」を患っており、脊髄が湾曲し、膝の位置がずれ、腰に慢性的な痛みを感じるなど症状は深刻だ。

『Mirror』や『Metro』が報じたところによると、フリーランスライターとして働くシングルマザーのミッシェルさんは7歳の息子を育てているが、このほど子供の通うサウス・ウッドフォードにあるナイチンゲール小学校から「規則的に子供を登校させることを怠った」として、裁判所への呼び出しを命じられてしまったのだ。

学校側の出席記録では、2016年~2017年の登校日114日のうちミッシェルさんの息子は71%しか出席していない。これに対してミッシェルさんは「小人症という障がいへの理解を示す代わりに、ペナルティーを科そうとしている」として、このように反論した。

「教室で出席を取る時間に間に合わないというだけで、欠席扱いになるんです。学校からは『早めに家を出て、子供を登校時間に間に合うようにさせるべき』と忠告されましたが、私はいつも6時半には起きます。ですが毎朝、起きた時に腰の耐え難い痛みと格闘しなければならないのです。痛みを緩和させるために朝の入浴は必要です。できる限り早く準備するようにはしていますが、小人症なので普通の人のように速く歩いたり走ったりすることができません。でも障がいに関わらず、私は普通の生活をしようと心がけています。家に閉じこもるのではなく、日々をなんとかして乗り越えようとしているのです。私にとってきちんとした格好で家を出るのは大切なことです。ただでさえ、周りからはジロジロ見られるのですから。誰にもそんなふうに見てほしくないし、『かわいそう』と思ってほしくもありません。それに障がいを抱えて制限された生活を送る者をこんなふうに罰して、罰金を科そうとするのは不公平です。学校側は私を指差す前に、まず日常どのように対応しているのか、何かできることはないかと私に尋ねるべきでしょう。」

ミッシェルさんは日常生活で介護を必要とする状態だが、社会には小人症の人々をサポートするシステムはないという。特別なサポートを受けられず、痛みを抱えながら過ごしているミッシェルさんは「もし、私のような障がいを持つ人に金銭面の援助があれば、私の人生は変わることでしょう」と述べており、小人症に対する周りの認識を変えたいと話している。

これを受けたレッドブリッジ協議会の福祉職員らは、ボランティア団体からミッシェルさんに連絡を取るよう手配する旨を伝えた。ところがミッシェルさんは、この申し出を拒否した。理由は「毎日異なるボランティアが息子の送り迎えにあたることになるから」というものだった。

ミッシェルさんの訴えに対し学校側は「正しく出席確認をした」と主張しており、ミッシェルさんには2月16日にバーキングサイドの治安裁判所への出廷を求めている。そこで、罰金が科せられるか否かの判決が下されるという。

このニュースを知った人からは「子供の遅刻が多いのは、障がいは関係ないと思う」「子供を遅刻させないように早く家を出れば済むだけのこと」「自分の障がいを理由に子供の登校が遅れるのなら、ボランティアのオファーをされて断る理由がわからない」「知らないボランティアが息子の送り迎えをするのが嫌なら、友達に頼むとかもできるのでは?」「まぁホームスクーリングという手もあるけどね」といった声があがっている。

画像は『Mirror 2018年2月3日付「“I’m a dwarf, I can’t go any faster”: Disabled mum faces court over child’s lateness to school」(Image: Sonja Horsman)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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