今注目の女の子・伊藤優衣が「2.5次元女優」と呼ばれるようになるまで。

TCM

2018/2/7 21:00

群馬の少女が『セーラームーン』に出るまで

まるで漫画みたいな展開で芸能界デビュー


伊藤さんが芸能界入りしたのは、15才になる直前。なんと、原宿でのスカウトがきっかけ。家族と一緒に東京に遊びに来ていたある日、いくつもの会社からスカウトされたそう!もともと、ばくぜんとテレビに出たい、芸能人になりたいと考えており、ご両親も賛成派だったため、すぐに活動をスタート。

伊藤さん「最初は、本当に事務所入っちゃったよ~!って思ってました(笑)。それまでも入れたらいいなとは思っていたけど、これからどうなっていくんだろう?って。でも楽しみっていう気持ちのほうが大きかったです」

最初はウェブドラマや映像の仕事などをしていたそう。スクリーンデビューしたのは2つ目の仕事で、湊かなえさん原作・松たか子さん主演の、2010年に公開した話題映画『告白』。

伊藤さん「『告白』は同年代のコがたくさんいる現場で、芸能界ってこんなかんじなんだなあと思いました。その後は『Rの法則』というバラエティ番組に5年間出させていただいたり、ラジオをやらせてもらったり。お芝居だけをやりたいというわけではなかったので、とにかくいろんなジャンルのことを挑戦させてもらいました」

アイドル活動をしていたことも


いろんな仕事をしていくなかで、アイドルをしていた時期も!

伊藤さん「昔からアイドルは好きだったんですけど、いつの間にか、気づいたらアイドルグループを組んでいたので、そのときは驚きはありました(笑)。アニメから飛び出して来たという設定のアイドルで、楽器を弾きながら歌って踊るみたいなことも2年くらいしていました」

そこではベースを弾いていたようです!さまざまな経験をしてきた伊藤さんでしたが、まだ「2.5次元」というジャンルのことは知らなかったそうです。

2.5次元との出会いと苦労


「未知だった」と語る2.5次元との出会いは、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』。次回作に出演することになるとは知らず、伊藤さんは見に行っていたそうです。


伊藤さん「ミュージカルの『セーラームーン』を見に行ったときに、2.5次元の世界を初めて知りました。こういうのもあるんだ、かわいい、すごいなと思って興味をもちました。それから次回作のオーディションを受けて、ブラックレディを演じることになったのが2.5次元との出会いです」

伊藤さんは、オーディションの裏話についても語ってくれました。

伊藤さん「私の場合は、実はセーラーマーキュリー役でオーディションを受けていたんです。漫画を数ページ読むっていう試験があったことを覚えてます。漫画のキャラクターを演じるってやったことなかったし、漫画ならではの全然発したことのない単語とかもあるし、ぎこちなくなってしまって、どうやって自分のものにしよう?っていうのが……すごく難しかったです」

最初の頃は、自分が演じる役との違いにも苦しんでいたそう。

伊藤さん「私のなかでは、ブラックレディはモデルさんみたいなキレイな人が演じるだろうと思っていました。でも、私が演じるってことになって、自分が思っていたブラックレディと自分が違いすぎて、どうやって一緒にしようって思いました」

不安でいっぱいだった2.5次元という新しいジャンル。しかし伊藤さんは『セーラームーン』のあと、『NARUTO』という超人気作品の舞台でサクラ役を好演! 今では2.5次元女優として大活躍しています。どんな心境の変化があったのか聞いてみると、ファンの方への感謝のきもちを教えてくれました。

伊藤さん「正直、私は2.5次元のお仕事は『セーラームーン』で終わってしまうのかなと思っていました。でも『NARUTO』でサクラちゃんという大役をいただけて次につなげることができました。『NARUTO』は男性キャストの方が多くて、自分との体力の差を感じました。ジャンプして登場するときも自分だけ低くなってしまったり、大変な事が本当に多かったです。歌も難しくて、共演者の方にアドバイスをたくさんしてもらいました。人気のある2.5次元俳優さんが出演していたこともあり、お客さんは女性の方が多かったんですけど、その方たちに私のことも徐々に応援してもらえるようになって、すごく嬉しかったです。『NARUTO』の出演は自分にとってとても大きな財産になりました」

挑戦しつづけていく伊藤優衣の未来


もともとはただ「テレビに出たい」「芸能人になりたい」と思っていた伊藤さん。今では、そのなかのお仕事のひとつとして『2.5次元女優』という肩書きがつけられていますが、これから先は、どんなことをしていきたいと思っているのか、語ってもらいました!


Q. この先、どんな仕事に挑戦していきたいですか?

A. ドラマにも挑戦してみたい!


「2.5次元女優と呼ばれるようになって、私自身も大好きなので、できるかぎりは2.5次元の舞台に出ていきたいです。でも舞台だけだと、地方の方とかどうしても見に行けないって人も多いので、そういう方にも見ていただけるようにテレビのお仕事とか、ドラマとかも積極的にやってみたいなと思っています」

Q. もし、今どんな役でもできるとしたら何役がやりたい?

A. 『銀魂』の神楽ちゃん!


「次にやるキャラクターの名前も神楽で、声優さんも『銀魂』の神楽と同じ方なんです。銀魂の神楽ちゃんの天真爛漫で、思いもしない言動をしたりするところがすごく魅力的だと思うんです。去年、銀魂の実写映画をやっていたから、舞台をやる可能性もありそう(笑)!もし神楽役を演じるなら、恥ずかしさとか全てを投げ捨てて『あいつやべぇ~』って思われるくらいやれたら、自分としても殻を破れそうだなと思います」

これからも2.5次元舞台やドラマで活躍する伊藤さんの姿が見られそうですね。そんな伊藤さんが、普段どう役作りをしているのか?2.5次元という特殊な舞台に挑む伊藤さんのひたむきな努力、真摯な考えについては、次回の記事をお楽しみに♥

伊藤さんの気になる次回作は?

ミュージカル・本格幻想RPG原作『陰陽師~平安絵巻~』

全世界で 2 億ダウンロードを突破した大人気ゲーム、本格幻想 RPG「陰陽師」を中国で舞台化!中国の大手ゲーム会社ネットイースゲームズと 2.5 次元ミュージカルのリーディングカンパニーであるネルケプランニングがタッグを組み、国境を越えた壮大なスケールの作品。
公演期間 2018年春
公演場所 本公演:北京、上海、深セン(予定) プレビュー公演:東京

詳しくは、下記HP&Twitterをご覧ください。
【公 式 H P】http://www.musical-onmyoji.com/
【公式 Twitter】https://twitter.com/musical_onmyoji

撮影 Yutaka_Matsumoto 取材・文 Risako_Terasaka

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