
(kkom/iStock/Thinkstock)
6日に放送された
テレビ東京系バラエティ番組『
ありえへん∞世界』のコーナー、「〇〇人の生態調査」。その中で「
武蔵野市と
三鷹市がいがみ合っている」と放送され、話題になっている。
■吉祥寺がステータス?
『都市データパック2017年版』(東洋経済)の住みよさランキング1位の武蔵野市に対して三鷹市は20位。さらにSUUMOの住みたい街ランキングでも武蔵野市・吉祥寺が1位、三鷹市は28位である。
そんな武蔵野市に住む人は三鷹市をどのように思っているのか番組がインタビューを実施すると…
「武蔵野市には吉祥寺がある。三鷹市は同じ駅だけどこっちと比べるとダサい」
「武蔵野市と三鷹市では格が違う。武蔵野市には吉祥寺がある。三鷹市に何があるか聞かれると少し戸惑う」
「吉祥寺と武蔵野市は昔からセレブが住んでる。『三鷹=田舎』で『武蔵野=おしゃれ』なイメージ」
一部の武蔵野市民は、吉祥寺を有していることがステータスになっているようだ。
■吉祥寺に特別快速は停車しない
一方、三鷹市民のインタビューでは吉祥寺に対する敵対心が見られた。
「交通の便利さは三鷹のほうが上。吉祥寺には特別快速は止まらない」
「吉祥寺には特別快速が止まらないから、交通の便では勝ってる」
「特別快速は吉祥寺には止まらないよ、あんな所」
一部の三鷹市民はJR・中央線の特別快速が吉祥寺駅に停車しないことに対して優越感を感じているようだ。
■「どうでもいい」と感じる人多数
ネットでは「どうでもいい」や「くだらない」という声が目立っている。
■田舎で暮らしたいと思わない人は…
しらべぇ編集部では全国20~60代男女1387名を対象に「田舎で暮らしたいと、まったく思わない」か調査を実施。

(©ニュースサイトしらべぇ)
「まったく思わない」と回答した人は42.8%。男女で差があり、40代以降の男性は田舎志向が見られることとなった。
三鷹市は、オシャレな飲食店や複合商業施設が多数存在することで人気を誇る吉祥寺を持つ武蔵野市民から「田舎」というイメージを持たれている。
ところが、三鷹市民が言うように特別快速も停車し電車など交通のアクセスは非常に良くなっている。さらに「ジブリの森美術館」の愛称で親しまれ、人気を誇る「三鷹市立
アニメーション美術館」も有している。
周りから「どうでもいい」と思われてしまうような争いを無くすにはお互いに良い部分を認め合う必要がありそうだ。
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【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20~60代の男女1387名(有効回答数)