LDKの床をまさかの「ホワイト」にした理由【自営業の妻、3年かかって家を買う】

日刊Sumai

2018/2/7 11:50



photo ayako mizutani
前回は、「床」選びの3つのポイントをお伝えしました。
壁はすでにラベンダーに淡いグレーかかった色に決定済みです。
目指すのは「落ち着いているけれども、明るい部屋」(?)。
なんだか矛盾が見え隠れする目標ですが、こういう矛盾にちょいちょいぶつかるのが家づくりというものです。

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■犬と乳児がいるので、LDKは汚れに強いフローリングに決定

振り出しに戻ったLDKの床選び。
選択肢が多すぎるので、思いつく限りを書き出していきます。
・犬がいるので、汚れを落としにくいカーペットや畳は不可
・犬と子どもがはしゃいでも滑りにくい素材
・壁の色が落ち着いているので、なるべく明るい色にしたい
・ゆったりした上品な雰囲気にしたいので、フローリングにするなら板幅は広いほうがいい
・お財布に優しいお値段であること
そうするとやっぱりフローリングが無難かなということになりました。
そんな時に、あるカタログで見つけたのが「粗鋸目(あらのこめ)仕上げ」のフローリング。
表面はツルツルピカピカではなく、あえて縦に細かなラインを入れて凸凹をつけています。
名前の通り、粗く鋸(のこぎり)で削ったような感じです。
これだと犬も赤ちゃんも歩きやすそう!

tortoon / PIXTA(ピクスタ)
お値段も予算内に収まりそうだし、しかもショールームが自宅から徒歩10分圏内にあるとわかって、早速その日のうちに実物を見に行きました。

■広いショールームにワクワク!が、一転してがっかり…

grace / PIXTA(ピクスタ)
向かったのは、当時オープンしたばかりのサンワカンパニーの大阪ショールーム。
広い店内にワクワクしていたのに、早速がっかりしてしまいました。
お目当は「ア・ラ・ノコメ」というフローリングのシリーズで、ショールームに行く前は無難な色の「ナチュラル」が第一希望でした。
でも実物を見てみると、思っていた以上に見た目がハードで、20畳以上の広さにこれを採用すると田舎の古い体育館みたいになるんじゃないかと怯んでしまいました。

PES / PIXTA(ピクスタ)
人気の床材である足場床をちょっとばかり上品にしたような感じ、とでも言いましょうか。
質感は悪くなく滑りにくそうだし、だからと言って足裏が不愉快なほどザラザラしているわけでもなくてスムーズ。
むしろ気持ち良い。しかし男前すぎました。
イメージとだいぶ違ったことにがっかりして立ち去ろうとした時、ふと見るとショールームのフロント部分にあったLDKの展示フローリングがいい感じです。
そこに敷かれていたのは、なんと同じシリーズの「ホワイト」だったんです。

■色はまさかの「ホワイト」に決定!

白いフローリングって、上品すぎてかえって下品になるような気がして苦手だったのですが、凸凹の表面に木の素材感が透けて見えるくらいのカラーリングが好印象でした。
白でも素材や仕上げ加工によってとっても雰囲気のある表情が作れるんだな、と目からウロコでした。

ちょっと硬いけど気になる程度でもないし、滑りにくくて手入れもしやすい。
あら! いいじゃない。
まさか自分たちが白いフローリングを選ぶなんて思ってもみませんでしたが、なんともあっさりこれに決めました。

■運の良さも家づくりには欠かせない!?

当たり前ですけど、フリーリングって実際にリビングダイニングに敷き詰めて雰囲気を見て購入を決める、ってことができないですよね。
購入前に小さいサンプルを眺めながら思いっきり想像するしかない……。すごく難しいですよね。

Scanrail / PIXTA(ピクスタ)
私たちが運が良かったのは実際にサンプルが敷かれていて、なおかつその上をウロウロできたことです。
展示にはキッチンやダイニングテーブルも配置されていて、イメージしやすいのもプラスでした。
そうじゃないと、なかなかフローリングに白を選ぶなんてことはできません。
事実、私は数分前に見たサンプルの「ホワイト」には惹かれず、展示を見て初めてその良さに気がついたんですから。
今でもあの時の展示がなかったら、きっと違う床材を選んでいたんじゃないかなと思います。
次回は寝室やキッチン、それからちょっと失敗してしまったサニタリーの床選びについて報告したいと思います。

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