夫妻間で大きなギャップが!「快適な暮らしのイメージ」と「日々のストレスの実態」

ウレぴあ総研

2018/2/7 06:30

夫は妻は、どんな生活を快適だと感じ、どんなことにストレスを感じているのだろうか。

生活スタイルや働き方、趣味や関心事が多様化してきていることから、夫婦それぞれが感じる快適な生活やストレスもさぞかし多様化しているのかと思いきや、男女ともにある傾向があることが調査結果から分かりました。

夫が持っている快適な生活のイメージは妻が持っている快適な生活のイメージとイコールにはならず、そこには男女間で大きなギャップが・・・また、その快適な生活の妨げとなっているストレスも男女間で違いがあることが分かりました。

今回は、男女間で大きなギャップがある「快適な暮らしのイメージと日々のストレス」についてお伝えします。

■男女間で大きなギャップ!お金?家族?快適な暮らしのイメージとは

1つ屋根の下で一緒に暮らす夫婦は、同じ価値観を持ちながら共に快適な生活を送りたいと思うものです。そのため、快適だと思う生活のイメージも夫婦間では同じでありたいと思うもの。しかしそこには理想とは違い、夫婦間に大きなギャップがあることが分かりました。

LIXLEが20代~70代の1000人を対象に行った「暮らしに対するイメージ調査」の結果によると、男女間で快適だと思う暮らしのイメージは以下の通りとなります。

■あなたにとって「快適な暮らし」とは、どのようなイメージがありますか?

■【男性】 上位から表示

  •   
    • 25-34歳 :お金・ストレス(否)・温熱環境
    • 35-44歳 :お金・温熱環境・環境
    • 45-54歳 :お金・温熱環境(否)・ストレス(否)・困る(否)
    • 55-64歳 :ストレス(否)・健康・衣食住
    • 65-74歳 :健康・温熱環境・良い


■【女性】 上位から表示

  • 25-34歳 :家・温熱環境・不自由だ・良い
  • 35-44歳 :家・温熱環境・ストレス(否)・必要だ
  • 45-54歳 :温熱環境・家・便利だ・良い
  • 55-64歳 :温熱環境・ストレス(否)・良い・物
  • 65-74歳 :健康・家・環境・自由だ・良い・ストレス・少ない・清潔だ
注目するべきは、男女間で生じている「ギャップ」です。

男性が抱く快適な暮らしのイメージは、「お金」とあげている人が多いことからも分かるように、「経済的に困らない暮らし」ですが、女性は「家が落ち着く空間であること」や「家がきれいであること」とあげている人が多いことから、「家の居心地」を重視していることが分かります。

やはりそれぞれが置かれた立場の違いから、差が出てしまうのは仕方がないようにも思いますが、結婚を考える上で重視するポイントに「お金」をあげる女性が多い中、女性の快適な生活のイメージに「お金」があがっていなかったことが、少し意外さを感じますね。

■日々のストレスにも違いが!女性の快適な暮らしを阻害する家族の存在!

快適な暮らしのイメージは、男女間で大きなギャップがありますが、その原因は快適な暮らしを阻害するストレスにあるようです。夫は、妻は、何をストレスだと思っているのでしょうか。

■あなたにとって「日々の暮らしのストレス」とは、どのようなものがありますか?

日々の暮らしのストレスについて男女それぞれに聞いた結果は以下の通りです。

■【男性】 上位から表示

  • 25-34歳 :仕事・子供・家事
  • 35-44歳 :仕事・人間関係・子供
  • 45-54歳 :仕事・お金・家族・騒音
  • 55-64歳 :仕事・トラブル・人間関係
  • 65-74歳 :健康・お金・人間関係


■【女性】 上位から表示

  • 25-34歳 :子供・家事・夫
  • 35-44歳 :子供・時間・家事
  • 45-54歳 :夫・仕事・人間関係
  • 55-64歳 :夫・家事・仕事
  • 65-74歳 :夫・家事・健康・時間
注目するべきところは、男性が「仕事」や「お金」に対しストレスを感じているのに対し、女性は「家事」や「家族(夫や子供)」にストレスを感じているところから、これまた大きなギャップがあるというところです。

20代~50代の働き盛りの男性は家族を養う責任から、お金がなく仕事がうまくいかないことがストレスであり、そのストレスが快適な生活を阻害していると言えます。

それに対し女性は、子育て世代である20代~40代のストレスが「子ども」の存在であり、45歳以降のストレスが「夫」の存在であることから、自分の思い通りにならない家族の世話がストレスのようです。

女性が考える快適な暮らしのイメージが「家」であり、女性は「家の居心地」を求めているにも関わらず、家に居る子どもや夫がストレスとなれば、そのストレスが快適な生活を阻害していると言えるのかもしれません。

夫は仕事で疲れ、帰ってくれば家では何もせずダラダラ。子どもは遊んだら遊びっぱなしで片付けない。そんな状態に女性は日々イライラし、ストレスを溜め込んでいるようです。

■楽しい暮らしのイメージに男女間のギャップはない!

快適な暮らしのイメージ、ストレスにおいて男女間に大きなギャップがありましたが、「楽しい暮らしのイメージ」にギャップはないのでしょうか。調査は以下の通りです。

■あなたにとって「楽しい暮らし」とは、どのようなイメージがありますか?

■【男性】 上位から表示

  • 25-34歳 :笑い・絶える(否)・家族
  • 35-44歳 :家族・笑い・絶える(否)
  • 45-54歳 :家族・笑い・絶える(否)
  • 55-64歳 :家族・笑い・趣味
  • 65-74歳 :家族・趣味・笑い


■【女性】 上位から表示

  • 25-34歳 :笑い・家族・毎日
  • 35-44歳 :笑い・家族・絶える(否)
  • 45-54歳 :笑い・家族・楽しい
  • 55-64歳 :家族・笑い・趣味
  • 65-74歳 :家族・趣味・笑い
楽しい暮らしのイメージについては男女共に「笑い」や「家族」と共通したキーワードが出ていることから、家族の関係性が良く、笑いの絶えない環境を「楽しい」と感じるようです。

男女間で快適な暮らしのイメージやストレスに違いはあるものの、楽しい暮らしのイメージは共通することから、お互いが抱えるストレスを少しでも解消し、楽しい生活が実現するよう、家事や育児、仕事において家庭内でうまく分担したいものです。

夫がお金に対するストレスを感じているなら妻も働き、妻が家庭にストレスを感じているなら夫も積極的に家事や育児に参加する。そういった分担が、楽しく快適な暮らしの実現につながるのかもしれません。

子育て世帯が、日々笑顔の絶えない楽しい生活ができるよう、心よりお祈りいたしております。

<参照>LIXIL「暮らしに対するイメージ調査」

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