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高校野球スペシャル連載 “ワタシ”が語る甲子園 第2回/アンジャッシュ渡部建、いけだてつや、早出明弘の高校野球大好き座談会(後篇)

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夏の「全国高等学校野球選手権」が“平成最後の大会”、そして“第100回”と2つの節目を迎える2018年。情報誌「関西ウォーカー」4号(2018年2月6日発売)では、高校野球に関わる著名人が甲子園の魅力を語るスペシャル連載「”ワタシ”が語る甲子園~100年の熱狂ストーリー」がスタート。 第1回はアンジャッシュ渡部建、いけだてつや、早出明弘の“高校野球大好きタレント”座談会を繰り広げた。関西ウォーカーWEBでは誌面に掲載しきれなかった未公開トークを含むスペシャル版を前後編で掲載。後編となる今回は、高校野球を熟知する3人が、みんなに伝えたい感動の胸アツなエピソードを、さらには高校野球をめぐる“秘蔵のお宝”を公開する。

■ 中学の親友同士がライバルに!3年生が後輩に思いを託す儀式も!

— 高校野球を追いかけているみなさんだからこそ知っている、球児たちの胸アツなストーリーを教えてください。

早出「僕が思い出すのは2010年、東海大相模(神奈川)にいた佐々木良貴くんのエピソードですね。4番候補として期待を一身に背負って入学したんですが、病気が見付かって医者から『野球をやめなさい』と言われるんです。でも、彼は迷わず『死んでもいいから野球をやりたい』、と…」

いけだ「彼の心意気に仲間たちが心を打たれて、監督に『一度でいいから、何かの機会に佐々木を出してやってください』と直訴したんですよね」

早出「そうそう。その年、相模原市(神奈川県)の政令指定都市移行記念試合があって、出場を許された佐々木くんは、なんとバックスクリーンへホームラン!そしてそれ以降は、打撃投手などの裏方に徹して、東海大相模の甲子園出場をあと押しするんです。この話を思い出すと今でも胸がアツくなりますね」

渡部「僕がアツくなるのは、チームメイトとの別れと再会を巡る逸話ですね。中学でチームメイトだった仲間が別々の高校に進学して、甲子園の晴れ舞台で戦う…っていう」

早出「2015年の甲子園で対戦した中京大中京(愛知)のエース・上野翔太郎くんと、関東第一(東東京)のキャッチャー・鈴木大智くんがまさにそうでした。中学時代はバッテリーを組んでいて。今、あの二人って駒澤大学の野球部でまた一緒なんですよ。すごくないですか?」

渡部「大阪のリトルシニアとかボーイズ(※注1)のじょうずな選手たちは、全国の強豪校に散らばって、甲子園で再会する…ロマンがありますよね。世間的には賛否両論ありますけど、僕は越境入学は大賛成派なんです。だって、考えてみてくださいよ。親元を離れて寮生活をして、母からの差し入れには靴下に隠したチョコレート…もう監獄の話じゃないですか(笑)。友達もいない、家族もいないなか、苦しい寮生活を耐えて甲子園に進んだら、『大阪第二代表だ』と揶揄されてしまう。それでも、甲子園を目指して戦う球児たちにグッとくるんですよね」

早出「夏の地方大会が始まる前にある、ベンチ入りできない3年生の引退試合もグッときません?いつもはグラウンドに立てないメンバーが試合をして、レギュラー陣が応援するんですけど、学校のスターが一生懸命声を枯らして応援する姿に感動しますね」

いけだ「3年生の引退試合は、上田西(長野)が高校野球ファンには有名ですよね?」

早出「補欠選手が背番号を付けて引退試合をして、試合終了後にその背番号をレギュラー陣に渡す儀式があるんです。その時、3年生が『おまえが一番のセンターだと思ってるから』とか言って2年生に8番を渡したりするんです。あれはすごくいい儀式です!」

■ “負けたら終わり”

―甲子園で、甲子園に至る道で、さまざまな場面で高校野球に引きつけられているみなさんですが、突き詰めていくと‟高校野球の魅力“とは?

渡部「簡単に言うと‟負けたら終わり“という部分です。その“終わり”は、2年半苦楽を共にした仲間との別れも意味するし、野球をそれでやめる人もたくさんいます。そこにドラマが生まれないわけがない!本当に試合の数だけ感動があるんです」

いけだ「一期一会感がありますし、高校3年間という一番多感な時期に一番抑圧された生活をしながら、そこでたまった情熱を野球というスポーツに乗せていく。日本で一番情熱的な行事なのかなと感じています。あとは、プロにはない幼さというか、ミスもありますし、そこに人間味があって見たくなっちゃうんですよね」

早出「僕も、“感動”と“ドラマ”です。だって、プロはあんな暑い所で野球をやらないじゃないですか。環境として良くないことはみんな分かっているのに、敢えてそこに挑戦していく。『自分への挑戦』を体現してくれている気がするんですよね。そして、甲子園に出られない球児たちの方が圧倒的に多いので、甲子園で戦う球児には、その人たちの想いも乗っかっている気がするんです。そういう部分が一番グッときますし、ずっと見ちゃいますよね」

選手一人一人に、イニングごとのプレーに無数の胸アツな瞬間がある。3人の楽しそうな話を聴いていると、今年の春夏の高校野球はちょっと腰を据えて、じっくり見てみようかな?と、球児たちの筋書きのないドラマに惹きつけられるはず!「関西ウォーカー」では、夏の大会までの期間限定で有名人が高校野球への想いを語る企画を連載!高校野球を愛する著名人、OBらが“高校野球がもっと見たくなる”エピソードを明かしてくれるはずだ。次回2月20発売の関西ウォーカー5号では、高校球児をこよなく愛するフリーアナウンサー・市川いずみさんが登場!関西を代表する大阪桐蔭への潜入取材も実施しているのでお見逃しなく。未公開トーク満載の関西ウォーカーWEBは2月15日に更新予定!

※注1「リトルシニアとかボーイズ」…「リトルリーグ」と並ぶ硬式野球リーグ団体。「リトルリーグ」が小学生を対象とした団体なのに対し、「リトルシニア」は中学生が対象。一方「ボーイズリーグ」は関西圏を中心とした小学生・中学生を対象に展開。ダルビッシュ有や田中将大がボーイズ所属の野球チームに在籍していた。

渡部 建(アンジャッシュ)…1972年9月23日生まれ。著書に「ワタベ高校野球の味方です。」(KADOKAWA)、「アンジャッシュ渡部の大人のための『いい店』選び方の極意」(SB新書)

いけだてつや…1982年11月20日生まれ。高校野球ものまねで活躍。報知高校野球連載「人力高校野球観戦部のやめられない とまらない」、「いけだてつやのずんずんラジオ」(Rakuten.FM TOHOKU)、「明日どこ!?」(TOKYO MX2)ナレーションも担当

早出明弘…1977年4月13日生まれ。高校野球好きが高じて、高校野球観戦記を観客に披露する「高校野球大好き!!ナイト」トークライブを定期的に開催している(関西ウォーカー・【取材・文=オグマナオト/取材=大場 徹(トライワークス)】)

https://news.walkerplus.com/article/134910/

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