黄色いリボンは「そっとしておいて」のサイン!スウェーデン発の愛犬プロジェクトとは?

日刊Sumai

2018/2/6 21:30



街を歩いていて、リードに黄色いリボン(黄色のバンダナでも可)をつけている犬を見かけたことはありませんか?
黄色のリボンはオシャレで付けているのではなく、“イエロードッグプロジェクトに参加中”というサインです。
犬によってはさまざまな理由で、「そっとしておいてほしい」ことがあります。
そのような時に周囲に知らせるサイン、それがイエロードッグプロジェクトなのです。

■愛犬をそっとしておいてほしい!アメリカやカナダなどでも行われているプロジェクト

「イエロードッグプロジェクト」は2012年にスウェーデンで発祥したもの。
日本だけでなく、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランスなどでも取り入れられています。
これまでは「愛犬をそっとしておいてほしい」と思っても、それを言葉で伝えるしか手段がありませんでした。
その場合、相手との距離をある程度近づける必要があるため、周囲に伝えるのがスムーズにいかないことも……。
しかし、このイエロードッグプロジェクトでは、目立つ色である黄色のリボンを使用しているので、周囲の人たちにメッセージを伝えやすいというわけです。
それにより、トラブルの減少にもつながるので、とても有効的な方法といえるでしょう。

■どんな理由でもOK!プロジェクトへの参加理由は、愛犬の状況によってさまざま

先述したように、犬にはさまざまな理由から“そっとしておいてほしい”ことがあります。
  1. トレーニング中……トレーニング中は集中力が不可欠なため、邪魔をするのは禁物
  2. 病気など健康上の理由……体調を崩している、もしくは怪我を負っている時にはストレスがかかるので
  3. 犬が苦手……犬同士でも、どの犬とも仲良くできるとは限りません。犬とのトラブル回避のため
  4. 人が苦手……女性は好きだけど男性は苦手というケースや、大人は平気だけど子どもが苦手ということもある。また、特定の服装の人に対して苦手意識を持っている犬もいる
また、飼い主さんは愛犬の状況をよく考え、必要に応じてプロジェクトに参加することをオススメします。
イエロードッグプロジェクトに参加している犬を見かけたら、決してからかうようなことはせずに、温かな気持ちで見守りましょう。
犬が好きなお子さんがいる親御さんは、「黄色のリボンをつけている犬がいたら、そっとしておいてあげようね」と、この機会にお子さんに教えてあげてほしいと思います。

■口コミで「イエロードッグプロジェクト」をもっと広めよう!

のびー / PIXTA(ピクスタ)
少しずつ広がりを見せているプロジェクトですが、まだ残念ながら、日本ではこのプロジェクトを知らない人が数多くいます。
実際にイエロードッグプロジェクトに参加中の犬がいても、それを見た人がプロジェクトの存在を知らなければ「ただ黄色いリボンをつけている犬」としか思われず、それでは意味がありません。
これは、犬を飼っている人も飼っていない人も同様です。
人と犬が暮らしやすい社会のためにも、みなさんの口コミで、イエロードッグプロジェクトを広げていきましょう!
(文・マルヤマ ミエコ)

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