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3年間使ってわかった!「業務用キッチン」の長所と短所【なんでも大家日記@世田谷】

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こんにちは、「なんでも大家」のアサクラです。
今日のお題は「業務用キッチン」です。
ひと昔前は「業務用キッチンはレストランの厨房に設置されるもの」というイメージが強かったのですが、最近では普通の住宅に導入する例も増えています。
業務用キッチンは、シンプルでムダのないデザインやステンレスならではの質感など、独特の魅力がありますが、実物を目にできるショールームも少なく、素人が家庭で使っても大丈夫なのかは不安なところだと思います。
そこで、賃貸の部屋や自室に業務用キッチンを設置し、およそ3年間使用してきたアサクラがその使い心地をリポートします。
特に、大手メーカーの家庭用キッチンとの違いを中心に見ていきたいと思います。

※ 【なんでも大家日記@世田谷】過去の記事を読む

■メリット1・ユニットの組み合わせでレイアウトしやすい!
そもそも僕が業務用キッチンを選んだのは、安っぽさを感じさせないステンレスの質感が気に入ったこともありますが、現実的な理由としてはキッチンを設置するL字型のスペースを有効活用するのに業務用キッチンがベストだったからです。

我が家では、コーナーの柱を避けるようにコンロと小さめの作業台、シンクと大きめの作業台(引出しつき)を組み合わせ、L字型に構成しました。
通常の家庭用キッチンだと、柱が邪魔をしてL字型のキッチンを配置するのが難しく、価格も高額になってしまいます。
それに対して、業務用キッチンはL字に配置しても価格は大差ありませんし、奥行きが通常のキッチンとくらべて狭めに作られているため、圧迫感のないキッチンレイアウトができます(この点についてはデメリットもありますので、後ほど説明します)。

うちで導入したのは「タニコー」製のオーソドックスな業務用キッチン。
気になるお値段ですが、うちで取った見積もり価格は以下のとおりでした。


ここに設置費、水栓と置き型コンロの費用などが加わります。
さすがに賃貸に入れるような最安値のグレードのキッチンとくらべるとやや高いのですが、通常の家庭用と比べれば十分に検討できる価格だと思います。
個人的にはリーズナブルと感じました。

■メリット2・シンクが深めなので、水はねを気にせず洗いものができて便利

さて、具体的に業務用キッチンの使い心地を見ていきましょう。
まず、大きな特徴として挙げられるのが「シンクの深さ」です。
家庭用においてはおよそ17cmの浅めシンクが主流となるなか、業務用キッチンは大きめ&深めの鍋などが洗いやすい21cmの深めシンクです。
実際に使用してみると、水はねが体にかかりにくく、じゃぶじゃぶ豪快に洗えるので気に入っています。
ですが、深めのシンクではどうしても前かがみの姿勢になるので、腰への負担はやや大きくなります。
腰痛持ちの方などは注意が必要かもしれません。

■デメリット1・奥行が浅めなので、収納には工夫が必要
キッチンの本体の奥行きが浅めなのも業務用キッチンの特徴です。
一般的なキッチンの奥行きは60~65cmくらいなのに対し、業務用キッチンは狭めの45cm。
先ほども書きましたが、うちのマンションのように限られたスペースにレイアウトするには優れています。
ですが、一般的なキッチンにくらべて引き出しの収納スペースの奥行が狭いのは不便です。

引き出しの内寸の奥行は30cm強。

タテだと入らない……
これだと、キッチン用品をタテに収めることは難しいです。

ヨコ向きに収めても、この程度ですから、収納力には欠けますね。
また、ステンレス製の引出しは閉めるたびに大きい音がするので、僕はクッション材を貼って音を抑えています。

最近流行りの「ゆっくり静かに閉じる引出し」のような繊細さは業務用キッチンには期待しないほうがいいですね。

■オープン収納をうまく活用できるかどうかがカギ
一般的に業務用キッチンは収納部にトビラや背板などがありません。
そのため、普通のキッチンでは棚に置けない電子レンジやミニ冷蔵庫を収納することができるのは便利です。
僕の部屋では、作業台の下にコンベクションオーブンを置いています。

またオープン収納では「なにをどこにしまったか」ひと目で見渡せる便利さがあるので、引出しをあちこち開けて探すようなことはありません。
裏を返すと、「見せる収納」とはいかないまでも、きちんと整理することが大事になります。
とくに、シンクやガスコンロの下は配管が丸見えなので、これが気になる方は要注意です。

また、収納スペースをうまく区分けするための整理棚などを工夫する必要があります。

うちの場合もホームセンターで購入した組み立て式の小棚を設置し、なるべくスペースを有効活用するようにしていますが、やはりL字のコーナーにあたる部分の使いにくさは否めません。

■ガスコンロも火力が強力な業務用がオススメ
通常の業務用キッチンには、ガスコンロが内蔵されていないため、自分で用意する必要があります。
やはりオススメは業務用ガスコンロとの組み合わせです。

火力が強力なのが一番の魅力。
最近の家庭用コンロはフライパンの温度が上がり過ぎると自動的に火を弱めたり止めたりする機能がありますが、業務用キッチンにはそれがありません。
フライパンから煙がたつまで熱し、一気に肉を焼くといった料理には業務用ガスコンロは欠かせません。

煙が上がるほど熱してお肉を焼くこともできます
そのぶん安全には気をつかう必要があり、天ぷらをよく作る方や高齢者の方は注意したほうがよいでしょう。
なお、魚焼きグリルは付属しません。

■カスタマイズで使いやすくするのも楽しい
以上のように良くも悪くもシンプルなのがウリの業務用キッチンですが、不便さを感じるところは自分なりにカスタマイズしてカバーすることをオススメします。

これはIKEAのステンレスポールを大工さんに取り付けてもらった例。
なにに使うかというと……

鍋フタ置きです。
うちでは写真のような鉄製の重い鍋を使っているので、鍋フタを安心して置ける場所ができて、非常に便利になりました。

また調理器具の収納も、IKEAのキッチングッズを設置して、引出しの入れにくさを補うようにしています。

シンクは深めですが、幅が60cmとやや狭めなので、三角コーナーを強力なマグネットフックで隣の冷蔵庫にくっつけ、浮かすように吊るしています。
これでかなり洗いものがしやすくなり、三角コーナーに水がかかることもなくなりカビも減りました。

いかがだったでしょうか?
実際に使ってみた素直な感想は、家庭用キッチンよりも「ムダな/便利な」機能がそぎ落とされている分だけ人を選ぶという印象ですが、僕自身はたいへん気に入って愛着もわいています。
これからキッチンをリフォームしようとお考えのみなさんは、ぜひ検討してみてください。

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