【マジかよ】レモンが「マフィアを誕生させた」との調査結果が発表される



マフィアといえば、映画『アンタッチャブル』で描かれたアル・カポネや『ゴッドファーザー』が有名である。そんなマフィアはイタリアのシチリア島が起源とされる犯罪組織だが、どのようにマフィアが誕生したかご存じだろうか!?

なんでも、ある大学の調査により「レモンがマフィアを誕生させた」との説が浮上し、話題を呼んでいるというのだ。

・マフィアの誕生にはレモンが関係!?
北アイルランドのクイーンズ大学ベルファストの研究チームが、英ケンブリッジ大学の学術誌『The Journal of Economic History』に、1881年~86年のシチリア文献の調査結果を掲載。それによると、同研究チームは「マフィアの誕生にレモンが関係しているのではないか」との結論に達したとのこと。

「どういうこと?」と疑問を抱く人もいるだろうが、ひと言でいうと「壊血病」が関係しているらしい。ちなみに、壊血病とは何人もの船乗りが命を落とすことになった恐ろしい病気である。

そんな病気をスコットランドのジェームズ・リンド医師が研究し、「原因はビタミンCの欠乏で、レモンやオレンジを食べれば予防できる」と18世紀に発表したのだ。そうと分かれば、当然ながらレモンやオレンジの需要は高まる

じゃあレモンが取れるのはどこかと言うと……その1つがシチリア島。つまり、レモンがシチリア島に利益をもたらすようになったのだとか。やがて……略奪者から農家を守るために後にマフィアとなる連中が現れ、農家と輸出業者の仲介役的なことも務めだし、権力と財力を握るようになったのではないかと調査結果をまとめている。

なお、マフィアが現れたのは19世紀後半だと考えられているそうだ。

・映画や海外ドラマでも効果的に使われているオレンジ
そういえば、オレンジは “暴力と死” を象徴する果物だと言われていて、映画『ゴッドファーザー』シリーズでも効果的に使われている。マフィアのドン、ヴィトー・コルレオーネが撃たれる時と息を引き取るシーン、そして5大ファミリーの会合にオレンジが登場しているのだ。

また、海外ドラマ『ブレイキング・バッド』でも、登場人物テッドが首を折る場面でテーブルのオレンジが床に落ちるシーンがあり、製作者が『ゴッドファーザー』のオマージュとしてオレンジを使ったのではないかと思われている。

もしかしたらオレンジが “暴力と死” を意味するのは、柑橘類がマフィアの誕生に関係しているから……かもしれない。

それにしても、壊血病の予防になり健康にも良いはずのレモンやオレンジなのに、暴力や死を象徴すると言われ、「マフィアの誕生に関係している説」まで飛び出すとは……なんだか皮肉な話である。

参照元:The Journal of Economic History(英語)
執筆:Nekolas
Photo:RocketNews24.

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