西川俊介&鈴木身来、「2.5次元の概念が変わる」ミュージカル『夢色キャスト』に注目

 ミュージカル劇団「夢色カンパニー」に脚本家としてスカウトされたプレイヤーが、7人のキャストとともに、劇団を盛り上げていく。イケメンに囲まれ、夢を叶えていくというシンデレラストーリーが楽しめる大人気アプリゲーム『夢色キャスト』を原作としたミュージカル・リズムステージ『夢色キャスト』が2月7日から上演される。公演に先立ち、主演を務める西川俊介と鈴木身来がインタビューに応じ、意気込みを語った。

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『手裏剣戦隊ニンニンジャー』でアカニンジャー役を務めた西川、そしてテレビドラマ『イタズラなKiss2~Love in Tokyo~』の桔梗幹役などで知られる鈴木。二人とも、実は2.5次元舞台への出演経験はほとんどない。それゆえ、本作への出演には、鈴木は「今までやってきた経験値とは全く変わるというところに戸惑いがありました」と明かし、西川も「不安な要素はいっぱいありました。しかも、主演というので、できるのかなって」と、稽古前には大きなプレッシャーがあったという。

特に、二人の課題は「ダンス」だそうで、西川にいたっては「『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に出演していたとき、それぞれのキャストがキャラクターソングを出すんですが、俺だけ出さなかった」というくらい歌に苦手意識があり、ダンスも「以前に出演した舞台で、俺のダンスが下手すぎて(そのシーンが)なくなった」という経験があるほど、不得手なのだという。

一方、鈴木も「ダンスはこれまで全くやってこなかった」と苦笑い。絶賛、稽古中だったインタビュー当時、二人は「めちゃくちゃ戦っている」と力を込めた。本作でのダンスはジャズダンスやヒップホップを組み合わせた動きになっているそう。ぜひとも、本番でどれほどの成長を遂げたのか楽しみにしてもらいたい。

また、本作にはゲーム原作ならではの難しさも。鈴木は「2.5次元舞台の場合、キャラクターができあがっているので、このキャラだったらこう動くだろうと外側からはめていき、その後で自分の内面を掘り下げていくことが多いと思います。でも、今回は、キャラありきではなく、自分の中から湧き上がってきた感情を大切にしています」と語る。そして、「2.5次元の概念が変わる作品になると思います。一つの作品として、“舞台化”ではなくオリジナルのミュージカルとして見にてきていただけたら」と自信ものぞかせた。

まずは「姿勢や歩き方から」を意識して役作りをしているという西川は、「僕が演じる響也という役はカリスマ性がある役。でも、カリスマ性ってなんだろうと思って、俺、辞書で調べたんです。そうしたら、うなずかないとか、説得力がある話し方とか書いてあって…」とチャーミングな一面も。そして、「今回は、歌やダンスなどの苦手なことにも挑戦しています。役者として、絶対にスキルアップできる作品になると思いますね」と本作への思いを語る。

さらに西川からは「俺は、“王子様”というタイプではないので、俺の王子様が見られるのはこの作品が最初で最後だと思います(笑)。人前で歌を歌うのも初めてですし、今後は絶対に歌わないと決めているので、そういうところも本作の見どころかもしれません(笑)」と驚きの宣言も聞かれた。貴重な生歌をお聞き逃しなく。(取材・文・写真:嶋田真己)

ミュージカル・リズムステージ『夢色キャスト』は、2月7日から11日にAiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。

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