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成功&失敗事例から学ぶICO参加法「ICOアナリスト」が教えるサルでもわかるICO講座

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1月に入って仮想通貨市場は大荒れ模様。昨年230万円をつけたビットコインは、ついに一時80万円割れまで急落! その影響で他のアルトコインも連れ安することに。そのなかで再び注目を集めているのが、次なる急騰コイン発掘の場であるICO市場だ。上場前の割安なコインをいち早く調達できるからにほかならないが、どうやって参加するものなのか? ICOで数多く入手してきた“ICOアナリスト”のkuni(@DTkabu)氏が、その参加方法と過去の成功&失敗事例を検証!

ICOアナリストのkuni(@DTkabu)と申します。「そもそもICOとは?」ということは、第1回の記事にくわしく書きましたので、今回は、ICOの成功事例や参加の仕方について解説していきたいと思います。

ICOはとてもリスクが高い投資商品ですが、それでも世界の投資家がこぞって投資するのには理由があります。それは、有望なコイン(トークン)を安く購入できる、ハイリターンが見込めるといったものでしょうか。

ICOはイーサリアム(ETH)をベースにした「ERC-20」という規格のコインを発行して資金調達するプロジェクトが多かったのですが、最近はネオ(NEO)をベースにしたコインも数多く発行されています。

そんなNEOは1月に入って2倍以上に上昇しましたが、ビットコイン(BTC)をはじめとした仮想通貨全体の大暴落を受けて年始よりも安い水準にまで落ち込んでしまいました。まだビットコインが下がると、“連れ安”する可能性もありますが、NEOベースのプロジェクトに興味を持つ投資家が増えているだけに、再び上昇に転じる日もそう遠くないと考えています。

◆ICOの参加方法

基本的にICOに参加するにはプロジェクトが受け付ける仮想通貨を保有する必要があります。

STEP1 取引所で仮想通貨を購入

多くのICOではビットコイン、ないしイーサリアムでの参加を募っています。一定のビットコインやイーサリアムを投資した見返りに、独自のトークンが配布されるのです。そのため、日本の取引所などでビットコインやイーサリアムを購入するのが最初のステップとなります。

なお、最近増えているNEOベースのトークンを発行するICOではNEOが必要になってきますが、残念ながら日本の取引所ではいまだ取り扱いがありませんので、海外の取引所でNEOを調達する必要が出てきます。

STEP2 自分のウォレット(wallet)に通貨を送る

最近では取引所から指定のアドレス(ICOプロジェクトが指定する仮想通貨の送付先)に直接送金してもOKというプロジェクトが増えてきましたが、「自分のウォレットから指定の仮想通貨を送金する」のが原則です。取引所で調達したビットコインやイーサリアムはいったん、自分のウォレットに送金しましょう。

STEP3 プロジェクトへの送金アドレスの確認

どの仮想通貨で送るかを確認してビットコインなら指定されたBTCアドレスへ、イーサリアムなら指定されたETHアドレス、NEOなら指定されたNEOアドレスへ送金しましょう。送金が終了したら、その時点でICOへの参加が完了したことになります。

自分のウォレットから送金する理由として、イーサリアム系トークンの場合、「スマートコントラクト」という技術によってプロジェクトが通貨を受け取ったら自動でトークンを返すという設定をしているケースがあります。

その際、自分のウォレットから送金せず、取引所から直接指定のアドレスに送ってしまうと、そのトークンに対応していないため(取引所に上場していないため、取引所のアドレスでは該当トークンが受け取れない)、トークンが消滅し、送った通貨も返ってこないという現象が起こります。これは各プロジェクトが注意喚起していますので注意しましょう!

◆ICOでよく出る用語

KYC/AML(Know Your Customer / Anti Money Laundering)

これは、投資家の個人情報をプロジェクトへ送る作業で、投資家として安全な人物かどうかをチェックする、また万が一のトラブル発生時に関係機関へプロジェクト側が個人情報を提出するために必要になります。文字通り、マネーロンダリングを目的とした投資は許されません。一般的には、パスポートと居住証明書を求められるケースが多いです。ICOへの参加を検討されている方は本人確認書類として、パスポートと、居住証明として国際免許証や銀行残高証明書をあらかじめ準備しておくことをおすすめします。

さて、なにやらとても面倒だなと思った方も多いかと思います。ただ、そんな手間をかけても一瞬で世界から100億円前後のお金が集まるプロジェクトすらあるのはなぜなのか?

それは他の金融商品では想像できないくらいのハイリターンが期待できるからなんです。莫大なリターンを生んだプロジェクトをいくつか挙げてみます。

◆ICOの成功事例

Neo(NEO) 2015-10-01 $0.032→$194.20+606875%

Spectrecoin(XSPEC)2016-11-20 $0.001→$6.43+643000%

Ethereum(ETH) 2014-07-22 $0.311→$1399.83+450106%

※ICO時の価格と2018年1月高値をベースに計算/チャートはcoinmarketcapより

ザザっと挙げてみた3つだけ見ても数年で4000-5000倍になっています。これは仮に当時1万円分購入後保有し続けていたら4000-5000万円の価値になっていたことになります。すごい夢がありますよね!

次にピックアップするのは、昨年ICOを実施して短期間で高騰したものです。

Qtum(QTUM)2017-03-12 $0.292→$101.26+34678%

Populous(PPT)2017-06-24 $0.278→$75.46+27143%

Neblio(NEBL)2017-08-06 $0.207→$63.41+30632%

OmiseGO(OMG)2017-07-15 $0.244→$27.31+11192%

※ICO時の価格と2018年1月高値を基準に算出/チャートはcoinmarketcapより

投資期間が1年未満の通貨で見ても有望なプロジェクトを買えていれば、半年で資産が100倍に増えるということが現実に起こりました。そのため、資金を出したいという投資家が増えて、昨年からICOのプロジェクト自体も急増しました。多くの投資家が“仮想通貨ドリーム”を掴もうと、ICOプロジェクトにお金をばら撒いたのです。

しかし、そんな有望なプロジェクトは実際には、ほんのひと握りで、怪しいプロジェクトや価値の上がらないコインがほとんどなわけです。

◆ICOの失敗事例

前回の記事でも書いたようにTezosは230億円ほどの資金を集めましたが、いまだに上場している取引所がないため、多くの投資家は換金することもできず、トークンも付与されず、ただただプロジェクトの進捗を待っています。

また、先日は米仮想通貨取引所ビットコネクト(今年1月に閉鎖)が発行するBCC(ビットコネクト・コイン)が一日で-93%安を記録する暴落もありました。貸し付け機能のあるBCCが「登録されていない有価証券」と見なされ、テキサス州証券取引委員会から1件、ノースカロライナ州国家安全保障局長官から1件ずつ、2件の休止および不服申請書を受け取ったことにより、取引所閉鎖となり、多くのビットコネクトホルダーにとって悪夢となる出来事が起こりました。

また、日本でも有名人を広告塔に起用したプロジェクトがいくつか発足していますが、注意が必要です。元々ICOに投資をしていた方ではなく、初心者からお金を集めようと、一攫千金を夢見る大衆層に馴染みのある有名人を起用するプロジェクトが増えている印象です。このように、有名人を起用して初心者から資金調達を行うといったプロジェクトも今後増えていく可能性があります。

こういったプロジェクトの参加は勢いで投資をするのではなく、自身で本当に魅力的なプロジェクトなのかどうか精査される視点を持つことをおすすめします。

◆「○○倍になる!」と言われるICOにはご注意を

どの投資商品でもそうですが、ICOは一人一人の自己責任・自己判断の上で購入をするものです。どんなに怪しいプロジェクトでも関係者が「現在プロダクトを開発中」と発信し続ければ、詐欺の立証は難しいでしょう。当たれば確かに想像を超えるパフォーマンスの資産になる可能性もあるわけですが、うまい話しや「○○倍になるよ!」と人づてに情報を聞いたらまずはご自身で調べてみましょう。

私自身、多くのプロジェクトに参加してきましたが、チーム側が「トークン価格は○倍になる!」と豪語してるプロジェクトほど怪しさが増します。もちろんマーケティング戦略を考え、通貨の価値をどのように上げるかは上場株式の株価対策同様、議論されているテーマなわけですが、株式の場合、株価対策の情報が一投資家に伝わることはまずありえません。

仮想通貨は比較的他の投資商品と比べてプロジェクトチームとの距離が近いため情報を掴むことができますが、価格について言及するプロジェクトには一度何を根拠に言えるのか確認してみるといいと思います。

今年もたくさんのプロジェクトがICOを行うと思います。定期的に私が経験したことをできるだけ噛み砕いて皆様にお伝えしていこうと思っていますので、是非ご自身の目で有望なプロジェクトを探すことに挑戦してみてください。

一度、有望銘柄を探し当てた時の興奮と熱狂を体験したらあなたもICO投資の虜になると思います。Twitterでは私が関わるプロジェクトや有望だと個人的に思うプロジェクトについても投稿してますので是非気軽にフォローしてみてください。

【ICOアナリスト kuni(@DTkabu)】

株で稼いだ1000万円を元手に’17年から仮想通貨投資を開始。同年6月からはICOに手を広げる。これまで精査したICOは250件以上。そのうちの1件、集合知とAIを活用した金融プロジェクト「Cindicator」ではアンバサダーに就任。「OmiseGO」のプロジェクトでは、日本人コミュニティーのマネージャーに指名される。さらにVR空間内での広告ネットワークを実現する「GazeCoin」のプロジェクトには唯一日本人としてアドバイザーとして参画。スイス発のデジタル金融サービスのプラットフォーム「SwissBorg」にもICOアナリストとして参画。ICO投資家でありながら、ICOのインサイダーとしても活躍


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