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中国がアフリカ連合に本部ビルを寄贈するも、盗聴・監視の告発…これは本当なの?

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Image: hfzimages/Shutterstock.com

ウソであると信じたい…。

中国政府がアフリカでの土木建設プロジェクトを積極的に支援しつつ、同地域での影響力拡大を狙っているのは周知の事実です。各所に橋を架け、インフラなどの整備を進めては、アフリカ諸国の歓心を買っているようですね。そして今回、中国は2億ドル(220億円)相当のアフリカ大陸の55か国が加盟するアフリカ連合(African Union)の本部を建設し、寄贈。これまでも、エチオピアの首都アディスアベバでアフリカ連合の中枢として用いられてきました。

ところが先月、「寄贈したビルは中国がアフリカ連合本部を自国の監視下に置くための陰謀だった」とフランスのLe Monde紙が告発。コトの発端は昨年1月、アフリカ連合の職員が、現地時間の深夜0時ごろから午前2時にかけて、コンピューターサーバの不審な動きを発見したことにさかのぼります。その後の調査の結果、アフリカ連合本部のシステムには、中国のエンジニアたちによってバックドアが仕掛けられ、あらゆる機密情報を入手可能な構造になっていたほか、ビル内の壁や机などからは盗聴装置が多数見つかったと報じられていますよ!

このような報道はバカげているばかりか、理解に苦しむものだ。まったくの事実無根であり、報道の意図を疑わざるを得ない。中国とアフリカの関係にヒビが生じることを狙ったものにすぎない

今回の告発を受け、中国政府の駐アフリカ連合大使のKuang Weilin氏はこのように反論しています。ほかのアフリカ連合諸国の代表も、同報道を非難するコメントを出しており、もしかすると、ただのセンセーショナルなフェイクニュースである可能性も否定はできません。

しかしながら、Le Monde紙は告発のなかで、中国政府が2012年から、サーバの異常が発見されるまでの5年間、アフリカ連合本部で討議されていた多くの機密情報をひそかに入手していたと指摘。こうしたアフリカ連合の甘い危機管理体制は、中国のみならず、ほかの国々からのスパイ活動に対しても脆弱である危険性が高いとまで報じていますね。いろんなところに秘密が筒抜け~みたいな、ずさんな状態ではないことを願うばかりです。

Image: Getty Images
Source: Le Monde, Reuters

Tom McKay - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

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