オードリー・若林の熱愛報道で女性たちが負った『低温やけど』とは?

grape

2018/2/5 12:00


南沢奈央との交際を宣言したオードリー・若林正恭(C)ORICON NewS inc.
 今年元日に報道されたオードリー・若林正恭と女優・南沢奈央の“熱愛”。人見知り、女性不信と公言する若林のその報道に、世間は予想以上の反応を示した。6日深夜に放送された『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)は、若林が熱愛を認めた回なのだが、インターネット上でラジオ放送と同内容を聴けるサービス「radiko.jp(ラジコ)」では、前回の昨年12月30日放送と比べてリスナーが約2倍に増加。さらにSNS上では、若林の熱愛にショックを受ける女性ユーザーが多数。これまで、“イケメン俳優”の結婚報道で「〇〇ショック」が巻き起こることはあったが、なぜ今回「若林ショック」が起こったのか?

◆ネガティブ男で人見知り だが潜在的な女性ファンは予想以上に多い

若林と言えば、過去に“ネガティブモンスター”と呼ばれたほどのネガティブ男で人見知り。2014年7月放送の『~オールナイトニッポン』でも、「あの頃は、番組で春日にだけピンマイクが付いていた。スタッフさんから『喋る時は春日さんに寄って下さい』と言われた」と自虐ネタを。当初、トークで前に出られないことについては「テレビに出始めは、スタッフさんも知らない人ばかりだったので萎縮していた」と自身を分析していた。

そんな若林のネガティブさは、2010年に放送された『踊る!さんま御殿!!』(日テレ系)でも確認できる。この時若林は、後に交際することになる南沢奈央と出逢うきっかけとなった日本テレビ系のバラエティ『1億3千万人のエピソードバラエティー コレってアリですか?』(2010~2011年)のメンバーたちとゲスト出演。南沢は、同番組のドラマ仕立ての再現VTRで、若林に抱きしめられるシーンがあったが、若林がディレクターに「やりたくない」と直訴していたのを見たと暴露した。これに若林は「女優さんを抱きしめるなんて遠い世界の話だった」「お茶の間の反感を買うんじゃないかと不安だった」とネガティブさ全開の言い訳をしている。

そして注目すべきは、同番組での加藤ローサのコメントだった。若林がデートであまり喋れずフラれたことがあると明かすと、加藤は「私、喋らない人がいいんですよ。分かりづらい人がすごく好きで。だから今度、若林さんと(もっと知るために)話したい」とラブコール(!?)。このように若林は、ネガティブながらも何故か嫌われにくい不思議な親しみやすさがあり、放っておけない雰囲気も持ち合わせていた。その一方で「目が笑ってない」「腹黒そう」など“邪悪”っぽさも指摘されており、SNSではそれも楽しまれてネタに。男性女性問わず共感を得られるキャラクター性で、若林を“若様”と呼ぶ熱狂的なファンも実は少なくないのだ。

◆女性不信と信じていたのに…突然の熱愛報道に「世間を欺いていた嘘つき!」

女性不信、ネガティブなイメージもよい意味で定着し、今や、テレビで観ない日がないほど人気者となった若林。「恋人なんているはずがない」と思われていた中での交際宣言に、世間を「あっ!」と驚かせた。もちろん、「若林でも女優とつきあえるんだ!?」と希望を持てた男性ユーザーもいただろうが、一方で女性ユーザーからは落胆の色を隠せないコメントが散見された。

また、1月22日放送のバラエティ番組『激レアさんを連れて来た』(テレビ朝日系)では、同局の弘中綾香アナウンサーから「人見知りだったとか、女の子苦手芸人とか言ってて、世間の見る目も変わって、してやったりって感じなんですか?」と厳しい追求が。続けて「世間を欺いてきた嘘つきです!」と、世の“若林ショック”を受ける女性の心を代弁し、糾弾された若林が「そういうつもりじゃない」と苦笑する一幕も放送された。

◆「どうでもいい」はずなのに心はモヤモヤ 心に潜んでいた若林への好意

では世間の女性ユーザーたちは、実際に若林の熱愛をどのように感じているのだろうか? SNSから彼女たちの声を拾っていこう。一番多かったのは「地味にショック」「普通にショック」「何気にショック」「どうでもいいけど割とショック」といったもの。ほか、「勝手に親近感を抱いていたのかもしれない」「ショックを受けてる自分に笑う」などがあり、「別に異性として好きじゃなかったのに、このショックは何?」と自問自答に発展するユーザーもいた。

普通、熱狂的ファンであれば、熱愛報道に大きな衝撃を受けたり、心が火だるまになって “やけど”状態になってしまうもの。だがSNSの声を分析すると、若林を好きか嫌いかで言うと“ありよりのあり”の“好き”であり、この寝耳に水の報道で「実は私、自分が思っているよりもずっと、若林のこと好きだったのかも…」と気付かされた”乙女”が多かった印象なのだ。

言ってみれば、“若林ショック”とは“低温やけど”のような状態。死には至らないがじわじわと効いてくる鈍い痛みであり、6日放送の『オールナイトニッポン』では、若林が「新聞の“熱愛”という報道に違和感。でも“平熱愛”って言葉はないし…」と発言。図らずも、この“平熱”というワードから“若林ショック”=“低温やけど”説が裏付けられる結果となっている。また、「いっそ嫌いになる!」というコメントも見当たらず、寧ろ祝福の声すら挙がっていることから、“炎上”というより、皆で焚き火を囲んで火の粉を浴びながら騒いでいるといった印象もある。“芸人の熱愛”が人気を左右することはほとんどないが、今回の“若林ショック”は、胸の奥深くに潜んでいた若林への好意を引き出す機会にもなり、若林にとってまさに「してやったり」の熱愛報道になったのかもしれない。

(文/衣輪晋一)

『記事提供:ORICON NEWS』

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