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「ヒトのクローンを作る理由はどこにもない」、中国で体細胞による初の“クローンサル”誕生

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 中華にちなみ「中中(チョンチョン)」「華華(ホワホワ)」と名付けられたサルの赤ちゃん2匹。クローン技術によって作り出された、元の個体と全く同じ遺伝子を持つサルだ。

クローンのサルを作ったのは中国科学院の研究チームで、アメリカの科学誌「セル」に発表した。蒲慕明所長は「クローン人間が目的ではない。クローンのサルを通じて人間の健康、医療に役立てるため」とコメントしている。

元となる遺伝情報は、カニクイザルの胎児の体細胞から取り出したもの。クローン技術には体細胞クローンと受精卵クローンがあるが、体細胞による移植のクローンは霊長類では初めてとなる。

現地メディアの取材に対し蒲慕明所長は「サルでクローンができるなら、ヒトでもクローンを作ることが可能」としたが、「ヒトのクローンを作る理由はどこにもないし、社会的倫理も許されない」と答えている。

これまで牛や豚など、20種以上の哺乳類の体細胞クローンが作られてきたが、今回なぜサルのクローンを作ったのか。科学ジャーナリストの寺門和夫氏によると「サルは人間と同じ霊長類のため、人間の病気の治療法を研究するための実験なのではないか」と考えられるという。ただし、「本当にサルのクローンがないと研究できないのかどうかは今後議論が必要」とした。

さらに、中国で進められている高度な研究が「ゲノム編集」。ゲノム編集は生物の遺伝子を自由に組み替え、新しい遺伝子に変えることができる技術のこと。元々は生まれてくる赤ちゃんの遺伝子異常を事前に修復し、先天異常が生まれてこないようにすることが目的で、世界中の科学者が注目している。

しかし、遺伝子の自由な組み換えが可能になると、容姿や運動能力、知能、健康面を優位な遺伝子に組み替えた「デザイナー・ベイビー」を生み出す研究が進む可能性もある。

『けやき坂アベニュー』(AbemaTV)に出演した国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏は「銀座に美容外科とか美容内科とか美容歯科がいっぱいあるが、そこに『ゲノム』が並ぶのか気になる。歯を白くするのと同じ気軽さで『今度生まれてくる子はどんな子がいいですか』って選ぶような」と今後の可能性にコメント。一方で「やっぱりみんな違う顔で、育つにつれて独特の輝きを持つのがいいんじゃないか」と見解を述べた。

(AbemaTV/『けやき坂アベニュー』より)

▼ 次回『けやき坂アベニュー』は2月4日(日)12時から!「AbemaNews」チャンネルにて放送

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