鬼さん来るよ!「脅しシツケ」がもたらす子どもへの副作用2つ

It Mama

2018/2/3 21:45

source:https://www.shutterstock.com

子どもに言うことをきかせたいとき、つい“効果テキメンな何か”に頼りたくなりますよね。

スマホアプリには、子どもが怖がる鬼やお化けなどから電話がかかってくるアプリがあるようで、ママ達の間では、子どもに「鬼から電話が来るよ!」と脅して、従わせるツールとして使われています。

でも、これって「鬼が怖いから」という理由で言うことを聞いているだけで、叱られている本当の理由は理解していないのです。

そこで今回は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が“子どもを怖がらせるシツケ”についてお話します。

立石美津子

▼脅しシツケがもたらす「副作用」2つ


(1)心が怯えてしまう…「トラウマを残す」可能性アリ

次のような言葉を言ってしまうことってありませんか?

・「早く寝ないとお化けが来るよ」
・「言うことをきかない子は、○○ちゃんのママにもらってもらうから」
・「オモチャをお片付けしないんだったら、幼稚園に行っている間に全部、捨てちゃうからね」

これらの言葉は先程ご紹介したアプリと全く同じで、脅していることに変わりはありません。子どもは恐ろしさのあまりに言うことをききますが、心が怯えてしまいます。

特に寝る前に「お化けが来るよ」なんて言われたら、夢に出てきてうなされるかもしれません。

実際に、寝る直前に考えていたことが、夢に出てきた経験はありませんか? そんな怖い夢を見てしまったら、以降必要以上に怖がりになってしまうかもしれません。

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(2)なぜダメなのか「真意」が伝わらない

体罰や脅しによるシツケをすると、子どもは次のようになります。

・「ママが怖いから言うことを聞こう」
・「叩かれるのが嫌だから言う通りにしよう」

こうなると“どうして、そのことがいけないことなのか”という真意が伝わりません。
(C)あべゆみこ

例えばスーパーで、鶏肉パックのラップ部分をブスブスと指で突いていたとしましょう。「お店の人に怒られちゃうよ」の注意の仕方だと、子どもは「お店の人にばれなければよい」と解釈してしまいます。

こんなときは「売り物はまだお金を払っていないのだから○○ちゃんのものではないの。それから、もし買ってきたものに人の指跡があったら嫌でしょ。だから商品は見ているだけにしようね」と、正しい理由を説明しましょう。

それから、このようなスーパーでのやり取りの時に「悪いことをしたらバチが当たるよ」とか「お巡りさんに捕まるよ」もお勧めできない伝え方です。

子どもに言うことをきかせようとして、つい起こりもしない脅し文句をつかってしまうことがあります。

しかし子どもも賢いですから、いずれそれが嘘であることがバレます。子ども騙しの変な脅しや嘘をつかないで、“なぜ、それをしてはならないのか”をしっかりと伝えましょう。

理由を説明されることで子どもも一人前扱いされるので、言うことを聞くようになります。そして、叱る人がいなくてもその行動をしなくなりますよ。

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【画像】
※ ARENA Creative / shutterstock
(2017年4月20日の記事を再掲載しています。)

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