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気を付けて!節分で子どもに起こる豆の事故

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2月3日は節分。節分といえば豆まきだが、豆を食べる際、喉につまらせてしまう子どもが多いと聞く。最悪、窒息の可能性もある豆のつまりを防ぐためにはどうしたらよいのだろうか?この時期だからこそ気を付けたい、対策について医師に聞いてみた。

■10歳以下の子どもがつまらせるものの8割以上が豆類!?

お話を伺ったのは、慶友銀座クリニックの大場俊彦先生。まずは、「食べたものがつまる」とはどういう状態なのか聞いてみた。

「口または鼻は、喉の奥へとつながっており、そこから肺へとつながる気管支と、胃につながる食道にわかれます。通常は鼻や口から吸った空気が気道(肺に通じる空気の通り道)に入り、呼吸ができます。また、口から食べたものは食道から胃に入り、栄養となります。食べたものが食道につまると『食道異物』、気管支につまると『気管支異物』となります。気道がつまると呼吸ができなくなることがあり、窒息する場合があります」(大場先生)

子どもの場合、硬貨やおもちゃを誤って飲み込んでしまい、「食道異物」となってしまう事故が多い。では、豆はどうしてつまりやすのだろうか?

「食べた豆は、通常食道に入りますが、歯が未発達な子供だと、うまくかみ砕けず、何かの拍子で気道にはいってしまうことがあります。ある研究では0歳から10歳までの子どもでは気管支異物の8割以上が豆類との報告があります。豆は時間がたつとふやけて、除去しにくくなります」(大場先生)

時間が経つと取り除くのが困難になるので、早急に対策または予防が必要となる。では、どうしたらよいのだろうか?

■親が気を付けるべき予防と対策

「特に2歳以下のこどもに気管支異物が多いことが報告されております。こどもは豆を口に入れて食べようとするだけでなく、鼻に入れてしまうこともあります。鼻の奥に入れて、何かの拍子にのどから気管支に入ってしまうことがあります。小学校に上がる前までは、こどもに豆(または豆状のもの)をあたえない、近くに置かないことです」(大場先生)

いくら「気を付けなさい」と言い聞かせても無理な場合もある。物理的に遠ざけることが、最も有効なようだ。では、目を離した隙に口や鼻に入れてしまい、つまらせてしまった場合はどうしたらよいのだろうか。

「全身麻酔で異物を除去する必要性がある場合があるので、開業医や中小規模の病院では施設状態や人員の関係で無理なことがあります。まずは大学病院レベルの大きな病院の耳鼻咽喉科に連絡して指示を仰いでください」(大場先生)

とりあえず近所の病院で……と思っていたのに断られてしまうと、時間のロスになってしまうことも。最初に大きな病院に連絡することがポイントのようだ。緊急時に備え、かかりつけ医だけでなく、一番近くにある大病院の電話番号などを控えておくとよいだろう。

なお、教えて!gooウォッチでは「節分の由来と豆まきの作法」というコラムも公開している。節分という行事そのものの理解を深めるためにこちらの記事も併せてチェックしてみては。

●専門家プロフィール:大場 俊彦
慶友銀座クリニック 院長。慶應義塾大学院医学研究科博士課程終了。(社)日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、米国耳鼻咽喉科頭頸部外科学会フェローなど。「いびき・睡眠時無呼吸治療」や「口臭外来」も行っている。

(酒井理恵)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)


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