
こんにちは、v i v o花本です。さて連載13回目となる今日は、鮭缶を使って伝統のビストロ料理『リエット』に挑戦です。缶詰で作るメリットは、サケを処理する手間が省けることと、
予め火が通っているので作る際の時短になることの2点です。
【家バルつまみ by vivo花本朗 #13】 王道ビストロ料理『リエット』『リエット』とは?
リエットはフランスのロワール地方で500年以上前から作られている郷土料理で、本来は豚肉を粗いペースト状にした保存食の一つです。パンに塗って食べるのが一般的で、ご存知の方も多いかも知れませんね。
本来は豚肉で作られますが、魚介を使用したリエットもフランスでは広く親しまれていて、その中でも最もポピュラーなのがサーモンを使ったものです。
5分でリエット、後は冷やすだけ

【材料】
鮭缶 1缶(180g)
無塩バター 30g
生クリーム 45g
塩コショウ 少々

今回は1番メジャーなこの鮭缶を使用しました。そして材料はたったこれだけです。では早速作っていきましょいう。
【作り方】
①フライパンにバターを入れ、溶けるまで熱します。

②溶けたら鮭缶投入。汁気は切らずに、汁もそのまま入れましょう。骨も食べられるレベルまでホロホロになっているのでそのままで大丈夫です。

③ほぐしながら加熱していき、鮭がほぐれたら生クリームを足します。

④塩コショウで味付けをして中火で1分程煮込めば完成です。どうですか?とっても簡単でしょ。(見た感じはあまり美しくありませんが……。)硬めの凝縮したリエットにしたければ煮込み時間を増やし、柔らかい仕上がりにしたい場合は、生クリームを入れた後の煮込み時間を短くすれば対応できます。

後は容器に入れて冷蔵庫へ。冷めたら完成です。
私たちのお店ではアイスクリームのようにディッシャーでくり抜いてカリカリに焼いたバゲットを添えて提供しています。
容器に入れたまま、朝はバターがわりにトーストした食パンに塗っても良いですし、夜はもちろんワインの当てとして最高です。
冷蔵庫で1週間は美味しく食べることが出来るので、ぜひお時間ある時に多めに作っていただいて、都度、楽しんでもらえると良いかと思います。
小皿にこんもり盛りつけてあげると、よりバルらしくなりますね。
では鮭缶リエット、ぜひお試しください。

vivo daily stand
フレンチデリとデイリーワインをメインに提供する一人でも気軽に使える地域密着型のバル。花本さんは中野本店でキッチンに立っています!レシピの質問も気軽にお店で花本さんに!
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