広瀬すずの出番激減、水子まで登場……自由すぎる問題作『anone』自己最低6.4%で“大コケ”のワケ

日刊サイゾー

2018/2/1 23:00


 万人受けは絶望的ともいえるクセの強さから、案の定、大コケしている広瀬すず主演『anone(あのね)』(日本テレビ系)。先月31日放送の第4話の平均視聴率は、過去最低の6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。初回の9.2%以降、右肩下がりが続いています。

初回は主人公・ハリカ(広瀬)の虐待エピソード、第2話は亜乃音(田中裕子)の悲しい身の上、第3話はドタバタ誘拐劇と、毎回、話の方向がコロコロと変わり、もはや面白いんだか面白くないんだか計れないうちに振り落とされそうな筆者ですが、第4話も必死であらすじを振り返ります。

※これまでのレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/anone

■ついに水子まで登場!


 亜乃音の1,000万円を持ち逃げしたるい子(小林聡美)は、1人暮らし中のアパートの畳に金をバラ撒き、その上に寝てスリスリ。そうこうしていると、るい子の部屋の前の住人だか、隣の住人だかに「金を貸している」という怪しい男が訪ねてきたりします。

明らかに1人暮らし用の狭いアパートですが、るい子の近くにはなぜか靴を履いた女子高生の姿が。るい子は高校時代、初体験で妊娠・流産を経験。そのとき、るい子の中で水子が実体化し、アオバ(蒔田彩珠)と名付け一緒に生活してきたといいます。はい、ついに幻覚的なキャラが出てきました。まだ開始5分ですが、今回も受け止められるか不安……。

流産後のるい子は、OLを経て、現在の夫(関幸司)と結婚し、出産。しかし、姑(高林由紀子)や息子の樹(武藤潤)とうまくいかず、るい子がリビングで倒れた際も、2人はるい子を跨いで外出するほどの関係に……。ついに半年前、樹に「お金稼いで、樹を迎えに行くから」と言い残し、家出したそうです。

そして、いざ手にした1,000万円を持って樹を迎えに行こうとしていたところで、ハリカと持本(阿部サダヲ)に見つかり、1,000万円を返却するよう迫られるるい子。しかし、隠し場所から金が消えていることに気付き、大慌て。どうやら、序盤で登場した怪しい男が、るい子の留守中に金を盗んだようです。

■不倫展開フラグ?


 途方に暮れたるい子は、夫たちが住む自宅に戻ると言い出します。が、持本がいきなり「あなたのことが好きなんです!」と告白。るい子はこれをスルーして自宅へ戻るも、夫から離婚届を突きつけられます。

最後の願いとして、樹と夕食を作りたいと懇願するるい子のため、嫌々ハンバーグ作りの手伝いを始める樹。しかし、4人分の夕食が出来上がった頃には、姑も夫も樹も外食へ出かけてしまい、結局、アオバと2人で食事を取ることに。アオバに「こっちにおいでよ」とあの世へ誘われるますが、「もうしばらく生きてみる」と自殺を留まり、1,000万円が返せない代わりに警察への自首を決意します。

一方、亜乃音は、15年前に家出したシングルマザーの娘・玲(江口のりこ)と再会。手土産のイチゴを渡す間もなく、玲に「私、再婚するんだ」「約束してくれるかなあ、二度と私たちに近づかないって」と、冷たくすごまれてしまいます。

ラストは、玲と息子が暮らすアパートから、なぜか妻子持ちの理市(瑛太)がひょっこり顔を出し、不倫をにおわせたところで第4話が終了です。

■これは一体……


 主演のはずの広瀬の登場シーンは申し訳程度で、るい子と水子による“あったかストーリー”が主だった第4話。今回でかなり耐性がつきましたから、最終回までにどんな突飛な展開がぶっこまれても、私は大丈夫! たぶん!

ただ、これまで散々、自分勝手に振る舞ってきたるい子が、なぜ突然「自首する」と言い出したのか、心の動きがイマイチ理解できない……。だって、初めて入ったカレー屋でメニューにない焼きうどんを平気で頼んだり、自分は“会社の倉庫に火をつけて5年も服役してた元犯罪者”と謎すぎる嘘をつく(あれ? 嘘ってことでいいんですよね?)女性ですよ? 自殺を覚悟した人間は、ここまでクレイジーになれるという演出でしょうか? ああ、もう何がなんだか……。

気になる伏線は多々あれど、一生懸命見ていると頭がとろけて「私は一体、何を見せられているのだろう……」という気分になってくる『anone』。最終回まで自分の体力が残っているか、心配です!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

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