最新ニュース、芸能、ネットの話題をまとめ読み

隅田美保、なぜ婚活がうまくいかない? ブログに綴られた“説明”に感じる面倒くささ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「以前も、話しましたが」アジアン・隅田美保
(隅田美保公式ブログ、1月27日)

2011年6月10日放送の『人志松本のゾッとする話』(フジテレビ系)に、アジアン・馬場園梓が出演した時のこと。馬場園は、“ゾッとするネタ”として、相方である隅田美保の話をあげていた。ハワイにロケに行った時、仕事を終えて疲れて寝たい馬場園に対し、海外でテンションの上がっている隅田が、「ねえねえ、男の人と付き合うってどんな感じなん?」「(経験がないのに)キスする時、うちは目を開けておきたい方やねん」と話しかけてきたとのこと。暗闇の中で携帯の光に照らされた顔が、『デスノート』(集英社)の死神みたいでゾっとしたと話して、笑いを誘っていた。

また『そうだ旅(どっか)行こう』(テレビ東京系)で、「美を磨く旅」と称して、アジアンと美容家・IKKOが新大久保の韓国コスメ店を訪れた際、女性器を引き締めるためのよもぎ蒸しのナプキンを店員から勧められると、馬場園は隅田に「そもそも、穴が開いてないんだから、使っても無駄」と、交際経験がないことをバカにするような発言をしていた。

オンナ芸人がブスやモテないネタで笑いを取るのは、よくあることではある。けれど、自分で自分をネタにして笑うことはあっても、相方が率先して言い出すケースはほとんどなく、私には馬場園が隅田をバカにしているように感じた。

なので、隅田が「ブスいじりのせいで、結婚できないのがイヤ」とブログで説明し、テレビに出るのを休むと宣言した時、いい判断だなと思った。オンナ芸人の中には、ブスやモテないネタを、“笑いを取るためのビジネス”と割り切れる人と、そうでない人がいる。隅田は割り切れないタイプのようだし、相方という年柄年中一緒にいる人に見下されていては、精神衛生上よくないと思ったわけだ。

あれから3年、隅田がテレビに帰ってきた。昨年12月に更新された、本人の公式ブログによると、「彼氏ができんへん事をお笑いのせいやと思ってたんですが どうやら全く関係ありませんでした」と、“現実”に気付いたようである(オンナ芸人でも、恋愛や結婚している人はたくさんいるわけで、そこに考えが及ばないあたり、案外視野が狭いと思われる)。

『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演し、めでたくテレビ復帰を果たした隅田が、1月27日に自身のブログを更新した。それを読んで、この人、面倒くさいと思った次第である。

「私の事を大事にしてくれる人(イケメン)」「サプライズとか好きな人」「家事が好きな人」といった隅田の結婚相手に求める条件に対して、面倒くささを感じたのではない。ブログが、オンナノコっぽい攻撃性とぼんやりした感じにあふれているのである。

オンナノコっぽい攻撃性とは、“本質とは関係ない妙なこだわり”、もしくは“潔癖さ”からくる攻撃性のことを指す。隅田のブログは割とケンカ腰で、「〇〇と報道されているが、真実ではない」ということが繰り返し書かれている。例えば、「世間の人らは、ずっと私がブスいじりが嫌で、テレビを休んでいると勘違いしているみたいですね」とか「ネットニュースは、実はブスいじりに病んでるとか、実はコンビ不仲とか、すぐ好き勝手なことを書く」といった具合だ。隅田は将来カフェを開きたいという夢があり、テレビに出ていない間、婚活と合わせてカフェでバイトをしていたそうだが、最新の日記には「以前も、話しましたが」と断りを入れた上で、「生活費稼ぎのために、ただカフェでアルバイトをやっていたと思われているようです」と皮肉まじりの口調で弁明をしている。

隅田は、間違った情報が流布されることに我慢がならないのかもしれない。しかし、その情報は果たして必要だろうか。大人の世界で重んじられるのは、結果である。隅田に「自分からテレビに出ない時期」があったのは事実で、結婚相手が見つかれば「めでたしめでたし」で終わる話だったのだ。婚活がうまくいっていない今、報道が正しくないという理由でいちいち訂正をしていると、結果が出ていないだけに「口うるさい」「プライドだけ高い」とくくられてしまい、損をするのがオチである。

また、カフェ開業に関しても、ぼんやりして夢見がちな部分が目立つ。隅田はカフェのオーナーになりたいのか、現場で店長として指揮を執りたいのか、それともおしゃれ空間で働くことにあこがれているのかが伝わってこないのである。

飲食業というのは大変厳しい世界で、店を立ち上げるより、キープする方が至難の技らしい。『有吉ゼミ』(日本テレビ系)には「芸能人の心配な店」というコーナーがあり、数々の芸能人経営の店が、高確率で潰れる確率を宣告されているが、それはつまり飲食業は芸能人のネームバリューと資金力だけでは持たないということだろう。隅田が付け焼刃的にバイトでコーヒーの淹れ方を学ぶより、そちらは経験の長い人に任せて、経営を勉強する方が現実的ではないだろうか。カフェ開業を夢見ているものの、資金難でどうにもならないイケメンを探せば、婚活も兼ねられるので一石二鳥である。もちろん、資金作りと宣伝のために、本業であるテレビも重要視すべきだろう。

世の中は、結果が全て。売れっこ芸人である隅田は、その意味をよく知る1人だろう。仕事のノウハウは、実は婚活にも有効である。ブログでいちいち説明せずに、頑張ってほしい。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

外部リンク(サイゾーウーマン)

関連ニュース

Yomerumoをフォローする

Yomerumoから人気記事をお知らせします!

Twitter

芸能ネタ最新記事

記事一覧

注目ニュース

> もっと見る


掲載情報の著作権はニュース提供元企業等またはGMOアドマーケティング株式会社に帰属します。記事の無断転用を禁じます。
すべての人にインターネット
関連サービス