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「いじめ動画」女子生徒の特定や誹謗中傷も 相次ぐ「ネット私刑」に批判の声

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(spukkato/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

19日、新潟の県立高校で、女子生徒が男子生徒に向かって物を投げつけたり、生理用品を貼り付けたりといった「いじめ動画」が、別の女子生徒によってインスタグラムに投稿され、ネット上で瞬く間に拡散された。

26日、新潟県教育委員会と同校の校長は記者会見を開き、女子生徒や全校生徒への聞き取り調査の結果などから「いじめ」と認定したうえで謝罪した。

■誹謗中傷と「特定」が相次ぐ


ネットに拡散されたことで、女子生徒に対する誹謗中傷が相次ぐ事態となっていた同問題。ネット上では、加害者である女子生徒の住所や本名といった個人情報までもが流出する事態となり、過激化をみせている。

産経新聞によれば、こういった個人情報などの「特定」や誹謗中傷により、女子生徒は恐怖を感じ、現在は授業を受けていない状況だという。

■「ネットリンチもいじめ」と批判の声


過激化する女子生徒に対する「晒し行為」について、「特定という名のいじめ」「ネットリンチ」と批判する意見があがっている。

・この女生徒が行った事はたとえ自覚がなくともイジメであることは確かだが、その女生徒の個人情報をネット上にさらしているのもイジメです。ネット上の私刑がドンドン当たり前になってきていて怖い

・ネットリンチもいじめなんだけど…こいつら同じことしてるって気付いてないの?

・無関係の第三者が私刑をするのが当たり前になってはいけない

・いじめを行うものと私刑を行うものやってる事はどちらも一緒 俺達はいい人、善だから向こうは悪いヤツ、悪だからなど関係ない 

■「自業自得」「因果応報」の声も


「私刑」「ネットリンチ」と叫ばれる一方で、「因果応報」「いじめたのだから、いじめられても文句は言えない」といった声が相次いでいる。

・自業自得過ぎる。他人にやるのは平気! だが、自分はやられたくない! そりゃ無理ってもんだ。なし崩しにしようとした学校側も含め全部身から出た錆で救いがない

・いじめ動画をネットに上げてるんだから、同じように顔・名前・住所の全てをネットにさらされていじめられるのは当たり前だよね。因果応報としか言いようがない

・いじめの抑止力になるなら、私刑もまたやむを得ないよ

・許されないことをしたんだから もっと制裁を受けるべき

■ネット私刑は仕方ない?


しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,353名に、名前や住所などの個人情報を特定や、誹謗中傷などの「ネット私刑」について調査したところ、3人に1人が「仕方ない」と回答した。

(©ニュースサイトしらべぇ)

とくに30代はネット黎明期を経験していることから「インターネットは怖いもの」といった認識をもっている人は多いだろう。そのため「ネットで晒される=自業自得」といった厳しい意見をもっているのかもしれない。

しらべぇ既報によれば、およそ2人に1人が「いじめられた経験がある」と回答している。女子生徒へのネットリンチについて「自業自得」「苦しむべき」といった声があがる一つの理由には、「いじめを受けたつらさがわかるからこそ、加害者も味わうべき」という考えがあるのかもしれない。

一度拡散されてしまうと無限に増殖してしまうのがネットの恐怖。「許せない」という感情と「シェア」ボタンを押せば、自らも手を「ネット私刑」に加わってしまう。ネットリテラシーの問題を含め、その拡散を考え直す必要があるといえるだろう。

・合わせて読みたい→中学教師がツイッターで女子生徒を中傷 「あの体型でよく学校来れると思う」

(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名

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