レディー・ガガら“白いバラ”でセクハラ抗議 グラミー賞授賞式で

昨年の秋、ハリウッドの映画業界に長年にわたり性的暴力行為がはびこっていたことが多くの被害者達の勇気ある告白により判明。そこでセクハラ問題撲滅を目的とする運動“Time’s Up”が始まり、「映画業界以外の女性にも援助の手を差し伸べよう」と数百名の著名人が寄付などを要請し、問題解決に向けて尽力している。また音楽業界でもこの運動に賛同する人達が多く、今年のグラミー賞授賞式には多くのミュージシャンが“白いバラ”を持ち、あるいは身につけて登場。問題に真剣に取り組み解決に導こうという強い決意を表明した。

『Voices in Entertainment』なる団体がグラミー賞授賞式を前に複数の関係者やアーティストに文書を送付していたが、このように書かれていたという。

「“Time’s Up”運動にインスパイアされました。我々は28日にニューヨークで開催される『第60回グラミー賞』授賞式に白いバラを身につけて参加するよう、アーティスト達に呼びかけています。」

「白いバラを選んだのは、歴史的にそれが希望、平和、思いやり、そして抵抗を意味するものだからです。」

そして当日、レディー・ガガ、ケリー・クラークソン、リタ・オラといった人気アーティスト達が白いバラを持ち会場に登場。うちリタは、プレパーティにてこのように思いを語っている。

「白いバラは世界の様々な国において長年平和のシンボルでした。そして(セクハラ撲滅をめざし)団結することは、私にとっても重要なことなのです。」

「ハリウッドで起きていることへのサポートを表明するためにも、(白いバラを身につけて授賞式に参加するのは)良いことだと思ったのです。そういう気持ちをより明確に伝えることで、(セクハラ撲滅を達成する運動を)より援助することができる―そう信じ、白いバラを身につけたいと思いました。」

セクハラ被害を受けた多くの人々が、長いあいだ大きな心の傷と悲しみを胸に秘め苦悩してきた。しかし昨年秋には何人もの被害者らが「私も被害を受けました」と声をあげるようになり、加害者の名前や被害の内容を暴露するなどし大騒動が巻き起こった。それを受け謝罪する者もいれば、全てフェイクだと否定する者もいるが、「セクハラ・性的暴力を許さない」「口を閉ざし泣き寝入りはしない」という強い決意の表明で、エンタメ業界のみならず一般社会にも被害者の受けた苦しみがいかに大きいものかが伝わったはずだ。

画像は『Lady Gaga 2018年1月29日付Instagram「#Grammys #Fashion #Music !!!」「I’m so excited to be nominated twice tonight!」(Photography by @hannahkhymych)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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