「第39回ヨコハマ映画祭」池松壮亮が主演男優賞、蒼井優は2度目の主演女優賞に輝く

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2018/1/29 12:32

 俳優の池松壮亮と女優の蒼井優が28日、神奈川県・横浜にて開催された「第39回ヨコハマ映画祭」の表彰式に出席。池松は『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で主演男優賞に、蒼井は『彼女がその名を知らない鳥たち』で主演女優賞を受賞し、その喜びを語った。

【写真】「第39回ヨコハマ映画祭」表彰式の様子

池松は、3年前に映画『ぼくたちの家族』で助演男優賞を受賞し、今回と同じ石井裕也監督とタッグを組んでいた。「個人賞をいただけると思ってなかったし、この映画は市井に生きる人を描いているので、市民映画祭で主演男優賞は、大変嬉しいです」と喜びを語った池松。同作品は、作品賞、脚本賞、撮影賞に加え、共演の石橋静河が最優秀新人賞を受賞、5冠を達成している。

恋愛映画をあまり見てこなかったジャンルであることを明かしながら、池松は「人を好きになること、世界で起こっていること、全てが感情と結びついているのがすばらしいなと思って、台本を読み終わって最後のページを閉じたときに“僕ができるのは、これだ”と思った記憶があります」と新たな世界に共感したことを振り返っていた。

蒼井は、2007年に映画『フラガール』で主演女優賞を受賞しており、11年ぶりの同賞の栄冠に輝いた。この日は『フラガール』で監督を務めた李相日監督が特別にプレゼンターとして登場。蒼井は周辺のスタッフが11年前とほぼ変わっていないことに対して、「蒼井優という商品をあきらめずにずっと支えてくれたみなさんにとってこの賞は励みになると思いますし、私からお礼を伝えられることがとてもありがたいです」と感謝を伝えた。

『彼女がその名を知らない鳥たち』は、メガホンを取った白石和彌監督が監督賞、松坂桃李が助演男優賞を受賞。6年前に同映画祭の最優秀新人賞を受賞している松坂は、そのとき表彰式に出席できず悔やんでいたことを明かしながら「皆さんのおかげで、ここに立つことができて本当に嬉しいです」と喜びもひとしおの様子。一方で劇中の役柄のダメ男ぶりをプライベートでよくバッシングを受けていたことを明かし、「すごく嬉しいけど、面と向かって言われた分、自分の気持ちが沈むのがわかるんですよね…」などと漏らし、笑いを誘っていた。

「第39回ヨコハマ映画祭」受賞結果は以下の通り。

■作品賞
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』

■監督賞
白石和彌『彼女がその名を知らない鳥たち』『牝猫たち』

■森田芳光メモリアル新人監督賞
石川慶『愚行録』
森ガキ侑大『おじいちゃん、死んじゃったって。』

■脚本賞
石井裕也『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』

■撮影賞
鎌苅洋一『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』

■主演男優賞
池松壮亮『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』

■主演女優賞
蒼井優『彼女がその名を知らない鳥たち』

■助演男優賞
塩見三省『アウトレイジ 最終章』
松坂桃李『彼女がその名を知らない鳥たち』

■助演女優賞
臼田あさ美『愚行録』
松本若菜『愚行録』

■最優秀新人賞
石橋静河『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
岸井ゆきの『おじいちゃん、死んじゃったって。』

■審査員特別賞
ロマンポルノ・リブート・プロジェクト

■特別大賞
西田敏行

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