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高橋克典は渡辺謙に!? 演技なのに「本気で殴られた」俳優たち

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 映画やドラマなどで「本気で当たっているのでは?」と思うような、迫力のある殴り合いシーンにお目にかかることがある。もちろん基本的には殴ったように見せる演技なのだが、中には出演者が演技に入り込むあまり、本当に殴ってしまうケースも存在するようだ。

ドラマの中で、実際に殴られた経験を明かしたのは、俳優の山本耕史。2017年11月に『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演した際、「一番怖かった先輩」として、大先輩の佐藤B作の名前を挙げた。その理由として、まだ山本が20代の頃にドラマで佐藤と共演し、台本にはなかった2発のビンタを食らったエピソードを明かした。しかし山本は当時を振り返りながら、「貴重な体験ですよ」「こういう経験ができる世代で良かった」「今は良くも悪くも、みんな優しすぎるから」と、若手俳優にも全力の演技で向き合ってくれた先輩に感謝の言葉を述べていた。

続いて、世界的な名優に殴られた体験を明かしたのは、俳優の高橋克典。2014年10月放送の『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)に出演した高橋は、『新・仁義なき戦い/謀殺』(2003)で共演した渡辺謙に、本気で殴られたエピソードを語った。渡辺演じる武闘派極道のタバコに、弟分を演じる高橋が火をつけるシーンでのこと。本番で高橋が火をつけたとたん、渡辺は高橋のアゴに右ストレートをお見舞いしたという。これはリハーサルにはなかった渡辺のアドリブだったそうで、その後のシーンでも容赦ないパンチやキックを高橋に浴びせてきたと明かした。そんな渡辺のアドリブに、高橋は「なに急にマジで殴ってんだよ!」と心の中で怒りをおぼえたそうだが、その一方で渡辺の「一発本番」にかける役者魂を学んだと語った。

逆に女優相手にビンタを食らわせてしまったことを明かしたのは、若手俳優の染谷将太。染谷は主演映画『ヒミズ』の中で、女優の二階堂ふみと本気の取っ組み合いを披露。そのとき、染谷は二階堂の顔面を平手打ちしたという。染谷は同映画のインタビューの中で、そのときを振り返りながら、「あれだけ本気でやらせてくれる女優さんはなかなかいない」と二階堂を称賛。さらにビンタを食らわせたとき、二階堂が笑顔を見せたことに、「あそこであの笑いが出たのは役者としてすごいこと」と驚いていた。

ちなみに、映画やドラマの中ではないが、俳優の風間俊介は先輩を思いっきり殴ってしまったことを『TOKIOカケル』(フジテレビ系)の中で告白。風間がジャニーズJr.時代、TOKIOのステージに上がり、その中でふざけて先輩の城島茂をボコボコにするというくだりがあったという。本番前、緊張していた風間に、城島は「思いっきりやっていいからな」と温かい声をかけてくれた。それを真に受けた風間は、本番で城島のことを思いっきり殴ってしまったそうだ。

撮影に没頭し、役柄になりきるあまり、役者は「演技」ということを忘れてしまうのかもしれない。ふだん見ているドラマや映画の迫力のシーンにも、こういった“マジ殴り”シーンが含まれているかも!?


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