安倍晋三首相の「3選」を“熱狂的AKBファン”が後押し!? 「地方振興予算がAKBイベントに降ってくる……

日刊サイゾー

2018/1/28 21:00


 安倍晋三首相の3選が有力視される今年9月の自民党総裁選に、対抗馬として河野太郎外務大臣の出馬が取り沙汰されている。しかし、この動きに意外な人々が反発している。なんとAKB48の熱狂的ファンである自民党支持者が「反・河野」を掲げているというのだ。

安倍首相が昨年の内閣改造で麻生太郎副総理の派閥から大臣枠を減らしたことで、麻生副総理が次期総裁に推していると見られるのが河野外相。しかし、これにAKB48ファンが反発しているというのは、一体どういうことか。

「理由は単純。河野さんが、アイドル支援の費用削減を打ち出したからですよ。昨年、沖縄で開かれたAKB48のイベント『選抜総選挙』には、政府の沖縄振興予算から数千万円の補助を出していました。その沖縄振興予算は、県が自主的に使えるものが千数百億円もありますからね。県は『観光の閑散期に誘致できる』という名目でAKBに会場費などの助成をしたんですが、これを問題視したのが河野さん。『実際の効果は低い』と、支出の見直しを指摘したんです。でも、今年も継続なら2億円規模のAKB予算が出ると見込まれているので、AKBファンとしては、なんとしてもこれを推したいわけですよ」(政治ジャーナリスト)

AKBの熱狂的ファンの中には、人気投票の投票券や握手イベントの参加券が入るCDを大量買いするそこそこ裕福な個人層もいるが、一部で知られているのは、自民党にも献金をする企業の経営者など富裕層の支持者だ。昨年のAKB48選抜総選挙に数千万円を注ぎ込んで目当てのメンバーを応援したと言われている実業家たちは「影のAKBスポンサー」とまで呼ばれるほどだが、中には自民党の支持者がいて、そうした風向きが沖縄のみならず各地の観光予算をAKBグループに出させるロビー活動につながったというのである。

「そういう政治にも強いAKBファンからすれば、河野さんの指摘は邪魔以外の何物でもなく、そんな河野さんが次期首相候補となるならば、何がなんでも阻止すべきだとなるんです」(同)

ただ、実際のところ、現在の自民党主流派は安倍3選を強く推している。麻生副総理と対立関係にあるといわれる菅義偉官房長官がその筆頭で、1月15日のテレビ番組出演で、河野外相の出馬について「水を得た魚のような形で全力でやっているので、外相に専念したいのではないか」と釘を刺すような発言をし、安倍首相3選が望ましいかと聞かれ「はい」と明言した。

そのほか、総裁選には野田聖子総務相や石破茂元幹事長が出馬に意欲を示しているといわれ、岸田文雄政調会長を推す勢力もあるが、有力AKBファンからすれば、地方の振興予算がAKBのイベントに降ってくる現在の流れを推進してくれる政治家を応援したいところ。こうなってくると、逆に今後アイドルファンに媚びる政治家が出てきてもおかしくはなさそうだ。

前出ジャーナリストは「不倫でイメージダウンした今井絵理子が、アイドル予算の増額に動きたがっているというウワサがある」と言っているが……。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

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