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石丸幹二が3度目の主演に「演じることが快感」ミュージカル『ジキル&ハイド』製作発表

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石丸幹二が3度目の主演を務めるミュージカル『ジキル&ハイド』が、2018年3月から東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演される。本作の製作発表記者会見が1月24日(水)に都内にて行われ、抽選で選ばれた約200名のオーディエンスが見守る中、石丸のほか、笹本玲奈、宮澤エマ、田代万里生、畠中洋、花王おさむ、福井貴一、そして演出を務める山田和也が上演に向けて様々な思いを語った。

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会見に先立ち、カンパニーキャスト18名による劇中曲「嘘の仮面」が歌唱披露されると、迫力の歌声にオーディエンスから大きな拍手が沸き起こった。

本作は、イギリスの冒険小説家R・L・スティーブンソンが手がけた不朽の名作「ジキル博士とハイド氏」をベースに、人間が持つ内面の「表と裏」「光と影」を描いた人気ミュージカル。レスリー・ブリカッスが脚本と作詞を、フランク・ワイルドホーンが作曲を手がけている。日本では2001年に初演。時代によってキャストを変えながら17年目に渡り愛されてきた人気作品だ。

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2012年版、2016年版に続き、3度目のヘンリー・ジキル&エドワード・ハイド役を務める石丸は「(ジキルとハイドを)演じることが快感になってまいりました。人間誰しもネガティブな部分は持っていますが、それをリアルに表現できるハイドを演じている時が楽しいです。語弊があるかもしれませんけどね」と笑顔を浮かべる。今回の出演にあたり、石丸は台本を改めて最初から読み直したそう。その上で「まだまだ工夫ができるなと思いました」と、さらに本作の完成度を高めていこうとする強い意志を見せた。

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ジキル博士の婚約者・エマ役で2012年・2016年に出演した笹本は、今回ハイドに振り回される娼婦ルーシー役として出演する。「鹿賀丈史さん版の『ジキル&ハイド』を観た時に、いつかルーシー役をやりたいと思っていました」と語った笹本。「その後、エマ役をいただき、エマの目から見るこの作品の素晴らしさを知り、一生、石丸さんの奥さん役としてやっていこうと思っていたのですが(今回の上演にあたり)『ルーシー役はどうですか?』と言われ、嬉しさで舞い上がってしまい、エマ役をやっていた自分をすっかり忘れてしまいました(笑)!」とためらいなく口にすると、キャスト、観客共に大笑い。これに対し、石丸は「私の頭の中では玲奈ちゃんのエマがまだ残っています」と苦笑していた。

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今回のジキル博士の婚約者・エマ役を演じる宮澤は「“エマ役を演じる宮澤エマ”という台詞を口にする日がついに来た、と思っています」とにっこり。「歴史ある作品であり、様々な方がこの役をやってこられたと思いますが、私はこの役にまっさらな状態で挑みたいです。でも今は、これだけ完成されている作品の中にまっさらな状態で入ると、こんなにも圧倒されるものなのだなとびっくりしています。身が引き締まる思いです」と背筋を伸ばしていた。笹本も「先日行われた歌合わせの時、(宮澤)エマちゃんのエマが本当にエマでした!」と役名と本名が偶然同じ宮澤を大プッシュ。

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ジキル博士を支えるアターソン役を演じる田代は「僕がミュージカルデビューする1年前、偶然TVから流れてきた歌が『時が来た』でした。その時、何かピンとくるものがあったのか、自分で初めてチケットを買って観に行ったのが『ジキル&ハイド』だったんです」と本作との縁を語る。この作品に携わることになり、原作を読んだ田代はミュージカルとの違いについて「エマもルーシーも出てこないんです。そして、人はそんなに死なない(笑)。いかにミュージカル版が残酷でエンターテイメントな世界であるかが分かり、ある意味原作を超えているんじゃないかと思いました」と当時の驚きを説明。「前回、アターソン役をやった石川禅さんにいろいろ伺い、僕が知らないことをたくさん教えていただきました。これまでの伝統を受け継ぎつつ、新しいアターソンを演じたいです」と力を込めていた。

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石丸と同じく3度目のストライド役となる畠中は「ストライドはエマが好きでたまらなくて、勝手にジキルを恋敵に思っている男。嫌味しか言わないとても嫌な男なのですが、初めてストライド役を演じた時に山田さんに『狂犬』と言われました(笑)。今回も『狂犬』を貫いて演じていきたいです」と意気込んだ。

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花王も3度目の出演となる。ジキル家の執事プール役を演じる花王は「プールはジキルが子どもの頃からずっと仕えている執事なので、きっとジキルのおしめを替えてあげたのかな、とか芝居と違うことをつい考えてしまいます。そして実の息子ではないのですが、ジキルたちと家族のような気持ちでおります」と本物の執事のように語る。「不思議なもので、同じ脚本、同じ歌なのにキャストが変わるとまるで別の作品のように感じます」と、これから始まる稽古を楽しみにしているようだった。

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福井はエマの父親・ダンヴァース卿役を演じる。「本作はもちろん知っていたのですが・・・」と話し出した福井は「『ジキル』という語感からジキルの方が悪人で、逆に『ハイド』を善人だと思い込んでいたんです」と告白。そして「台本を読んだら逆だと分かり、とても驚きました」と笑いつつ、「僕が演じる役だけでなく、誰しも本音と嘘があるはずなので、その辺りをうまく演じていきたいです」と演じる際に注視したいポイントに触れていた。

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演出を務める山田は本作の魅力について「人間のネガディブな部分、憎悪、嫉妬、差別、侮蔑など、普段表に出さないことを出し、かつそれをドラマティックに描いています。その中で翻弄される人がいて、ひっくり返そうとする人もいる。その人間臭さが実におもしろいんです。これをストレートプレイでやろうとすると陰々滅々とした話になりそうですが、ワイルドホーンさんの実に見事な音楽によって作品全体が怪しくセクシー、そしてドラマティックなものになっています」と紹介し、3月からの公演に向けて期待を持たせていた。

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会見後半では、笹本が劇中歌「あんなひとが」を、そして石丸が「知りたい」を情感たっぷりに歌い上げ、観客から割れんばかりの拍手を送られていた。

ミュージカル『ジキル&ハイド』は、3月3日(土)から3月18日(日)まで、東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演される。その後、愛知、大阪を巡演。日程は以下のとおり。

【東京公演】3月3日(土)~3月18日(日) 東京国際フォーラム ホールC
【愛知公演】3月24日(土)・3月25日(日) 愛知県芸術劇場大ホール
【大阪公演】3月30日(金)~4月1日(日) 梅田芸術劇場 メインホール

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フォトセッション中、カメラマンの中にさりげなく紛れ込み参加する山田さん
「こちらにも目線を!」の声にキャストも観客も思わず笑顔

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)


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